映画マニア、管理人です。
今回紹介させて頂く作品はアメリカの小説家ジェームズ・ダシュナーさんが描いた作品「メイズランナー」を原作とした全3部作となる映画の3作目「メイズランナー3 最期の迷宮」をご紹介させて頂きます。
メガホンを取るのは「メイズランナー」シリーズ全ての監督を務めたウェス・ボールさんです。
2014年に公開された1作目「メイズランナー」の公開時は世界55か国で初登場No.1を獲得し低予算にも関わらず興行収入は400億円突破、そしてMTVムービーアワードにて3部門を受賞しました。
今作のシリーズは記憶を失っている少年達が繰り広げるサバイバル・アクションとなってます。
そこで最終章となる今作はどのような映画なのかご紹介させて頂きます。
Contents
「メイズランナー3 最期の迷宮」ってどんな映画?あらすじやネタバレ!
まずは前作品の簡単なあらすじからご紹介させて頂きます。
第1作目「メイズランナー」
主人公のトーマスは目が覚めると記憶を失っており”BOX”と呼ばれる箱の中に閉じ込められ高い壁に囲まれた謎の集落のようなエリアに送り込まれた。
壁の中では、トーマスと同じようにその壁の中に送り込まれた少年達がコミュニティを作って暮らしていた。
そこには月に一度、生活物資とともに新しい少年が送り込まれてくるという。少年達は全員名前以外の記憶を失っていた。
壁の先は巨大な迷路となっており壁の中から脱出するにはこの迷路を攻略しなければならなかった。
またこの村には”ランナー”と呼ばれる選ばれた者達しかその迷路に入れないというルールがあった。
壁は朝になると扉が開き、巨大な迷路が現れる。だが夜になると扉はしまり、迷路はその構造を変化させ、同じ道は二度と出現しないとのこと。
そして、扉が閉じる前に戻れなかった”ランナー”は扉の先に住んでいる”グリーバー”と呼ばれる怪物に襲われ生きて帰れないという。
果たして少年達は迷路を攻略し無事脱出出来るのか、そして迷宮に隠された秘密とは。
第1作目の簡単なあらすじをご紹介させて頂きました。
1作目の結末を簡単に説明しますと、犠牲者を出しながらもトーマス達は迷路の最深部に到達する。
そこは研究所のような施設でトーマスは見覚えがあった。
施設の先に進むと荒れ果てた設備室を見つけそこで自分たちが監視されていたことを知る。
そこにはエヴァ・ペイジという室長と呼ばれる女性のビデオメッセージがありそれによると地球は太陽熱で滅びその後フレアと名付けられた感染した者は凶暴化する絶対致死のウィルスで人間がさらに死んだ。
だが例外にもなぜかフレアに感染しない若者達が存在していた。
感染しない若者達を集めて”困難な状況からの脱出”を実験していた、と伝えられる。
実はこの居住区はフレアに感染しない者達だけを集め、科学者達による実験の為に作られたものであり、巨大迷路や”グリーバー”を操作していたのは人間だった。
ビデオメッセージの最後では施設が何者かに襲撃され自殺する室長の姿が映し出されておりそこでビデオは終了した。
そこに仲間内で争いが起こり、さらに施設の扉が開き謎の軍隊が現れトーマス達はヘリに乗せられる。
見下ろすとそこには広大な砂漠と巨大な迷路があった。
ビデオメッセージで死んだと思われた室長は自殺する演技で実は生きており、ここまでが第1段階の実験であり会議室のような場所に集まった人達の前で「実験は次の段階へ」とここで第1作目は終了します。
結局は自分たちと同じ人間達が実験を行なっておりいわばトーマス達は実験用モルモットのような存在だったということをトーマス達は知ることとなります。
中盤で”BOX”が搬送され中には「彼女で終わり」と書いたメモを持った村で初めての少女テレサが送り込まれトーマス達と行動を共にします。テレサは第2作目や今作でも重要な人物になってます。
第2作目「メイズランナー・砂漠の迷宮」
第2作目の簡単なあらすじからご紹介させて頂きます。
トーマス達は外の世界に出ると世界的に蔓延した伝染病・フレアと同時に急激に進んだ砂漠化で灼熱の太陽と嵐によって外の世界はとても過酷な環境となっており人類は滅亡の危機を迎えていた。
トーマス達は砂漠の中にはある謎の施設に保護され施設の責任者であるジャンソンはトーマス達を快く迎い入れた。
そこにはトーマス達と同じ年代の若者達が保護されていた。
だが共に行動してきたテレサと別行動を強いられさらに毎日保護された人達の中で名前を呼ばれた数名が別室へ連れて行かれることに疑問を持ったトーマスはこの施設の謎に迫る。
別室へ消えた若者達はどうなったのか、果たしてこの施設は一体何なのか。
第2作目の簡単なあらすじをご紹介させて頂きました。
2作目の結末を簡単に説明しますと疑問を持ったトーマスはこの施設で一番最初に保護されていたエリスという少年と一緒に呼ばれた若者が連れていかれる別室に侵入する。
そこには体中に無数の管が繋がれているかつて保護された人たちが吊るされていた。
そこに責任者であるジャンソンと前回で死んだと思われていたエヴァの話を聞き仲間達に早急にこの施設から脱出するように言う。
エヴァとジャンソンは世界で強大な力を持っておりメイズを開発した組織・WCKD(ウィケッド)の一員であり蔓延中の伝染病・フレアの治療薬の開発の実験をこの施設で取り組んでいたのだ。
別室にいたテレサを連れてトーマス達は追ってから逃げ施設を脱出する。
だが外の世界にはフレアウィルスに感染し、ウィルスが人間の脳細胞を破壊し始め、やがて肉食化してしまったクランク達がトーマス達に襲いかかる。
トーマス達はエヴァの交信にあったWCKDに対抗する山の組織”ライトアーム”では元WCKDの研究者が感染症の研究を重ねており反乱軍”ライトアーム”だけを頼りに山を目指すこととなる。
