この10年ほどで急速に普及した「スマホ」。
それはLINEやSNSといったコミュニケーションの手段であり、ゲームや動画を楽しむデバイスでもあります。さらには決済アプリのように、日常生活を便利にするアイテムにもなるでしょう。
もはやスマホは必需品、自分の一部のであるように感じてる人も多いでしょう。
そんなスマホを失くしたとなると……正直ゾッとしますよね。とたんに自分が無力な人間になってしまう気がします。
そう、まさに『スマホを落としただけなのに』。今回はそんなスマホの恐怖を描いた映画の紹介です。
続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の公開を前に、あらためてあらすじやキャストを紹介します。
結末のネタバレや続編への伏線についても触れているので、ぜひ参考にしてくださいね!
Contents
『スマホを落としただけなのに』はどんな映画?
『スマホを落としただけなのに』は2018年に公開された日本映画です。
原作は志駕晃の同名小説。『このミステリーがすごい!』で最終選考まで残り、その後加筆修正を経て刊行された経緯があります。
監督は『リング』で知られる中田秀夫。主要キャストに北川景子と千葉雄大らが名を連ねています。
「スマホ」という身近なアイテムをテーマに、サイコスリラーとして展開されるこの物語。
興行収入19億円の大ヒットを記録し、2020年には続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の公開が待ち望まれています。
『スマホを落としただけなのに』のあらすじは?
主人公は派遣OLとして働く稲葉麻美。彼女は商社で働く富田誠と交際を続けていました。
ある日、仕事中の誠がタクシーの車内にスマホを忘れてしまいます。幸いにも拾い主があらわれ、スマホは誠の手に戻ってきます。
だが、その時から麻美の周りで不審な出来事が起きるようになります。
時を同じくして、とある山中で若い女の遺体が立て続けに発見されました。すぐに連続殺人事件として捜査本部が置かれ、刑事の毒島と加賀谷が捜査に当たることになります。
その頃、事件の犯人は暗い自室でパソコンを開いていました。画面に表示されているのは、誠と麻美の個人情報。
そう、この男こそがスマホを拾った人物でした。誠のスマホをクラッキングし、ひそかに情報を抜き出していたのです。
男の魔の手が、麻美のもとへ伸びようとしていた。
『スマホを落としただけなのに』のキャストは?
ここでは『スマホを落としただけなのに』の主要キャストを紹介します。
北川景子(稲葉麻美)
主人公の麻美を演じるのは北川景子。美人女優の筆頭格といえる存在でしょう。
これまでの作品に、ドラマ『謎解きはディナーのあとで』や映画『君の膵臓をたべたい』などがあります。
最近ではタレントのDAIGOと結婚して大きなニュースになりましたよね!
千葉雄大(加賀谷学)
犯人を追う刑事を演じるのは千葉雄大。優しい目元が魅力的な俳優ですよね!
2009年に『天装戦隊ゴセイジャー』でデビューし、以来、ドラマ『家売るオンナ』や『アオハライド』などに出演してきました。
俳優としてのキャリアも10年を超え、2020年には映画『子供はわかってあげない』(監督・沖田修一)にも出演する予定です。
成田凌(浦野善治)
麻美に協力するセキュリティ会社の社員・浦野亮を演じるのは成田凌。
近年の活躍は目覚ましく、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や映画『カツベン!』に出演しています。
『スマホを落としただけなのに』のオチは?
ここでは『スマホを落としただけなのに』の結末について解説します。
どうやら、彼は麻美の情報を辿っていくうちに、ある重大な真実に気付いたようでした。そのことを知った麻美は誠の前で重い口を開きます。
驚くべきことに、本当の麻美はすでに死んでいました。彼女の本名は山本美奈代。5年前に自殺したはずの麻美のルームメイトでした。
実は、そのとき電車に飛び込んだのは本物の麻美だったのです。彼女は借金取りに追われており、親友の美奈代にも負債を負わせてしまったことを悔やんでいました。
そんな彼女は美奈代に向かって、自分の身代わりとして生きるように言い残し、みずから死を選んだのです。
続編『囚われの殺人鬼』への伏線は?
スマホの恐怖は終わらない、ということを暗示しているのでしょう。
実際、続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』では新たな事件が発生することになります。
すでに浦野は逮捕されていますが、彼の跡を継いだ人物とは誰なのでしょうか?
引き続き刑事の加賀谷が登場し、事件を追っていくストーリーとなっています。
まとめ
今回は映画『スマホを落としただけなのに』を紹介しました。
すでに原作は第三作まで刊行されています。気になる方はチェックをしておきましょう。
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は2020年2月21日公開予定です。
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