大都市が小さい都市を食べちゃう？一体どういうこと？
斬新なストーリーで話題を集めているSF映画『モータル・エンジン』が2019年に日本公開されることが決定しました。
海外では公開が12月14日と近づいていることもあり、最近話題を集めています。
レビューサイト「ロッテン・トマト」では期待度95％と今年の後半作品として最も期待されている映画の1つです。
今回はSF映画『モータル・エンジン』について最新情報をご紹介いたします。
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映画『モータル・エンジン』の原作は？
The #mortalengine books are fantastic #scholastic pic.twitter.com/T6EvRyrMz2
— Benjamin J. Figueroa (@ElCrazyLegs) March 24, 2018
この作品の原作はイギリスのSF作家フィリップ・リーブのベストセラー、ＳＦファンタジー小説「移動都市」です。
この小説に刺激を受けた『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』３部作で知られているピーター・ジャクソン監督が製作と脚本を務め映画化することになりました。
ピーター・ジャクソンは今回は監督ではありません。
監督を務めるはピータ・ジャクソンの作品の視覚特殊効果ディレクターとして務めてきたクリスチャン・リヴァースです。
今回が彼の初めての長編監督作品となります。彼は2005年に公開された映画『キング・コング』でアカデミー視覚効果賞を受賞しています。
今回はどのような視覚効果でこのSF映画を演出するのでしょうか楽しみです。撮影はニュージーランドで行われたようです。
映画『モータル・エンジン』あらすじ・ネタバレ
遠く未来、約1700年後、60分戦争という戦争が文明を破壊してしまった後、人間は巨大な戦車のような移動する都市の中に住み地球上を動き周りながら生活するようなりました。
そして、恐ろしいことに大きい都市が小さい都市を襲っては餌のようにして丸ごと飲み込んでしまうのです。
ロンドンは最も巨大で略奪的な都市となり、そこで人々は3つの身分階層に分かれます。
飲み込まれてしまった小さい都市の人々は最下層となります。
中間は歴史家も含む、ロンドンの低、中層、そして最上層となるのは1％の貴族達です(collider.com)。
そこでへスターとトムは出会います。
歴史家見習いのトムはロンドンで生まれ育ちましたが一度も、土を踏んだことがありません。
へスターはロンドンに飲み込まれた小都市の市民でしたが、彼女はなんらかの理由でロンドンに住むヴァレンタインという歴史家に殺された母親の復讐のために人混みに紛れてヴァレンタインを殺そうとしますがトムに止めらました。
へスターはロンドンからダクトを通して地上に逃げます。逃げる彼女を追ったトムをヴァレンタインは秘密を知ったという理由で、ダクトに落とします。
その後、トムとへスターは地上をさまようのですが、地球の資源を破壊しながら巨大化する移動都市、ロンドンに反対するグループに助けられ、彼らと共にロンドンの支配者たちを相手に戦うのでした。
海外でもまだ公開前なので、ネタバレについてはまだ出回っておりませんが、原作ではロンドンは全滅し、トムとへスターは生き残る、となっています。
映画『モータル・エンジン』キャスト
ヘラ・ヒルマー
29歳、アイスランド出身
ヘスターを演じるのはヘラ・ヒルマ―というアイスランド出身の女優さんです。2016年にサスペンススリラー映画『殺意の誓約』というアイスランドの映画に出演しています。この映画はアイスランド・アカデミー賞13部門にノミネートされ、6部門を受賞したアイスランドのヒット作品です。
— Hera Hilmar (@HeraHilmar) June 27, 2018
今後は、今回の映画『モータル・エンジン』をきっかけに、ハリウッド女優として活躍されることでしょう。これからが楽しみな女優さんですね。
ロバート・シーハン
30歳、アイルランド出身
トム役にはイギリスのテレビシリーズ『Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー』のネイサン役で人気を集めたロバート・シーハンが演じます。
#NewProfilePic pic.twitter.com/0O5GjQ5SIk
— Robert Sheehan (@RobMSheehan) April 27, 2018
2016年公開のコメディ映画『ムーン・ウォーカーズ』などにも出演していて日本でも結構人気のある俳優です。
まとめ
映画『モータル・エンジン』は来年2019年公開となります。詳しい日程は未定のようです。
千年先の未来はこんな風になってしまうのかも？と考えてしまうような映画ですね。
ピーター・ジャクソンが製作と脚本を手掛け、視覚効果の名人、クリスチャン・リヴァースが監督という名コンビの作品だけにどんな映画になるのか楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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