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『健康で文化的な最低限度の生活』(ドラマ)ネタバレやあらすじは?キャストやタイトルの意味は?

ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」が2018年7月17日火曜日よる9時からスタートします。

タイトルからしてちょっと重たげな印象のあるドラマですが、
新人公務員が仕事を通して人の人生に寄り添い、成長していくドラマです。

個性的な同僚たちと繰り広げられるこのドラマ、
ネタバレやあらすじ、キャストやこのタイトルの意味について迫ってみたいと思います。

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Contents

「健康で文化的な最低限度の生活」ってどんなドラマ?

義経えみるは、ちょっとぼんやりしたところのある平凡な新人公務員。

しかし、最初に配属された「生活課」で待ち受けていたのは、
個性豊かな職場の仲間と、生活保護制度という現実でした。

彼女が担当を任されたのは、110世帯の生活保護受給者。

その人たちには簡単には語れない奥の深い、それぞれの人生があります。

彼らの人生を、どうすれば希望ある明日へ導けるのか。

えみるに課せられたのは、そんな彼らの人生に、寄り添い、向き合い、
そして自立への道筋を見つけ出していくことです。

22歳の新人が壁にぶつかったり、喜んだり、悲しんだり、時には怒ったり。

そしていつしか、誰かの希望の光になっていく成長ストーリーです。

ネタバレ

原作は柏木ハルコさんの「健康で文化的な最低限度の生活」、
連載中で現在6巻まで発売されています。。

人気コミックで2015年に「このマンガがすごい!」にも選ばれています。

ドラマの初回はおそらく、原作の1巻をなぞるように描かれていると思います。

担当部署でいきなり受け持たされた110ケースの生活保護者。

仕事をきちんとこなすことに必死の義経えみるは、ある日自殺をほのめかす電話を受けます。

親類に確認をとりますが「いつものこと」と受け流されます。

ところが翌日、本当にその人が自殺していたことを知るのです。

後日、その人の自宅に向かうと、そこには彼が生きた証が多く残っていました。

えみるは「1ケース」ではなく、「一人の人間」が命を断ったことを実感し、
改めて自分の仕事がどういうものなのか自覚し始めていきます。

実は原作にはかなりリアル感があり、
生活保護を受ける人がどんな苦悩や悩み、問題を抱えているのか詳しく描かれています。

それを22才の「安定」を求めていた新人が見つめるわけですから
濃厚なお話になるはずなんです。

が、ドラマのビジュアル雰囲気はそれとは異なり、爽やかな印象ですよね。

少しやわらかく描かれるのでしょうか。

誰かのために生きることで、えみるが成長してたくましくなる姿に、
多くの人が元気付けられるとともに
きっと「生活保護者」に向けられる偏見も、少しはやわらぐかもしれませんね。

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タイトルの意味は?

原作では帯のコピーも話題になりがちです。

原作者の柏木ハルコさんが丹念な取材と知識から、この漫画を描いてるのがわかります。

原作と同タイトルの「健康で文化的な最低限度の生活」とは
日本国憲法にある文言です。

第二十五条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

この法律に基づいて厚生省が行なっているのが生活保護制度で
厚生省のサイトにはきちんとこう書かれています。

資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。

原作でもあるように「国民の最後の砦」制度ですね。

数年前からいくつもニュースに上がり、耳にすることも多くなってきました。

「不正受給」なんて言葉まで、多くに人に知られるようになり
非難の声もあがっていましたよね。

原作では「生活保護を受ける人の人生を知って欲しい」という思いが感じられるのと同時に、
「働いている人々がどれだけの思いを抱えているのか」まで追求されているようです。

コミックだからこそ、やさしく感情移入しながら読み進められるのでしょうし、
また今作のドラマになることで、少しでもその主旨が浸透すればいいなと思います。

テーマがテーマだけに重めですが、日本国民なら誰でも持っている権利
「健康で文化的な最低限度の生活」が具体的にはどういうことなのか、
ドラマの中で少しずつ感じ取れると思います。

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キャスト紹介

個性的なキャラクターが働く生活課。

俳優陣もバラエティー豊かな人たちが揃っています。

吉岡里帆(義経えみる役)

