木村拓哉と二宮和也のW主演映画『検察側の罪人』。
ジャニーズのトップアイドルである二人が主演だなんて話題にならないわけないですよね。
劇場予告などでも、お二人が口論している予告編がたびたび流れています。
いったい何事なんだと思う予告編で一度目にしたら印象に深く残ると思います。
重厚なドラマな感じがする『検察側の罪人』ですが、いったいどんな映画なんでしょうか。
『検察側の罪人』には主演のお二人以外のキャストも豪華俳優陣が名を連ねています。
今回はその登場人物に焦点を当てながら『検察側の罪人』を紹介していきたいと思います。
Contents
『検察側の罪人』ってどんな映画?
『検察側の罪人』の原作は雫井脩介による小説で、「別册文藝春秋」(文藝春秋)にて2012年9月号から2013年9月号まで連載されていました。
2013年の『週刊文春ミステリーベスト10』の国内部門4位や宝島社の『このミステリーがすごい! 2014年版』の8位などを獲得しています。
都内で発生した殺人事件。犯人は不明。事件を担当する検察官は、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野。
最上は複数いる被疑者の中から、一人の男に狙いを定め、執拗に追い詰めていく。その男・松倉は、過去に時効を迎えてしまった未解決事件の重要参考人であった人物だ。
最上を師と仰ぐ沖野は、被疑者に自白させるべく取り調べに力を入れるのだが、松倉は犯行を否認し続け、一向に手応えが得られない。
やがて沖野は、最上の捜査方針に疑問を持ち始める。「最上さんは、松倉を、犯人に仕立て上げようとしているのではないか?」・・・。
互いの正義を賭けて対立する二人の検事。彼らの戦いに、待ち受けていた決着とは__。
http://kensatsugawa-movie.jp/about/story.html
ストーリーは練りに練られた司法ミステリーという感じですね。
登場人物たちそれぞれの葛藤が描かれているので、役者たちの演技のぶつかり合いが見れそうというのが予告編などからうかがえますね。
日本を代表する俳優陣たちなので本当に楽しみです。
登場人物やキャストって誰?
『検察側の罪人』は、主人公最上と沖野を演じる木村拓哉さんと二宮和也さん以外にも豪華な顔ぶれがキャスティングされています。
ヒロインを演じる吉高由里子
https://twitter.com/kensatsu_movie/status/1016163534563086336
『検察側の罪人』のヒロインを演じるのは吉高由里子さんです。
入社2年目の検察事務官・橘沙穂という役で、刑事部への異動によって沖野の担当事務官に着任します。
予告編でも沖野に対して率直な意見を述べるところが見られますね。
物語の方向を握っている存在だと思われます。
吉高さんは『蛇にピアス』や『ユリゴコロ』など数々の話題作に主演し評価を得ています。
ネットでの演技評価も集めてみました。
#吉高由里子 さん
素晴らしい演技をする方。
全てのセリフを丁寧に気持ちを込めて言っているのが作品を見ると伝わってくる。
なんでこんなにも魅力的な演技をするんだろう…といつも思う。
2018年公開の「 #検察側の罪人 」がとても楽しみ!待ち遠しいですね…(笑)
— 双葉 (@DramaEiga) July 17, 2018
『ユリゴコロ』
この吉高由里子はホントにいい演技だったな。死ぬ描写とか、リストカット祭りとか、ダークサイドな感じに心をえぐり取られる事間違いなし。平和な人ほど共感しないし、闇を抱える人はさらに深淵に落ちるであろう。だが、すごく人間らしい話。日本映画の良い部分が豊富だ。— こーたろ@激情 (@MovCrus) July 16, 2018
吉高さんの演技を楽しみにされている方が多くいらっしゃるみたいですね。
役どころである橘沙穂のように他の俳優たちにも物怖じしない演技が楽しみです。
ブローカー役・松重豊
https://twitter.com/kensatsu_movie/status/1016524662484840448
最上の捜査方針に有利になるよう証拠を集めてくる闇ブローカー・諏訪部利成。
怪しい雰囲気満点の彼を演じるのは松重豊さん。
『孤独のグルメ』などで最近では優しい雰囲気の役を演じることも多いですが、怖い雰囲気の役をやらせたらやはりピカイチですね。
『アウトレイジ 最終章』などで見せている松重さんの怖い一面を楽しみにしたいです。
被疑者・松倉を演じる酒向芳
https://twitter.com/kensatsu_movie/status/1019419990687133696
原作ファンの方などは被疑者である松倉を演じるのは誰なんだろうと疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
