「信じる。愛する。大人になる。」
これは今回紹介する映画「星の子」のコピーです。
あの女優さんが、6年ぶりの実写映画主演を務めます。
「星の子」とは
原作は、「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子さん、監督・脚本は「日日是好日」の大森立嗣さんです。
また、「日日是好日」のスタッフが集結し、ヒロインの健気で涙ぐましい姿を描き出します。
おめでとうございます🎊
第161回芥川賞受賞
今村夏子『むらさきのスカートの女』(朝日新聞出版)近所に住む"むらさきスカートの女"と呼ばれる女性が、気になって仕方のない"わたし"は、彼女を観察するために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し、その生活を観察し続ける…わたしの望むものとは? pic.twitter.com/H66Yau8IDt
— toi books (@toibooks) July 17, 2019
あらすじ
大好きなお父さんとお母さんから、愛情たっぷりに育てられた主人公のちひろ。
でも両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した、“あやしい宗教”を深く信じていた。
中学3年になったちひろは、新任のイケメンの先生に一目惚れをする。
だが、その先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。
そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きる。
原作のレビュー
参考に、原作小説のレビューを集めてみました。
ネタバレと感じる部分もあるかと思いますのでご注意ください!
ミッドサマーを鑑賞した人に断然おすすめしたいのが、今村夏子さんの「星の子」。うつくしい装丁とは裏腹に、身体の弱い女子中学生の娘を救うために両親が新興宗教に走り、家庭が崩壊していくさまを描いた作品。新興宗教を「完全なる悪」と描いていないところが、逆に怖かった。 pic.twitter.com/yKtB0NGMMy
— 月子 (@gerorogokaku) March 5, 2020
今村夏子「星の子」
宗教にのめり込む両親とその娘の姿を描いた本作。穏やかな筆致で描かれているのに内容は不穏で重たい。読中、美しさの裏に気持ち悪さが蔓延るような違和感が付きまとう。終盤、主人公の祈りのような気持ちに思わず涙が零れた。
◯ぼくの好きな人が信じるものを、一緒に信じたい◯ pic.twitter.com/bWy3PgE9dB
— ヒロキ@読書垢 (@ookami24102) January 20, 2020
今村夏子さんの「星の子」を読んだ
カルト宗教っていうちょっと重めのテーマも良いし、生きる上でお手本にしたり正しいと思いがちな両親を、娘の目線と客観的な視線で見つめることで人それぞれ違う「正しさ」とは何かを考えさせられた。— ハドリアヌス (@u_your_you) May 24, 2020
主人公の成長だけではなく、信仰、親子、愛など考えさせられる部分も多そうです。
主人公のちひろ役はあの女優さん!
主人公のちひろ役を演じるのは、現在16歳になった芦田愛菜さん!
彼女といえば、Motherやマルモのおきての印象が強く残っていますよね。
なんと本作の為に、トレードマークであった長い髪を30cm以上カットしたそうです。
映画『星の子』ティザービジュアルが解禁💫
信じる。
愛する。
大人になる。赤く揺らぐ背景の前で、真っ直ぐ力強く立つちひろの眼差しの先にはー。
公開は10月🍁お楽しみに!#星の子 #芦田愛菜 pic.twitter.com/07oZpR0AVw
— 映画『星の子』公式 (@hoshi_no_ko_jp) June 25, 2020
簡単にプロフィールをまとめてみました。
名前 | 芦田愛菜 |
出身 | 兵庫県西宮市 |
生年月日 | 2004年6月23日 |
経歴 | 2007年、3歳の時に芸能界入り 2010年、テレビドラマ「Mother」に出演し、認知度を飛躍的に高める 2011年、テレビドラマ「さよならぼくたちのようちえん」で日本のドラマ史上最年少初主演を務める また、同年「マルモのおきて」で連続ドラマ初主演 2013年、映画「パシフィック・リム」でハリウッドデビュー |
また、ドラマや映画への出演に伴い、様々な賞も受賞しています。
まさに天才子役…!
他のキャストは?
公式サイトやツイッターを確認しましたが、芦田愛菜さん以外のキャストは、まだ発表されていないようです。
今年の1月にクランクアップしているようなので、もう少しで発表されるのではないでしょうか。
大森組『星の子』は昨日クランクアップ‼️
今後は映画の完成、そして劇場公開に向けて様々なお知らせを投稿して参ります。特に共演キャスト情報はお楽しみに💫#芦田愛菜 #大森立嗣 #今村夏子#星の子 pic.twitter.com/Ucy9dvnxJQ— 映画『星の子』公式 (@hoshi_no_ko_jp) January 19, 2020
公開は2020年10月となっています。
撮影場所(ロケ地)は?
調べてみたところ、足利市内(足利駅周辺の中学校)、法政大学多摩キャンパスを撮影場所に、エキストラを募集していたようです。
法政大学多摩キャンパスでの役柄は、「ある架空の宗教団体の集会参加者」となっているので、恐らくメインのロケ地は足利市かなと思います。
足利市は色々な映画やドラマのロケ地となっているようで、映像のまち あしかがというホームページで詳しく紹介されていました。
【エキストラ大募集📩】
芦田愛菜×《令和初の芥川賞作家》今村夏子原作を大森立嗣が映画化‼️ぜひご参加ください🙇♂️作品:映画『#星の子』
主演:#芦田愛菜
監督:#大森立嗣
原作:#今村夏子
撮影:12月21日(土)8:30〜12:00
場所:市内某所
募集:中学生役(13〜19歳)詳細→https://t.co/TlUPnBsUBy https://t.co/y5dmOfIVmD
— 足利市映像のまち推進課 (@ashikaga_eizou) December 17, 2019
まとめ
撮影時は主人公のちひろと同じ15歳だった芦田さん。
「彼女の表情一つ一つが、多難な思春期の複雑な感情を見事に物語る」と公式ホームページに書かれていました。
誰もが通ってきたその時期を思い出し、共感する部分も多いのではないでしょうか。
まだまだ大変な時期ではありますが、ぜひ全世代の方々に見て頂きたい作品です。
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