0.001秒で500億!?・・・このプロジェクトが実現すれば500億円儲ける!
直線1,600km の光回線を繋げれば、従来よりも 0.001 秒速い株取引ができる・・・?
本作は、たった0.001秒に人生を捧げたエンジニア達の物語です。
映画「ハミングバードプロジェクト」ネタバレや実話となったモデルの現在は?あらすじを簡単にまとめてみました。
Contents
株式の高頻度取引とは
まずは、なんで光回線をつなげると儲けられるのか?
この映画はそれが目的なんですが、意味が分からないですよね。
簡単に説明すると、、、
株式売買の「高頻度取引」とは、ミリ秒単位の高速で株売買を行うシステムで、コンピュータが株価や出来高などを瞬時に判断し高速の自動発注を繰り返して高い収益を得ることを狙いとしています。
アメリカで取引されている株式の半分以上は人間ではなくスーパーコンピュータによって行われており毎日数百万の注文を出し、ミリ秒単位の処理により取引を実行します。
本作は、更なる高速・高頻度のシステムを作り為替取引で儲けようとするお話で、タイトルのハミングバードは、ハチドリが1回羽ばたきに要する時間が0.001秒からとりました。
ざっくりあらすじ
ヴィンセントは、「ライン(光回線)」にこだわる男。
アントンは天才で、会社でもボスに認められている有能者。
株市場では、取引時の情報の速さがとても重要なものとなっています。
野心家のヴィンセントと従兄弟の天才プログラマーのアントンは、カンザス州のデータセンターからNY証券取引所を直線1,600km の光回線で繋ぎ、従来よりも 0.001 秒速いネットワークを実現するプロジェクトを立ち上げた。
これが実現すれば、ミリ秒単位の高速で株の売買を行うシステム株式の高頻度取引において、年間 500 億円以上の利益を得られる。
その直線上にあるものは、民家であろうと、山や川であろうと、交渉をすることで工事を進める必要があります。
しかし彼らの前には、一万件の土地買収など苦難に次ぐ苦難が立ちふさがった 。
さらにヴィンセントの身にも命に係る悲劇が!? ・・・という展開に!
本作は、高速で株のやり取りを自動的に実施するシステム「高頻度取引」に絶対的勝利をもたらすため、カンザス州からニューヨークまでの約 1,600 ㎞を直線のネットワークでつなぎ、0.001 秒の時間短縮を目指した熱き男たちの姿を描いています。
キャスト
プロジェクトを発案する主人公ヴィンセントに映画『ソーシャル・ネットワーク』のジェシ ー・アイゼンバーグ、従兄弟の天才プログラマ―・アントン役として映画『ター ザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドが出演します。
ジェシ ー・アイゼンバーグ/ヴィンセント役
ジェシー・アイゼンバーグは10歳の頃から演技を始め、TVドラマ「ゲット・リアル」でデビューし、メインキャストとして22エピソードに出演し順調にキャリアを重ねました。
12歳で出演した「イカとクジラ」ではその演技を高く評価され、2009年には「ゾンビランド」でネットゲームオタク役を好演し、2010年の「ソーシャルネットワーク」でFacebook創設者マークザッカーバーグを演じこの映画は大ヒットを記録し、多くの映画祭で主演男優賞にノミネートされました。
アレクサンダー・スカルスガルド/アントン役
アレクサンダー・スカルスガルドは、アメリカHBOの人気ドラマ「トゥルー・ブラッド」で一躍スターの仲間入りを果たしたスウェーデン出身のイケメン俳優です。
2016年に公開された『ターザン:REBORN』では、野生児ターザン役をスタイリッシュなアクションで演じきりました。ナント!本作ではハゲのエンジニア役です。
ネタバレや実話となったモデルの現在は
映画「ハミングバード・プロジェクト」の原作となっている本は、マイケル・ルイス著書の「フラッシュ・ボーイズ10億分の1の男たち」です。
実話となったモデルは、日系カナダ人のトレーダーであったブラッド・カツヤマが株取引で不公平で異常なものとしている超高頻度業者に異論を唱え、 株取引を往来の公平で安全なものにするべきだという視点を持つブラッドの視点から書かれています。
ブラッドは、法律でも咎める事ができない超高頻度業者の実態を知ると、証券取引に正常さと公平さを取り戻そうと会社を辞めその後「IEX」という、公平で安全な証券取引所を設立しています。
まとめ
野心家達の常軌を逸したプロジェクト・・・「ハミングバードプロジェクト」
このプロジェクトが実現すれば、0.001秒で500億円儲ける!
本作は、たった0.001秒に人生を捧げたエンジニア達の物語。
映画『ハミングバード・プロジェ クト 0.001 秒の男たち』2019年9月27日全国ロードショー。
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