目の見えない主人公が視力を取り戻したことで夫との関係や日常が変化していく姿を描いたサスペンス映画『かごの中の瞳』。
今作が日本でも公開されることが決定しました!
主演は『ゴシップガール』で名を馳せたブレイク・ライヴリー、監督は第74回アカデミー賞にて主演女優賞へ導いた映画『チョコレート』で監督を担当したマーク・フォースターが務めます。
今回は『かごの中の瞳』のあらすじやネタバレ、キャストの演技力や日本での公開日など紹介していこうと思います。
Contents
『かごの中の瞳』ってどんな映画?
原題は『ALL I SEE IS YOU』。
2016年に行われた第41回トロント国際映画祭では、今作がプレミア上映されました。
監督を務めるのはドイツ出身のマーク・フォースター。
過去には007シリーズの第22作目『007 慰めの報酬』や、2018年9月に公開予定の大人気キャラクターくまのプーさんの実写映画『プーと大人になった僕』などの監督を担当しています。
今作の撮影はタイやスペインなどを中心に行われたそうです。
『かごの中の瞳』の日本公開日は?
https://twitter.com/Movie_Kagonaka/status/1014645049068437504
第41回トロント国際映画祭では2016年に、アメリカでは2017年10月27日に公開されている今作。
日本では、TOHOシネマズ シャンテなど全国で、2018年の9月から公開予定だそうです。
もうすでに完成されている作品であるため、公開が遅れることは少ないでしょう。
楽しみですね。
『かごの中の瞳』のあらすじは?
あらすじについて簡単に紹介します。
ジーナは保険会社に勤める夫のジェームズと、彼の赴任先のタイ・バンコクで幸せな結婚生活を送っていた。子供の頃の交通事故で失明してしまったジーナだが、ジェームズの献身的な支えで、何の不自由もなく暮らしている。そんな二人の悩みと言えば、なかなか子供ができないことぐらいだった。ある日、医師のすすめで角膜移植にチャレンジしたジーナは、片目の視力を取り戻す。喜びに震えるジーナの瞳が捉えたのは、想像していたナイトのように頼もしい素敵な夫ではなく、地味で平凡な中年男の姿だった。心の奥底に眠っていた好奇心や冒険心が目を覚ましたジーナは、髪を染め流行のファッションで着飾り、外の世界へと飛び出していく。一方のジェームズは、徐々に嫉妬と疑念の思いを抱き始めていた。ところが突然、ジーナが再び視力を失い始める──。引用元
視力を失っていた主人公・ジーナが角膜移植により目が見えるようになってから、物語が展開していきます。
目が見えるようになったジーナの日常は一変。
夫の支えをなしに生活を送れるようになり、さらに自分の好きなように暮らせるようになりました。
しかしそんなジーナの様子をあまりよく思わない夫・ジェームズ。
そんなある日、ジーナの目が再び悪くなり始め・・・。
『かごの中の瞳』のネタバレ!
今まで目が見えなかったジーナは、夫・ジェームズの支えによって生活を送っていました。
その頃のジーナは、髪も服もジェームズの好みの控え目なものでした。
しかし角膜の手術が成功してからは目が見えるようになったため、髪も服もジーナ自身が好きなように選べるようになりました。
弱々し気だった妻が自分の手を離れ、どんどんと外の世界へ馴染んでいく姿を見るジェームズ。
そんなある日、ジーナの視力が再び悪くなっていきます。
医者に行ったところ、感染症などではなく何か別の問題があるとのこと。
元々、手術後に毎日差すことを命じられていた目薬があったのですが、以前ジーナはジェームズがその目薬をいじる姿を目撃。
目が悪くなっている原因は夫のジェームズにあるのか、また別にあるのか。
物語の結末はいかに?
