『ファンタスティックビースト 魔法使いの旅』は2016年に公開され、すでにシリーズ化の発表がされています。
物語の舞台はハリー・ポッターシリーズよりも前の時代でハリポタシリーズはイギリスが舞台でしたが、今回はニューヨークです。
監督はハリーポッターの後半で監督を務めたディヴィッド・イェーツ、さらに今回は脚本から作者であるJKローリングが参加しています。
やはり世界的にも有名となったハリーポッターシリーズのスピンオフみたいなイメージなのですが、かなり面白そうですよね。
そこでファンタスティックビースト 魔法使いの旅の感想や考察なども含めネタバレしてみました。
Contents
『ファンタスティックビースト 魔法使いの旅』の感想!
物語はイギリスからニューヨークへ渡ってきた主人公ニュート・スキャマンダーが自身のスーツケースに入れていた魔法動物を逃がしてしまうことで進んでいきます。
逃げた魔法動物とは?
彼は魔法使いで魔法動物学者であり、魔法動物の保護と調査のため世界中を回っていた。
ここら辺はハリーポッターとは全く設定がちがいますね。
魔法が使えない人間【ノーマジ】(ハリポタシリーズではマグルと呼んだ)にひょんなことで魔法の存在を知られてしまいます。
ハリーポッターの場合は基本的に人間とは隔離させられた世界で展開されますからね。
その場面を闇払いの魔女ティナが目撃していたことにより彼女にアメリカ合衆国魔法議会に連れていかれてしまいます。
彼のスーツケースはノーマジのと入れ替わってしまっており、魔法動物が逃げてしまう。
逃げた動物が主人公を翻弄する?
さらには逃げた動物がノーマジを噛み、治療のためかれらはティナの家に行く。
逃げた動物たちを捕まえようと2人と彼女の妹、さらに魔法の存在をしってしまったノーマジは行動する。
ニュートたちは自分の魔法で中が拡張されたスーツケースに入る。
ここらへんはハリーポッターの世界観ですね。
ハリーポッターのあるシーンで小さいテントかとおもったら、入るとメッチャ広いホテル並の空間だったシーンを思い出します。
そこには魔力をコントロールすることができない魔法使いの子どもの内に潜む暗く破壊的な寄生物であるオブスキュラスがいた。
このオブスキュラスというのは魔法を使える子供たちが魔法を使うことが出来ない抑圧された心で生成される力が具現化されたものです。
暴力や苦悩に満ちた苦しみなどが体内から放出されることで発生する。
ディメンターに似たような雰囲気はありますね。
オブスキュラスに苦しむ者が10歳を越えて生きられることはめったになく、ニュートはこれを亡くなってしまった少女から引き抜き自身のスーツケースに保管していた。
逃げた生物3匹のうち2匹を捕まえたところで全員がスーツケースに入っていたところを、ティナは魔法議会にもっていく。
議員はニュートが動物たちで上院議員殺しを行ったとして逮捕する。
疑いを晴らすために!
さらに魔法保安局長官パーシバル・グレイブスはニュートを悪名高い闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドと共謀していると断罪する。
ニュートとさらに共謀としてティナは死刑になるところを妹とノーマジに助けられ、残りの1匹をつかまえる。
一方街では道路や建物がいきなり破壊されるという事件が頻繁におこっていた。
これはオブスキュラスによるものだとグレイブスという男は確信しており、施設にいるある少女に目をつけていた。
実際にはその義理兄の男の子にオブスキュラスはついており、彼は年齢的に対象外だったのだが彼の魔力が強すぎるためにオブスキュラスに寄生されても存命していたのだ。
彼が怒ったことによりオブスキュラスを街に放ち、街は混乱する。
グレイブスと男の子が地下トンネルにいることろにニュートとティナがかけつける。
ティナと男の子は知り合いで、彼女は男の子に落ち着くよう話しかけるがグレイブスが自分の言うことをきくように詰め寄る。
そこに議長と闇払いたちが駆け付け、議長は街を守るため男の子を処刑することにきめた。
闇払いたちは成功したようにおもえるが、オブスキュラスのかけらが窓から出ていくシーンがある。
グレイブスという男は変装したゲラード・グリデンバルドだった。
この男はハリポタシリーズで恐れられていたヴォルデモートが出現するまでは最も強力だったといわれる闇の魔法使いである。(ジョニーデップが演じている)
解決した?
その後、ぐちゃぐちゃになった街を魔法で修復していき、魔法の雨を降らせノーマジたちの記憶を消していく。
平和が戻り、ニュートはニューヨークを離れる。
その際ニュートは本が書き終わったら再びティナに会いにくると約束していった。
感想
ハリポタシリーズとはつながっているようでまったく内容が違うのでハリポタを見ていない人、読んでない人でも新たに楽しめる作品。
ストーリーはリズムよくスムーズに進んでいくので夢中になりあっという間に終わり、見終わった後にすっきり感があるが、登場人物が多いため(ハリポタもそうだが)覚えるのには向いていない。
また最後にオブスキュラスのかけらが窓から出ていくシーンはよく見ていないと気付かないかもしれない。(一緒にみた友人は気づいていなかった)
しかし内容的にはとても充実していたように感じる。
ハリポタシリーズが大好きな私にとっては「こことここがつながっていて~」など細かいつながりを楽しめた。
つまりハリーポッターに詳しい人であれば考察することができるのでやはりハリーポッターは見ておいたほうがよいかなと思いました。
4DXも映像がかなり迫力あるため遊園地のように動きが大きく、多いと感じました。
なかなかスピード感のある映画ですので、なかなか1回では良くわからないかもしれませんので何回かみるのがお勧めです。
ハリポタシリーズは本が先でしたが、こちらは映画が先だったので本も読んでみたいと思います。
まとめ
いくつか箇条書きにまとめてみます。
・主人公の連れている魔法動物がかわいい
・内容にスピード感があり飽きない
・その分細かいところは見落としてしまう、または忘れる
・ハリポタを見ていなくても楽しめるが、見ているともっと楽しめる
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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