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『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』(映画)ネタバレやあらすじは?タイトルの意味とは?

イタリアから抱腹絶倒モノのコメディ映画がやってきました!  

その名も、映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』。

題名からしておもしろそうですね。

この作品は「イタリア映画祭2017」で大好評だったということで、早速日本でも2018年5月26日から東京・渋谷のBunkamura ル・シネマほか全国公開されることになりました。

ということで、今回は映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』について、あらすじや見どころ、タイトルの意味について調べてみましたのでご紹介します。

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Contents

映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』あらすじ

ギリシャから始まった欧州の経済危機はイタリアの大学研究者の生活まで脅かすこととなり、大学の研究費が削られることになりました。

職を失った高学歴の研究者達は海外で職を探したり、または、アルバイトで食いつなぎの貧困生活をする者も続出するようになってしまったのです。

主人公の神経生物学者のピエトロもその一人、大学の研究所の仕事を失ってしまいました。

妻のために食器洗い機を買うお金もなくなってしまった彼は、同じく職を失ってしまった学者仲間を誘ってそれぞれの専門を生かし、合法ドラッグの製造、販売で儲けようとしたのです。

結局しくじり、逮捕され、刑務所生活を送ることになってしまいました。

そんなある日、ピエトロに思わぬチャンスがやってきます。

新しいタイプのドラッグの捜査に手を焼いていた警察はピエトロの頭脳を捜査に利用しようと考えたのです。

そこで、パオラ・コレッティ警部はピエトロの犯罪履歴を帳消しにするから捜査の協力をするよう持ちかけるのです。

ピエトロは、捜査に協力するには学者仲間の協力が必要だと言い、散らばっていた元グループメンバーを集め、今度は全員そろって事件解決にあたるのでした。

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映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』ネタバレ、見どころ

イタリア映画なので、あまりあらすじについての詳しい情報が少ないため、最後どうなるかというところまではわかりません。

この映画について、アメリカの大ヒットテレビシリー ズ『ブレイキング・バッド』のイタリア版という意見があるようです。

ただ単にそういう先入観をもって観てしまうと、面白いところを見逃してしまうかもしれません。

確かに、高学歴の化学者がその知識を利用して、ドラッグを製造し犯罪に手を染め一儲けしようというアイデアは似ております。

この映画では、どんな風に、色んな分野の学者たちがその専門知識を利用するのかが『ブレイキング・バッド』とは違う見どころではないでしょうか。

また、この映画は大学や研究所の研究費予算が年々厳しくなり、イタリアのみならず世界的にも才能や専門知識を利用するチャンスに恵まれずにいる高学歴者たちの現実を社会風刺した映画でもあります。

なんといっても、イタリア独特のユーモアセンス、ジェスチャーや表現は観ているだけでも楽しいですね。

映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』のタイトルの意味は?

実は、同作の前に日本未公開の映画『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』(2014年)そして、続編として、映画『いつだってやめられる 名誉学位』(2017年)が製作され『いつだってやめられる』シリーズとしてイタリアでは大人気のようです。

タイトルの『いつだってやめられる』というのは、自暴自棄になった状態をあらわしているのではないでしょうか。

また、「いつだってやめられる」どころか、実は否応なしに「やめさせられた」という残念な事実を皮肉っていて面白いですね。

前作の映画『いつだってやめらる 7人の危ない教授たち』は未公開イタリア映画の特集上映『Viva!イタリア vol.4』で2018年6月23日からヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開されます。

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映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』キャスト

さあ、どんなイタリア人俳優さんが出演するのでしょうか?

エドアルド・レオ

45歳、ローマ出身

エドアルド・レオは主人公のピエトロ・ズィンニを演じます。

ピエトロは神経生物学者、この間抜けな天才学者犯罪グループのリーダーとして活躍します。

エドアルド・レオは映画監督としても活躍しておりますが、俳優としては映画『おとなの事情』(2016年)で日本でもよく知られてますね。

ルイジ・ロ・カーショ

50歳、パレルモ出身

ルイジ・ロ・カーショはヴァルテル・メルクリオという工業化学者でピエトロのグループの邪魔をする敵として出演します。

ルイジ・ロ・カーショは映画『ぼくの瞳の光』で2001年のベネチア国際映画祭において男優賞を受賞し、その後も数々の作品に出演、最近は映画『人間の値打ち』(2016年)にも
出演するイタリアを代表する実力派俳優の一人です。

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まとめ

映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』について紹介させていただきましたがいかがでしたか?

高学歴の学者たちの厳しい現実をイタリア独特のユーモアで描いたこの作品は、大笑いしながらも、社会問題をちょっと考えさせられる映画ですね。

取りあえずは、この残念な天才学者さん達のちょっとお間抜けな奮闘ぶりで大爆笑してストレス発散というのはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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