「意識の戻らない恋人を、あなたは何年待てますかー」
心に深く刻まれる、そんなキャッチコピーの映画『8年越しの花嫁』が、12月に全国で公開されます。
結婚を約束していた女性が突然の病に倒れたまま何年も意識が戻らない…。
そんな中、恋人である男性は信じて待ち続け、奇跡的に女性が意識を取り戻した後に、8年越しの結婚式を挙げたというカップルの実話をもとにして、この映画は作られています。
話を聞くだけでも感動的な、映画『8年越しの花嫁』について、まとめてみました。
『8年越しの花嫁』あらすじやネタバレは?
[映画ニュース] 佐藤健&土屋太鳳W主演「8年越しの花嫁」感涙のクランクアップ!場面写真も披露 https://t.co/7zI6EkTNGH pic.twitter.com/nqHVoJt0XW
— 映画.com (@eigacom) 2017年2月20日
映画『8年越しの花嫁』は、岡山市で起こった実話が元になっています。
映画化される前にも、YouTubeやテレビ番組などで話題になっていたので、ご存知の方もいるかもしれませんね。
2007年3月に結婚式を控えた新婦が、ある日突然の病に倒れます。
人工呼吸器で生命は保たれているものの、いつ意識が戻るかわからない状態になってしまったのです。
何ヶ月も続く意識不明の新婦のために、新郎は会社勤めの傍ら、毎日病院に通います。
意識不明になって1年がたった頃、新郎は新婦の両親から「もう別の人を探してもいいから」と言われます。
しかし、新郎は新婦のそばにいさせて欲しいと頼み、ずっと新婦のそばに寄り添い続けました。
自分だったらどうするか、と考えてしまいますね。
いつ意識が回復するかわかりません。もしかしたら、戻らずそのまま…ということだって考えられます。
それでも信じて待とうと決めた新郎の気持ちを思うと、胸が熱くなりますね。
そんな新郎の思いが通じたのか、入院から約1年半後、奇跡的に新婦が目を覚ましました。
その後も新郎は新婦のそばに寄り添い、何年もかけてリハビリをする新婦を励まし続けました。
そして、8年越しの結婚式へとたどり着いたのです。
8年という月日の長さに、このカップルのとてつもない愛の深さを感じられますね。
その実話が映像にまとめられています。
新婦のウエディングドレス姿に号泣必至です。
同じく実話をもとに作られた映画に映画『余命一ヶ月の花嫁』がありますね。
残り少ない時間を1秒1秒大切にする2人の愛情が伝わってきてこちらも感動的でしたが、映画『8年越しの花嫁』は、未来を信じる2人の姿に感動します。
映画『8年越しの花嫁』のキャスト紹介
この感動的な映画に出演するキャストをご紹介します。
豪華キャスト陣の顔ぶれに、発表直後からSNSをはじめ、各所で期待の声が大きかったです。
佐藤健
土屋太鳳
薬師丸ひろ子
杉本哲太
北村一輝
浜野謙太
中村ゆり
堀部圭亮
佐藤健
映画『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』をはじめ、最近公開されたばかりの映画『亜人』でも高い評価を得ている佐藤健さん。
土屋太鳳
NHKの連続テレビ小説『まれ』で主演を演じ、映画『orange』など多くの恋愛映画でも主演を務める土屋太鳳さん。
今作ではこの2人のW主演となります。
映画『るろうに剣心』でも共演していますね。
佐藤健さんも土屋太鳳さんも、映画『るろうに剣心』で素晴らしいアクションをこなしていましたが、今回は全くジャンルの違う恋愛映画ということで、2人の心理描写や細やかな感情の演技が楽しみです。
そして、新婦の母・薬師丸ひろ子さん、父・杉本哲太さんをはじめ、実力派俳優が主人公の脇を固めます。
新婦が病に倒れた悲しみから、様々な葛藤や苦悩を抱え、やがて晴れの日に向かう登場人物たちの心の機微をどのように演じるのかも見どころです。
監督は映画『アントキノイノチ』や、『64(ロクヨン)』で知られる瀬々敬久さんです。
映画『ヘヴンズストーリー』という骨太の映画でベルリン国際映画祭での受賞歴もあり、国際的にも評価の高い瀬々監督が、2人の劇的なドラマをどのように表現するのか期待できます。
映画『8年越しの花嫁』予告動画と主題歌
予告では、突然の病に苦しむ土屋太鳳さんの姿と、力強くも優しく寄り添う佐藤健さんの姿に胸を打たれますね。
途中別れを感じさせるシーンもあり、どんなドラマが待っているのか想像をかきたてられます。
今から泣いてしまいそうですね。
また、映画の主題歌「瞬き」はbuck numberが歌っています。
10代、20代を中心に絶大な支持を集めているスリーピースバンドです。
[映画ニュース] 佐藤健×土屋太鳳「8年越しの花嫁」予告編公開!主題歌はback numberの新曲 https://t.co/xexrRFfHX2 pic.twitter.com/7AejZxuX6H
— 映画.com (@eigacom) 2017年9月13日
清水依与吏さん(back number)コメント
奇跡、運命、と聞くとひとまず、やたらキラキラしていて触れない位美しいものをイメージしてしまいますが、本当はもっと泥くさくて汗くさくて実はもっとそばにあるものなのかもしれないなと思いました。なので楽曲としても、なるべく体温を感じる音と血の流れを感じる言葉で構築された力強いものになるよう心掛けました。
引用元
心の機微を描く恋愛映画は、主題歌が担う役割がとても大きいです。
映画を支えるbuck numberの楽曲にも注目したいところです。
まとめ
今回は映画の元となった実話、あらすじ、キャスト、主題歌をご紹介しました。
映画『8年越しの花嫁』の公開は12月16日です。
スクリーンの上だけでなく、実際に起きた奇跡と考えると感動の度合いもひとしおです。
予告を見る限り、どの俳優さんも大げさな演技をしていないところにとても好感が持て、その分期待感も大きいです。
クリスマスに、年末に、恋人と、ご家族と、ご友人と、一緒に観に行くのもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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