映画マニア、管理人です。
新海誠監督による2016年の大ヒット映画「君の名は。」に魅了された方々は多いのではないでしょうか。
過去作品が細部に盛り込まれた演出で、昔からのファンの心まで鷲掴みにしましたね。
この映画『詩季織々』の総監督であるリ・ハオリン氏も新海誠ワールドに魅了された1人です。
そんな監督達の数人が今回非常に面白そうな映画を製作したとの事で。
3つの短編作品で構成されているなかの1つ『上海恋』は「秒速5センチメートル」(新海誠作品)へのオマージュ作のようです。
『詩季織々』についてわかっている情報でネタバレやあらすじをまとめてみました。
Contents
『詩季織々』はどんな映画?
【本日解禁】『#君の名は。』『#秒速5センチメートル』の #コミックス・ウェーブ・フィルム が贈る最新作。
《3つの短編からなる珠玉の青春アンソロジー》『#詩季織々』2018年夏公開決定!本アカウントで最新情報を順次お届けしていきます!#しきおり #はじめてのツイートhttps://t.co/ekkBCCvOJ6 pic.twitter.com/lXKHd1eMrh
— 『詩季織々』公式 (@shikioriori2018) February 27, 2018
映画『詩季織々』は中国と日本の3人の監督が手掛け、3都市を舞台とした、3つの短編で構成されているアニメーション作品です。
総監督であるリ・ハオリン監督が、新海誠氏も所属する制作会社コミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)へ熱烈なオファーを送り続けて実現することとなった作品。
かなりの気合いが感じられます。
リ・ハオリン監督は中国のアニメーション会社Haolinersの代表を務めており、その所属会社は日本でも2017年から放映されたアニメ「銀の墓守」で知られていますね。
同作品の監督の一人である竹内良貴監督は新海誠作品のCGチーフを担当しており、今作が監督としての初作品となります。
学生時代から新海誠監督の作品に携わっているそうで、複雑な映像美を支えてきたセンスが劇場でどう輝くのか楽しみです。
もう一人の監督、イシャオシン監督はこれまでに実写映画を手掛けており、今作が初めてのアニメーション監督作品だそうです。
映画化の提案も多くあった原作をアニメーションという形で映像にする事を選んだそうで、そのこだわりと理由を劇場で感じる事が楽しみですね。
全体のテーマは【衣食住】で、それぞれを(衣)竹内良貴監督、(食)イシャオシン監督、(住)リ・ハオリン監督が担当しています。
設定からして何かおもしろそう。
『詩季織々』のあらすじは?
中国にある3つの都市が舞台となっています。
「小さなファッションショー」(テーマ:衣 竹内良貴監督)
広州の姉妹、人気モデルのイリンと専門学校生のルル。
幼くして両親を亡くした2人は、共に助け合いながら仲良く一緒に暮らしていた。
しかし、公私ともに様々な事がうまくいかなくなってきたイリンはついルルに八つ当たりしてしまい、2人の間には溝ができ、大喧嘩をしてしまう。
引用元
「陽だまりの朝食」(テーマ:食 イシャオシン監督)
北京で働く青年シャオミンは、ふと故郷・湖南省での日々を思い出す。
祖母と過ごした田舎での暮らし、通学路で感じた恋の気配や学校での出来事。
子供時代の思い出のそばには、いつも温かい、心のこもったビーフンの懐かしい味があった。
そんな中、シャオミンの祖母が体調を崩したとの電話が入る。
引用元
「上海恋」(テーマ:住 リ・ハオリン監督)
1990年代の上海。石庫門(せきこもん)に住むリモは、幼馴染のシャオユに淡い想いを抱きながら、いつも一緒に過ごしていた。
しかし、ある事がきっかけとなり、リモは石庫門から出ていき、お互いの距離と気持ちは離れてしまう。
そして現代、社会人になったリモは、引っ越しの荷物の中に、持っているはずのないシャオユとの思い出の品を見つけるのだった。
引用元
それぞれ「衣と姉妹」「食と祖母」「住と幼馴染」と、テーマがうまく映えそうなストーリーとなっているようです。
話題性の高い上海恋も、あらすじの時点で秒速5センチメートルを彷彿させます。
『詩季織々』の声優キャストは?
