今回紹介させて頂く作品は2004年に公開されたピクサー・アニメーション・スタジオ作品の「Mr.インクレディブル」の続編です。
ファンとしては待望の続編で製作が発表された時は驚きましたがとても嬉しかったです。
監督は前作と引き続いて「レミーの美味しいレストラン」や「トゥモローランド」などの監督も務めたブラッド・バードさんです。
前作「Mr.インクレディブル」と「レミーの美味しいレストラン」ではアカデミー賞を受賞されてます。
この映画の原題は「The Incredibles」。
日本の邦題では今作の主人公「Mr.インクレディブル」だけを指すようなイメージですが、今作は主人公の家族全員のお話となってます。
前作から続き、今作ではどのようになっているのかご紹介させていただきます。
Contents
「Mr.インクレディブル2」ってどんな映画?あらすじやネタバレ!
まずは前作の「Mr.インクレディブル」の簡単なあらすじをご紹介させていただきます。
世界の平和を守るスーパーヒーロー達は市民の救助活動などに補うリスクによる世間からの風当たりが強くなり、政府から全てのスーパーヒーローの廃止制度を言い渡され正体を隠して生活することを強いられる事となる。
15年後かつてMr.インクレディブルとしてヒーローをしていたボブは現在保険会社に勤めており、会社の利益を優先する方針を押し付ける上司から日々ストレスを抱えていた。
妻であり元ヒーロー、イラスティガールことヘレンは日常生活に馴染んでいたが、娘であるヴァイオレットは両親から授かったスーパーパワーを隠そうとするあまり引っ込み思案になり、弟のダッシュはスーパーパワーによって自分のしたいことが出来ない生活にストレスを抱えていた。
またボブはヒーロー時代に見切りをつけれずヒーロー時代の友人のフロゾンことルシアスと隠れて人助けをしていた。
そんなある日、ボブは積み重ねたストレスが限界を超え上司にぶつけてしまい会社を解雇されてしまう。
そんなボブの元に謎の女性ミラージュがスーパーヒーローとして一緒に仕事をしないかと持ちかける。
ボブは解雇された事を家族に秘密にし、過去の栄光にすがるようにスーパーヒーロー活動を再開する。
彼女の最初の依頼である高性能戦闘ロボットの捕獲に無事成功したボブは自身を取り戻し現役時代の身体を取り戻すべくトレーニングに励む。
新しいスーツを旧友であるエドナに作ってもらい家族の中も円満で順調に生活を送っていた。
しかし昔のヒーロー時代に自分を邪険にしたことにより逆恨みしたバディことシンドロームが更に強化した高性能戦闘ロボットでヒーロー狩りをしていた事を知る。
またミラージュはシンドロームの秘書だったのだ。
シンドロームに捕らえられたボブだったが、ボブの新しいスーツには発信機がつけられていた。
ボブが前の生活が変わったことについてエドナから忠告を受けたヘレンは発信機を作動させボブのいる位置を調べ子供達を知人に任せボブの後を追うが子供達は内緒でついてきてしまう。
島の防衛設備によって乗っていた飛行機を撃墜されてしまったヘレンだったが、シンドロームの基地に潜入しミラージュによって解放されたボブと合流する。
またダッシュとヴァイオレットもシンドロームの部下に発見されてしまうが、スーパーパワーを駆使してボブとヘレンと再会。
家族一同でシンドロームへと立ち向かうが全員捕らわれてしまう。
ボブは家族に秘密にしていた事を謝罪しミラージュの協力を得て脱出する。
その頃シンドロームは高性能戦闘ロボットを街に送り込み自作自演で倒すことによって、彼自身がスーパーヒーローになるという陰謀を企んでおり街へと向かう。
しかし自分がリモコンによって操作されていることを学習した高性能戦闘ロボットの反撃を受けてシンドロームは気絶してしまう。
暴走を続ける高性能戦闘ロボットに立ち向かうボブ達は、復帰したルシアスと共にリモコンを奪い取り、高性能戦闘ロボットを破壊し街を救った。
しかし家に戻ったボブ達の前に、またしてもシンドロームが現れ、代理のベビーシッターだと知人を騙し一番末っ子であるジャック=ジャックを誘拐し自分の飛行機に乗り込んで逃げようとする。
だが自分の危機によりスーパーパワーに目覚めたジャック=ジャックに反撃されボブとヘレンによる攻撃で自身が身につけていたマントがエンジンに巻き込まれ爆死する。
こうしてボブ達は家族揃って家に帰る事ができたのである。
3カ月後、ボブ達は街の陸上大会に出場するダッシュの応援に来ていた。
ヴァイオレットは今回の件で明るくなり、ダッシュはスーパーパワーをコントロールしてやりたかったスポーツを楽しんでいた。
しかしその時、地底からアンダーマイナーと名乗るヴィランが出現。
ボブ達はスーパーヒーローとして悪に立ち向かうのだった。
前作のあらすじを簡単にご紹介させていただきました。
前作ではボブが軸としてストーリーが進みますが今作ではボブの妻であるヘレンが中心に話が進んでいくと発表されています。
また続編の冒頭は前回のアンダーマイナーが現れた所から始まるとのことで完全に前作の続きとしてストーリーが進んでいきます。
前作のラストから繋がってるということになります。
なので時系列としても前作のラストからの延長線として楽しめる作品となってます。
「Mr.インクレディブル2」の見所とは?
