世界的なベストセラー児童小説「ワンダー」(R・J・パラシオ)を原作として
製作された映画『ワンダー 君は太陽』は障害をもつ一人の少年と彼の家族が外見に対する差別や
偏見に立ち向かう姿を描いた感動的な映画です。
日本での公開が6月15日と決まりましたので早速、
今回は映画『ワンダー 君は太陽』のあらすじキャストについて調べてみましたのでご紹介します。
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映画『ワンダー 君は太陽』あらすじ
オーガスト(オギー)・プルマンは10歳、「スター・ウォーズ」と科学が大好きな少年です。
将来の夢は宇宙飛行士という、ごく普通の男の子です。
しかし、彼はトリーチャーコリンズ症候群という生まれつき顔が変形してしまった難病の為、
27回も手術をし、入退院を繰り返しながら、ホームスクールで勉強をしていたので、
学校には通ったことがありませんでした。
そんな10歳になるオギ―を両親は学校に通わせる決心をするのです。
しかしそれは、オギ―にとっても彼の家族にとっても過酷な試練となるのです。
映画『ワンダー 君は太陽』ネタバレ、みどころ
病気のために、特別な顔を持ったオギ―は残念ながら心無い小学生達のイジメの対象になってしまいます。
いくら、想定していたにしても、やはり、10歳のオギ―にとってはそれはかなり残酷なことでしたし、
傷つくオギ―を支える家族にとっても辛い事でした。
それでも、持ち前の明るい性格で頑張るオギ―、次第に友人もできるのですが、ある日、
信頼していた友人の一人、ジャックが、オギーの顔について、
他の子供に陰口をいっているのを聞いてしまったオギ―は今まで以上に傷つき、心を閉ざしてしまうのです。
https://twitter.com/Wonder_movie_jp/status/989066690695782400
しかし、ジャックは自分の言葉でオギ―を深く傷つけてしまった事を知り、深く反省し、オギ―を守るために、
いじめっ子たちとケンカをしたり、オギ―に謝ることで、再び二人は仲を取り戻し、学校の科学プロジェクトコンテストで優勝します。
その後、いじめっ子の親はオギ―が学校に来ることは他の子供たちにとってショックが強過ぎると学校に抗議するのです。
でも、学校側はその抗議を認めず、その親は自分の子供を転校させようとするのですが、
いじめっ子はオギ―をいじめた事を認め、オギ―に謝り、オギ―の新しい友達となるのです。
こうして、オギ―の優しさ思いやりそして太陽のような明るい性格が回りの者の心を変えて行くのです。
そして、卒業式で、オギ―は一年間の彼の学業や友情への努力に対して、
特別な賞を受賞し出席者全員の拍手で祝福されるのでした。
見どころとしては、10歳の少年が自分の人生に与えられたとっても不公平な試練に立ち向かう姿はもちろんですが、
オギ―の家族の気持ち、特に親の関心が弟にばかり行ってしまう姉の気持ちについての描写も見逃せません。
映画『ワンダー 君は太陽』のキャストがすごい!!
この作品はキャストもすごいですよ!
ジェイコブ・トレンブレイ (11歳、カナダ出身)
主人公のオーガスト(オギー)・プルマンは ジェイコブ・トレンブレイが特殊メイクを施して演じます。
https://twitter.com/WonderTheMovie/status/950795751512141824
Getting to know @WonderTheMovie star @JacobTremblay, who is nominated for Best Young Performer at the @CriticsChoice Awards. #criticschoice #wondermovie pic.twitter.com/eUMvNUXi2V
— Sam Rubin (@SamOnTV) January 11, 2018
ジェイコブ君はアカデミー賞をはじめ世界で様々な賞を受賞またはノミネートされた映画『ルーム』(2015年)で天才子役として一躍注目をあびるようになり、今後の活躍が期待される子役俳優のひとりです。
今回ではかなりの難役をどうこなすか楽しみです。
ジュリア・ロバーツ (50歳、ジョージア州出身)
オギーの母親、イザベル・プルマン 役 はなんと、ジュリア・ロバーツです。
今回は障害を持った子供の献身的な母親役を演じます。
https://twitter.com/Wonder_movie_jp/status/982453030388813825
ジュリア・ロバーツと言えば誰もが知るハリウッドの大女優ですね。映画『エリン・ブロコビッチ』(2001年)ではアカデミー賞主演女優賞を受賞してます。
いつまでも変わらずに美しく若いジュリアですが、50歳になるのですね。
オーウェン・ウィルソン (49歳、テキサス州出身)
ネート・プルマン 、 オギーの父親を演じるのはオーウェン・ウィルソンです。
ハンサムだけど、とぼけたコメディー役のイメージが強いオーウェンですが、今回は今までとはちょっとちがう、感動的なドラマに挑戦です。
https://twitter.com/Wonder_movie_jp/status/987254722947149824
息子の障害を受け入れ、一緒に立ち向かい、それでも悲観的にならずに温かくオギ―を見守る優しくおもしろく、
頼りになる父親という難しい役どころをどう演じるのかが見どころです。
ユーモアたっぷりでかっこいいお父さんという点ではオーウェンにぴったりだと思います。
また、オーウェンがこの作品の父親役を演じることで、作品全体があまり重くなり過ぎず、
良いバランスになるのではないでしょうか。
まとめ
今回は映画『ワンダー君は太陽』について紹介いたしましたが、いかがでしたか?
この話はフィクションですから、だいぶ理想的な感動映画になっております。
しかし、少なくても、世の中には色んな人が色んな病気と闘って、色んな困難を抱えているという現実、
そして、外見にとらわれず、本質を見ることの大切さを一人でも多くの人に理解してもらうという意味では是非観てもらいたい映画です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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