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万引き家族|海外の反応やラストで亜紀が戻る理由も考察!なぜアメリカで評価が高い?

2018年公開の映画『万引き家族』は、『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』など家族ものを多く作られている是枝裕和監督の作品です。

タイトル通り、貧困のため家族ぐるみで万引きをして暮らす一家の物語です。

そのタイトルとセンセーショナルなストーリーでとても話題になりましたね。

ここでは海外での反応やラストで亜紀が戻る理由等を考察していきたいと思います。

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Contents

「亜紀」の役どころは?ラストで亜紀が戻る理由とは?

物語では亜紀が誰もいなくなった我が家に一人戻るシーンが印象的ですね。

なぜ亜紀は家に戻ったのでしょうか?

ここでは亜紀の人物像や、家に戻った理由等について自分なりに考察していきたいと思います。

万引き家族「亜紀」ってどんな役?

亜紀を演じているのは女優の松岡茉優さんです。

名前松岡茉優
出身東京都
生年月日1995年2月16日
経歴「万引き家族」にて優秀助演女優賞を受賞

とてもかわいらしい女優さんですよね。

しかし今回の役どころでなんと胸を露わにする体当たり演技をされています。

この映画への意気込みを感じますね!

家族みんなが万引きをする中で唯一亜紀だけは万引きをしていません。

亜紀は「さやか」という源氏名を使い、風俗(JK見学店)でバイトをしています。

実は血のつながった本当の両親がいますが、必要とされておらず離れて暮らしています。

自分とは違い両親のもとで大切にされている妹「さやか」の名前を源氏名に選ぶなど、少し陰のある難しい役どころですね。

なんで亜紀は戻ってきた?

一家が離散し、誰もいなくなってしまった柴田家に亜紀だけが戻ってきます。

切ないシーンですよね。

みんなが前を向いて新たな道へ進んでいく中で亜紀だけはひとり前に進めず、柴田家にすがりたかったのかもしれません。

自分を必要としない血のつながった家族よりも、たとえ偽りでも絆の強い柴田家のほうが亜紀にとっては本当の家族だったのではないでしょうか。

誰もいなくなってしまっても思い出の詰まった家に住み続けたかったのかもしれません。

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海外の反応は?

『万引き家族』は第71回カンヌ映画祭にて最高賞パルムドールを受賞しています。
これは日本の映画では1997年公開の『うなぎ』以来、実に21年ぶりの快挙だそうです。

海外でも高く評価されているのですね。

公式上映後のスタンディングオベーションは実に9分間にもおよび、なかなか拍手は収まらなかったようです。

審査員長のケイト・ブランシェットは、受賞の理由について「演技、監督、撮影など全てにおいて素晴らしかった」と大絶賛。

すごいっ。

ベタ褒めですね!!

また、ケイトは信代役を演じる安藤サクラさんの「泣き」の演技も高く評価していました。

「今後、私も含めて審査員を務めた俳優が彼女と同じ泣きの演技をしていたら、マネしたなと思ってください」と言わしめるほど。

『万引き家族』の快進撃はこれだけにとどまらず、数多くの賞を受賞しました。

アカデミー賞の外国映画賞ノミネートという評価も受け、英語圏の国では『Shoplifters』というタイトルで公開されました。

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なぜアメリカで評価が高い?

日本のみならず海外からも評価されている『万引き家族』ですが、とりわけアメリカから反響があるようです。

プロの映画評論家による辛口の映画レビューをまとめたアメリカのサイト「ロッテントマト」では実に批評家の99%が高く評価しています。

厳しい辛口レビューで有名なサイトですので、この数値は驚くべき結果です!

様々なシーンがあげられる中で、よく取りざたされているのが映画のラストです。

登場人物の最後をはっきりとは描かず、観ている人の想像に任せる展開となっていますが、この終わらせ方が評論家のみならず一般の観客からも好評だったようです。

また、当時のアメリカ大統領であるオバマ氏が自身のFacebookで定期的に発表していた「お気に入りリスト」に、『万引き家族』が日本作品で唯一選ばれたことも脚光を浴びた要因ではないでしょうか。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

家に一人戻ってしまった亜紀のその後は書かれていないのでどうなったのかはわかりませんがどうか幸せになっていて欲しいですね。

日本のみならず海外からも大反響があった『万引き家族』。

もう一度じっくりと鑑賞してみたいと思いました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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