今作は個性溢れるスーパーヒーロー達が世界を守るために奮闘し、また家族との絆や愛情あふれる作品になっており子供から大人まですごく楽しめる映画となってます。
ピクサー映画は、現代でも誰でも悩んでいるような環境にいるそんな彼らが葛藤しながらも努力をすることによって最高の結末が待っているというストーリー性が多く見る人達の心を打つような作品が多いです。
そんなピクサー作品でも今作はどちらかというとマイナーの分類に入るみたいですが、コメディ性や家族愛や感動するストーリーなのでぜひとも多くの方に知ってもらいたい映画です。
今作の公開で知らなかった人たちに知れ渡ると私自身もとても嬉しいですね。
「Mr.インクレディブル2」に登場するキャラクターは?
今作での中心人物であるキャラクターをご紹介させて頂きます。
ボブ・パー (Mr.インクレディブル)
15年前にスーパーヒーローとして活動していた。物理的な衝撃に耐える頑強な肉体と怪力系のスーパーパワーの持ち主で一家の大黒柱です。
かつてスーパーヒーローだったヘレンと結婚している。
ヒーロー時代の栄光を忘れられず人々を救いたいと日々ストレスを溜めていたが物語終盤では壁を乗り越え家族が一致団結しスーパーヒーローとして活動するようになる。
ヘレン・パー(イラスティガール)
15年前にスーパーヒーローとして活動していた。
伸縮自在の柔軟で強靭な肢体のスーパーパワーの持ち主でジェット機などの操縦も出来る3人の子を持つ頼もしいお母さん。
生活に馴染むようにスーパーパワーを子供達にも隠すように厳しくしていた。
しかし物語終盤ではスーパーヒーローとして家族と一致団結している。
ヴァイオレット・パー
パー家の長女で自分自身を透明にすることや、バリアを張ることができる。
またそれを応用して宙に浮くことや、対象物をバリアの中に閉じ込め、攻撃をふせぐこともできる。
バリアの強度も高く銃弾などの衝撃にも耐えられる。
前作では内気な少女だったが終盤では顔を隠すようにしていた前髪をカチューシャで留め性格も明るく前向きになっている。
ダッシュ・パー
パー家の長男で俊足で走ることができその速さはビデオカメラにも写らず水の上も走れるほどのスピード。
負けず嫌いな性格で周りのみんなと違い自分のしたいことができずにストレスを抱えそのせいか少し反抗気味。
だが物語の終盤では自分のパワーをコントロールしやりたかったスポーツを楽しんでいる。
ジャック=ジャック・パー
パー家の次男でまだ赤ん坊で物語序盤ではスーパーパワーに目覚めていなかったため普通の人間として家族からも認識されていた。
終盤でパワーに目覚め全身を高熱の炎に包むことや体を金属に変えることや怪物の様な姿に変身するなど様々なパワーをもっておりまだ未知の能力を秘めている。
また今月に公開された「Mr.インクレディブル2」のトレーラーでは目からレーザー光線を発射することや空中浮遊や壁抜けも出来ることがわかっております。
家族の中で最も強力なパワーの持ち主となっている。
ルシアス・ベスト(フロゾン)
空気中の水分を瞬間的に氷結させることができる。空中に氷の橋をかけたり氷結させた路面を滑っていくなどの応用が可能で水を雪に変えれることもできる。
スーツの脚の部分にはスケートの刃がついていてこれを変形させてボード状にもできる。
スポーツ全般、特にウィンタースポーツの達人である。
ボブの古くからの友人でありパー家のみんなとも家族ぐるみで仲良し。
エドナ・モード
世界的なデザイナーで普通の服もデザインするが、最も燃えるのはスーパーヒーロー用の特殊服の製作と語っている。
しかしマント付きの服はマントが原因で数々のヒーローが悲惨な目にあったため絶対に作らない。
ボブやヘレンとも交流がある。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ファン待望の今作はピクサー映画ファンからも注目の作品となってます。
今作は全米で2018年6月15日公開となっており日本での公開日はまだわかってません。
当初の公開日は2019年6月21日とされていたが同社制作中の「トイストーリー4」と入れ替わり、2018年6月15日に前倒しされることが発表されました。
やはり大人気の作品なので、早く公開してほしいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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