映画マニア、管理人です。
管理人はよく海外の映画批評サイトの「Rotten Tomatoes」を見るのですが、そこで最高評価を受けている作品がありました。
レディバードという映画なのですが、管理人は不覚にも知りませんでした。
なので興味があるのでまとめてみようと思いました。
できればレディバードのネタバレ情報もあればいいなと思います。
今回紹介させて頂く作品は2016年に公開された「20センチュリー・ウーマン」などに出演し高い評価を受けている女優としても活躍しているグレタ・ガーウィグさんの初の単独監督作品です。
「レディ・バード」をご紹介させていただきますね。
グレタ・ガーウィグさんは元々は脚本家志望でありとても製作志向が高い女優さんです。
友人である監督のジョー・スワンバーグさんの作品「LOL」の端役で出演。また、脚本も手がけており、自身の主演作「フランシス・ハ」の脚本も務めています。
そんなグレタ・ガーウィグさんの監督デビュー作である今作「レディ・バード」をご紹介させていただきます。
Contents
「レディ・バード」ってどんな映画？あらすじやネタバレ！
今作の簡単なあらすじをご紹介させていただきます。
舞台は2002年のカリフォルニア州サクラメントに住むクリスティン（自称レディ・バード）は自身の両親とうまくいっておらず、都会の街へ出ることを夢見ている高校3年生。
レディ・バードは親友であるジュリーと授業の一環である観劇に行きそこでダニーという青年に出会い恋に落ちます。
しかし感謝祭の日にダニーの家族に招待され夕食会に行くのだが、そこでダニーが同性愛者である事がわかりレディ・バードはダニーに別れを告げます。
コーヒーショップでバイトをすることになったレディ・バードはミュージシャンであるカイルと出会い、親友であるジュリーとの仲が複雑になっていく中レディ・バードはカイルとの恋愛にのめり込むようになります。
両親との不仲、友人関係、恋愛、将来、いろんな問題に悩むレディ・バードのこれからの選択とは。
簡単なあらすじをご紹介させていただきました。
今作のストーリーは監督であるグレタさん自身の経験を映画にした作品となっており、誰しもが経験したことのある様々な状況に直面してゆくレディ・バードの青春時代を描いた青春映画となってます。
「レディ・バード」の見所とは？
主人公であるクリスティンは自称”レディ・バード”と名乗っている都会のNYに憧れている女の子であり、この表現は現実を変えたい、変わりたいという願望の表れだと解釈できます。
このストーリー、とても共感できる人達はたくさんおられると思います。
かという私も高校生の時は都会に憧れどういう風に暮らして行くか毎日考えながら日々を過ごしていました。
登場人物達の数々の問題やリアルな悩みに直面しどう立ち向かうか考えながら奮闘する様子は観てる側は共感や考えさせられる映画だと思います。
似たような設定だと2004年に公開されたリンジーローハン主演の「彼女は夢見るドラマクイーン」という映画も主人公であるメアリーは”ローラ”という名前を名乗りNYで成功するという夢を持った女子高生というストーリーで主役のリンジーローハンが破茶滅茶で可愛い映画です。
気になる方は是非調べてみてください。
また今作はRotten Tomatoesで最高評価を獲得しています。
Rotten Tomatoesとは海外ではとても有名なサイトでアメリカの映画批評家のレビューをまとめたサイトであり肯定的なレビューをFresh（新鮮なトマト）、否定的なレビューをRotten（腐ったトマト）として表示しております。
全米批評家の評価を統合して、評価対象の映画がFreshかRottenかを示しています。
ただこのサイトでは肯定or否定しかなく絶賛まではないが面白いという評価でも肯定に入るため結果だけ見ると極端な結果になるのが注意です。
今までで最高評価を記録したのは、163人の批評家がすべてFresh評価を与えた「トイ・ストーリー2」だったが、今作の「レディ・バード」では164人目の批評家がFresh評価を与えサイト史上最高評価となりました。
また興行面でも上映館が少ないにも関わらず役1,100万ドル（約12億円）を突破という大ヒットを記録してます。
「レディ・バード」のキャストは？
今作での主要キャストをご紹介させていただきます。
キャストによって作品の良し悪しは変わりますからね。
シアーシャ・ローナン（レディ・バード役）
生年月日は1994年4月12日生まれの23歳でアイルランド出身の女優さんです。
「ラブリーボーン」や「ハンナ」など多くの映画の主演に抜擢され2007年に公開された「つぐない」では13歳という若さでアカデミー助演女優賞にノミネートされました。
シンガー・ソングライターであるエド・シーランの「ゴールウェイ・ガール」のミュージックビデオにも出演されてます！
今作では主人公のレディ・バード役に抜擢され高い評価を受けています。
ルーカス・ヘッジズ（ダニー役）
生年月日は1996年12月12日生まれの21歳でアメリカ出身の俳優さんです。
脚本家・監督であるピーター・ヘッジスさんと女優であるスーザン・ブルースさんとの間に生まれます。
2016年に公開された俳優であるマット・デイモンさんが製作に加わったケネス・ロナーガンさん監督作品「マンチェスター・バイ・ザ・シー 」に出演しており全米映画俳優組合賞助演男優賞やアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。
今作ではレディ・バードの元恋人で同性愛者であることについて悩んでいる高校生を演じています。
ビーニー・フェルドスタイン（ジュリー役）
生年月日は1993年6月28日生まれの24歳の女優さんで「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などで有名なジョナ・ヒルさんの妹です。
ザック・エフロンさん主演映画「ネイバーズ」の続編にクロエ・モレッツさんと一緒に出演されてます。
今作ではレディ・バードの親友役として出演されます。
ティモシー・シャラメ（カイル役）
生年月日は1995年12月27日生まれの21歳でアメリカ出身の俳優さんです。
父はフランス人で母がユダヤ系アメリカ人姉も女優さんとして活躍されてます。
幼い時から様々なコマーシャルに出演しており2008年に短編映画デビューを果たし2009年にはテレビドラマなどにも出演しました。
2017年にアメリカで公開された「君の名前で僕を呼んで」ではアーミー・ハマーと共演しており主演男優賞など様々な賞を受賞しています。
日本では2018年に公開される予定で今注目の若手俳優さんです。
今作ではレディ・バードがバイト先で出会うミュージシャンの役で出演されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全国上映に先駆けて行われたテルライド映画祭やトロント国際映画祭でもスタンディングオベーションが起こったといわれている今作、日本上映が楽しみです！
残念ながら日本語訳のはまだないのですが、トレーラーを貼っておきます。
今回ご紹介させていただいた「レディ・バード」は日本では詳しい日付は発表されておらず2018年に公開される予定です。
公開日が公表されればまた更新したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す