ぜひ劇場でチェックしてみてください。
見た方の感想
<男性>
『かごの中の瞳』サスペンスかな?事故で視力を失った女性が結婚して、男の介助で世界を想像していたが手術して目が良くなったら違う世界が広がり欲望に目覚めて悲劇になる誰も幸福にならない後味の悪いドラマ。映像的には斬新なところもあるが観ているほうは疲れると思います。盲目のエマニエル夫人。
自分にはちょっと理解するのには時間がかかり、見ていて少し疲れましたね。理解できてからは、ちょっとおもしろくはなってきましたが、先程もあったように、後味が悪い作品かなと思いました。
<女性>
ジェームズは、自分を頼りにしてくれる、清楚でか弱い女性が好きなんだよね。
実際ジーナはそうで、だから上手く行っていたんだけど、それは目が不自由だったからで。
例え見えるようになっても、自分の掌の中で、自分が見せる物だけ見て喜んで居て欲しかったのよね。
女性の方が、好奇心や物欲や、変身欲が強いのよ。
そして大抵の男性は支配欲と独占欲を持っていると思う。
大体、電車の中や人混みで、必要以上に連れの彼女をかばう男性はそうよね。
騙しているとかじゃなくて、好きな相手に甘えているんだろうけど、好きじゃ無くなったら甘えなくなる。
その時に、男性はこの映画を思い出すかもね。
見えなかった物が見えるようになったんだもん。そりゃ好奇心も働く。色々経験してみたくなる。
あ~これって、専業主婦が、子供が手を離れて外に出始めた時に夫婦に起こる危機と一緒だなぁ‥
見えないからこその彼女の脳内に広がる世界は幻想的でした。
『かごの中の瞳』のキャストは?
ブレイク・ライヴリー(ジーナ 役)
1987年8月25日生まれ、アメリカ出身の女優。
身長は178cmほどで、そのスタイルの良さが話題になりました。
お菓子作りが得意であり、インスタグラムにもその様子が載せられています。
恋多き女優さんであり、かつては俳優のケリー・ブラッツやペン・バッジリー、レオナルド・ディカプリオなどと交際していました。
現在は結婚しており、夫はカナダ出身の俳優ライアン・レイノルズです。
父は俳優や映画監督として活動しているアーニー・ライヴリー、母はマネージャーを務めています。
5人兄弟の末っ子で、5人揃って俳優として活躍しています。
ブレイク・ライヴリーは、1998年に公開された映画『サンドマン』にて、デビュー。
その後、2007年からアメリカで放送されたテレビドラマ『ゴシップガール』に出演し、一躍有名になりました。
ブレイク・ライヴリー本人は演技に関して、このようなコメントを挙げています。
「演技をしているときは、なんだか見せかけのような気がしてしまうの。物語を語るために最善を尽くすのだけれど、いつも仕事をもらってラッキーだと感じているわ」引用元
演技に関してはあまり自信がない様子。
しかし、ブレイク・ライヴリーの演技力は申し分のないほどで、過去にはティーン・チョイス・アワードにてブレイクスルー女優賞を受賞した経験もあります。
私はゴシップガールを見たことがありますけど、結構おすすめですよ!
U-NEXTだとシーズン1〜5、そしてファイナルシーズンまで見放題ですからね。

女優として今後も活動するのかはわかりませんが、ぜひ続けてほしいですね。
ジェイソン・クラーク(ジェームズ 役)
1969年7月17日生まれ、オーストラリア出身の俳優。
レオナルド・ディカプリオが主演を務めた『華麗なるギャツビー』や猿の惑星シリーズの『猿の惑星: 新世紀』など、数々の有名作に出演されています。

実力派として名高い俳優さんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、映画『かごの中の瞳』について紹介しました。
目が見えるようになったことで自分も生活も変わり始めたところで訪れる、再び視力が悪くなるという悪夢。
なぜ視力が悪くなっていったのか、誰かが企んだことなのか、一体どのような結末を迎えるのか・・・気になるところですね。
『かごの中の瞳』は2018年9月に公開予定です。
また、『かごの中の瞳』はR15+指定されている作品ですので、注意してください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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