吉岡里帆さんは1993年1月生まれの現在25才、京都府出身の女優さんです。

幼少時より映画や演劇、歌舞伎、能など、様々な芸術文化に親しみながら育ち、
高校3年の時に小劇場の舞台「銀ちゃんが逝く」を見て感動します。

大学は書道家を目指して進学しますが、演劇への思いを断つことができず、
友人と小劇場の舞台に立って唐十郎の「吸血姫」で主人公を演じたりしています。

京都の大学で演劇をしながら東京にある養成所レッスンを受けるという、
京都と東京の往復を繰り返す生活を送り、
2013年にはついに女優として活動を開始しました。

数々のテレビドラマ・映画のオーディションに挑戦しますが、最終審査まで進んでは落選ばかり。

2014年7月に初めてグラビアに進出し、
翌年の2015年2月公開「マンゴーと赤い車椅子」で映画デビュー。

同じ年3月に公開の青春映画「幕が上がる」にも続けて出演。

その後は映画やドラマに数多く出演し、その自然体の可愛らしさと
透明感のある優しい笑顔に男女両方から人気を集めています。

今作の等身大の新人公務員役では、多くの人が吉岡里帆さんと感情を共有しながら
その成長ぶりを感じられることになりそうです。

井浦新(半田明伸役)

1974年9月生まれの現在43才、東京都出身の俳優さんで
ファッションモデル、ファッションデザイナーでもありますね。

大学在学中に、スカウトされて芸能界入りをし、
デビュー当初は本名で活動し、その後ARATAを芸名としていました。

元々役者志望で芸能界に入ったわけではなかったらしく、
作品の宣伝活動をすることも考えていなかった時期があったそうです。

ファッションモデルとして、数多くの有名ファッション誌の表紙を飾り、
1990年代後半にはパリコレや、東京コレクションなどでトップモデルとして出演していました。

1998年には独自ブランドのオープンさせ、2007年の改名後、
自身のブランドをもって独立し、本格的なデザイン活動されています。

多彩ですが、もちろん俳優業でも活躍されています。

1999年公開の「ワンダフルライフ」が映画初主演です。

2002年公開の「ピンポン」で注目を一気に集め、
その後は、テレビドラマや舞台にも出演し、活動の幅をどんどん広げています。

長らく芸名を使用してましたが、2012年の「平清盛」から本名で出演。

美術や芸術にも関心を持っていて、その穏やかな雰囲気にうっとりする女性も多数。

今回は新人えるみを優しく指導する先輩役ですので、
頼りになる優しい指導係は、井浦新さんのイメージにぴったりですね。

田中圭(京極大輝役)

1984年7月生まれの現在33才、東京都出身の俳優さんでタレントさんでもありますね。

中学3年生の時に、家族の勧めで「21世紀ムービースターオーディション」に応募しますが、
最終選考まで進みながらも入賞はなりませんでした。

ですが、その時にスカウトされ芸能界入りされています。

CMデビューが先で、2000年に任天堂「マリオパーティ3」に出演。

2003年、ドラマ「WATER BOYS」で注目を集め始めます。

2006年1月にフジテレビのバラエティ番組「トリビアの泉」で話題になり、
これ以降バラエティ番組に出演する機会が一気に増えました。

映画では2008年1月公開「凍える鏡」で初の主演を務め、
2009年4月から放送の連続ドラマ「子育てプレイ」と、
同じく4月に放送された単発ドラマ「ホームレス中学生2」でテレビドラマ主演します。

現在はタレントで女優のさくらさんとの間に2人のお子さんがおられるパパです。

今回は厳しい上司役ですが、その熱さもえるみには影響を与えていきそうですね。

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まとめ

撮影風景もアップされている「健康で文化的な最低限度の生活」は
いよいよ7月からの放送スタート。

撮影現場では笑顔とほんわかした雰囲気が感じられますし、
公開ビジュアルはどれも爽やかで「フレッシュ感」がありますね。

テーマはいろいろ話題になりがちな生活保護、
それがどんな風にドラマでは演出されるのか、ちょっと想像がつかない感じですよね。

やはり、初回放送からチッェクしておきたいドラマです。

知識を得るためにも、元気をもらうためにも、ぜひお見逃しなく!!

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