まだ公式発表はないようですが、水野理沙さんは出演されるのではないかと予想してます。
概要とあらすじを参考に、出演されそうな声優さんを考えてみました。
入野自由
1988年生まれ。”ジャンクション”所属の声優、俳優。
出演作「千と千尋の神隠し」ハク役、「言の葉の庭」タカオ役、など。
素朴でピュアな少年や青年の役を演じている事が多い入野氏。
透明感がある演技は、『詩季織々』の世界観にも合いそうです。
神木龍之介
1993年生まれ。”アミューズ”所属の俳優。
出演作「サマーウォーズ」小磯健二役、「借りぐらしのアリエッティ」翔役、など。
「君の名は。」では主役の瀧くんを演じていましたね。
さすがに主演被りはしないはず…ですが、主人公の友人役などで出演される可能性はあるかもしれません。
水野理沙
1987年生まれ、劇団”湘南テアトロ・デラルテ”所属の女優。
出演作「秒速5センチメートル」水野理沙役、「星を追う子ども」池田先生役など。
新海誠作品に数多く出演されています。秒速5センチメートルでは同姓同名役を演じたのですが、声優である水野理沙さんの名前からキャラクターに名前を付けたそうですよ。
監督に愛される”声”ということで、出演も有り得るのではないでしょうか。
小松菜奈
1996年生まれ。”スターダストプロモーション”所属の女優、モデル。
出演作「バクマン。」亜豆美保役、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」山岸由花子役など。
漫画原作の映画に多く出演されていますね。映画「バクマン。」では、声優役のキャラクターを演じていました。
実際に声優の経験はまだないようですが『詩季織々』にも人気モデルのキャラクターの登場があるようで、モデルをされている小松菜奈さんはイメージにピッタリだと思いました。
あくまで予想なので、実際の声優キャストがどうなるのか楽しみですね。
監督の意気込みは?
Twitterにて各監督のコメントが発表されていますので、紹介します。
リ・ハオリン
本作の3つの短編を担当した各監督からコメントが到着!
リ・ハオリン監督:「上海恋」
『秒速5センチメートル』を観て新海誠監督に憧れ、コミックス・ウェーブ・フィルムに熱烈なオファーを送り続けた事により本プロジェクトが実現!
本作品の総監督を務めます。#しきおり▼監督コメントはこちら pic.twitter.com/7XwybCnbD5
— 『詩季織々』公式 (@shikioriori2018) February 27, 2018
イシャオシン
イシャオシン監督:「陽だまりの朝食」
実写映画出身で本作が初のアニメーション監督作品。
監督自らの思い出を、ノスタルジーたっぷりに詩的に描きます。#しきおり▼監督コメントはこちら pic.twitter.com/StZSjT3jGz
— 『詩季織々』公式 (@shikioriori2018) February 27, 2018
竹内良貴
竹内良貴監督:「小さなファッションショー」
長年に渡り新海誠監督作品に参加し、CGチーフとして活躍。
本作で劇場公開作品として初監督に挑みます!#しきおり▼監督コメントはこちら pic.twitter.com/vcmGdIC9bL
— 『詩季織々』公式 (@shikioriori2018) February 27, 2018
『詩季織々』の主題歌・サントラ情報は?
主題歌やサントラの情報もまだありません。
秒速5センチメートルでは、主人公と幼馴染がであった頃の時代にリリースされた曲が主題歌に採用されていました。
(1997年頃:山崎まさよし「One more time,One more chance」)
上海恋もあらすじで時代に触れているため、1990年代の曲を使用する可能性もありますね。
懐かしい感じ、穏やかで、ゆっくりな曲調が期待されます。
もしかして上白石萌音もありうる?
まとめ
映画『詩季織々』は、2018年夏公開となっております。
新海誠作品並びにコミックス・ウェーブ・フィルムファンも待望の作品ですね。
まだまだ情報は少ないですが今後もどんどん解禁されていくはずです、追って更新しますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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