それでなくとも木村拓哉・二宮和也という2大スターとバチバチに対決する役ですから、原作ファンでなくとも誰が演じるのか気になってしまいますよね。
そんな気になる被疑者・松倉を演じるのは酒向芳さん。
舞台出身の役者さんのようで映画への出演はあまり多くありません。
ドラマでは連続ドラマ小説『まれ』の和島市長や『半分、青い。』の農業協同組合の西村さんなどを演じていた方といえば、わかる方もいるかもしれませんね。
一風変わったおじさんを演じることが多いみたいです。
被疑者・松倉にはぴったりですね。
予告編でもその異様なたたずまいで圧倒的な存在感がありますね。
酒向 芳さん演技上手すぎか
生で観たい
— ピエニ (@penia_regret) April 28, 2018
半分、青い。の酒向芳さんの演技がナチュラルすぎ。どっかのおじさんが誰かとしゃべっとるやないかと外見ちゃったしww#半分青い
— ゲゲゲの芦ゲ (@misa2_take1ch) June 3, 2018
https://twitter.com/h_p_inocchi_3/status/990275068348411904
演技の実力は折り紙付きだと思うので酒向芳さんにも注目してみていきたいと思います。
新たな被疑者・弓岡を演じる大倉孝二
https://twitter.com/kensatsu_movie/status/1017245915978100741
老夫婦殺人事件の捜査過程で新たに浮上する被疑者・弓岡を演じるのは大倉孝二さん。
色々な映画・ドラマで名バイブレイヤーとして作品を盛り上げている姿をよく目にしますね。
ダメ男を演じることも多いので、 今回の被疑者・弓岡も安定した演技が見られると思います。
https://twitter.com/36_Megu/status/973783592789782529
「その上困るなぁ、男と女のもつれまで持ち込まれたらぁ、ん困るなぁー」のとこめっちゃウケた、大倉孝二のこういう演技は本当に良い
— やきよ (@egbsmc) February 17, 2018
国選弁護人役・八嶋智人
https://twitter.com/kensatsu_movie/status/1017612329372930049
被疑者である松倉を弁護する国選弁護人・小田島を演じるのは八嶋智人さんです。
バラエティ番組なんかにもよく出演している八嶋さんですが、その分シリアスな演技を彼にされるとそのギャップにドキリとしてしまいますよね。
検察側の最上や沖野と敵対する関係ですから、木村拓哉さんや二宮和也さんとの演技合戦を楽しみにしたいです。
大物弁護士・白川役 山崎努
https://twitter.com/kensatsu_movie/status/1017969684212256769
間違いなく『検察側の罪人』内で一番の大御所俳優です。
役どころも大物弁護士ですからぴったりですね。
スチール写真や予告編の笑みからも余裕たっぷりの強敵な雰囲気が出ていますよね。
小田島を後援するので、最上や沖野にとって最大の壁となるのは間違いないです。
見た方の感想
<女性>
「検察側の罪人」は、大人の人間ドラマです。この映画で注目されたのは、キャスティングになります。
同じジャニーズ事務所所属で、これまでほとんど絡みがなかった二人の共演が注目されました。
元スマップのキムタクと嵐の二宮君です。
ストーリー的には社会派大人の重厚感を感じましたが、私が見た感想としては、この物語、このキャスティングだから盛り上がったわけで、違う俳優が演じたらそれほど話題にはならなかったのではないかという厳しい評価です。
若手検事とエリート検事のお互いの正義感のぶつかり合い。
どちらも違った意味での正義だと思いました。
やはり多くのジャニーズファンは必ず見るでしょうし、盛り上がっているという感じは否めないのかもしれません。
検察側の罪人の原作を読むには?
検察側の罪人について見どころを説明してきましたが、見る前に原作を読んでみてはどうでしょうか?
最近の主流は買いに行くのではなくダウンロードするものです。
おススメのU-NEXTの電子書籍で読んでみてはどうでしょう。
こちらに情報をまとめておりますので確認ください。
まとめ
実力派俳優勢ぞろいの映画『検察側の罪人』。
木村拓哉さん、二宮和也さんの初共演というだけでも話題に事欠かないのに、こんなにも豪華なキャストで固められたらもう最高に楽しみとしか言えません!
『検察側の罪人』は8月24日(金)よりロードショー。
原作を読むなどして公開を待ちたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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