逃亡中、トーマスたちは廃墟のなかでひっそりと暮らす新しい団体に遭遇するが、感染病の抗体をもったトーマス達のような特別な若者をWCKDに提供することで存在を見逃されている団体が複数あるとのことでWCKDの息の掛かった何者によって裏切られる事になる。
そこで出会った少女ブレンダがクランクにより感染してしまう。
トーマス達は必死にWCKDからの追っ手やクランクから逃げ続けついに”ライトアーム”と出会うことに成功する。
そしてそこに所属する元WCKDの科学者とトーマスの抗体によってブレンダは助かる。
安心したのも束の間、その日の晩にWCKDの追っ手によりトーマス達は襲撃にあう。
WCKDに密告していた裏切り者はテレサだった。
何人もの犠牲が出る中ジャンソンとテレサはトーマス達と行動を共にしてきたミンホを連れ航空機でその場を去っていってしまった。
トーマスは生存者と共にWCKDに潜入しミンホを救いにいく決意をする。
ここで第2作目が終了します。
2作目でトーマスは昔の記憶を少しずつ思い出していきます。
トーマスとテレサはかつてWCKDで研究者として働いていたようです。
そして2人は知り合いだったような描写も多く出てます。1作目で初めてあった時もテレサはトーマスの名前を呼んでます。
そんなテレサが今回では密告者であり裏切り者とまさかの展開になってます。
フレアウィルスは意図的につくり出され、政府が人口抑制の為に使ったがコントロールすることが出来なくなったばかりか、WCKDは治療方法を見つけ出すことが出来ず現状になってしまいました。
そして1作目からトーマスと共に戦ってきたミンホが敵に捕まってしまいます。
なので今作ではミンホを救出しに行く事、WCKDの壊滅、そして2作目でわかったフレアに感染しない者の抗体で感染者の治療に成功するという事実。
この3つが大きなテーマとなりそうです。
海外のタイトルにもあるよう「致死性の病気・フレアを治す薬の存在」(Death Cure)が今作のキーであることは間違いないです。
トーマスは、仲間たちと共に人類絶滅の危機を解決することのできる「薬」を探し出し世界をWCKDと
は違うやり方で救うために奮闘するようです。
「メイズランナー3 最期の迷宮」の見所とは?
トーマス達の過去や記憶、首筋のコードの謎やテレサの本心やWCKD、エヴァとの対決など、まだまだ明かされていない謎がたくさんありますので最終章となる今作は物語の真相が明らかとなるので見逃せないですね。
また今年の1月8日に公開されたトレーラーではミンホが地下室の様な所で謎の怪物のようなものに追われるシーンが公開されました。
雰囲気的には「バイオハザード」を彷彿とさせる世界観ですね。クランクは通称ゾンビですし。
今回も危機迫るスピード感のあるアクションが期待できますね。
3.「メイズランナー3 最期の迷宮」のキャストは?
主要キャストをご紹介させて頂きます。
ディラン・オブライエン(トーマス役)
生年月日は1991年8月26日生まれの26歳でアメリカ出身の俳優さんです。
若干14歳にして自身が監督、製作、主演を務めた短編コメディシリーズを作製しyoutubeデビューも果たしています。
2017年の4月に日本で公開された「バーニング・オーシャン」にも出演しています。
今作での主人公です。今作は全米公開日を2017年2月17日から2018年1月12日へと延期になっており、車両を使ったスタントシーンの撮影中にディランさんが複数個所を骨折する大事故が発生し、撮影が中断されたためとなっています。
危険なアクションシーンもあるようですね。
カヤ・スコデラリオ(テレサ役)
生年月日は1992年3月13日生まれの25歳でイギリス出身のモデル兼女優さんです。
去年には大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海賊」で見事ヒロインに抜擢されました。
今作でもヒロイン役のテレサを演じています。今作でトーマス達とどのように対峙するのか楽しみですね。
キー・ホン・リー (ミンホ役)
生年月日は1986年9月30日生まれの31歳で韓国出身の俳優さんです。
1971年にスタンフォード大学で行われた「スタンフォード監獄実験」を映画化した作品「プリズン・エクスペリメント」に出演されています。
今作では1作目からトーマス達と共に行動しており、現在囚われの身となっているミンホ役を演じています。
トーマス・サングスター (ニュート役)
生年月日は1990年5月16日生まれの27歳でイギリス出身の俳優さんです。
2003年に公開された「ラブ・アクチュアリー」や大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出演されてます。
今作では1作目からトーマス達と共に行動しており、トーマス達と共にミンホを救出しに行くニュート役を演じています。
パトリシア・クラークソン (エヴァ役)
生年月日は1959年12月29日生まれの58歳でアメリカ出身の女優さんです。
「それでも恋するバルセロナ」や「シャッターアイランド」など数々の作品に出演されエミー賞などにも輝いています。
今作ではWCKDの室長のエヴァ役を演じています。
他にも2作目で初登場したブレンダ役のローサ・サラザールさんやジャンソン役のエイダン・ギレンさんなども出演されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
シリーズ待望の最終章3作目、予告からでも伝わる緊張感溢れるシーンの数々に今から待ちきれませんね!
今回ご紹介させてもらいました「メイズランナー3 最期の迷宮」全米公開日は2018年1月26日で日本公開日は6月15日となっております。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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