少年は告白する・・「僕は男が好き! 男に惹かれてしまう」と。
少年の父は牧師・・少年はプロテスタント系の厳格な家で育った一人息子です。
父親はびっくり仰天!!自分の息子がゲイだって??キリスト教は同性愛を認めない!
治療して直せ!! 少年は、同性愛矯正プログラムを行う施設に入れられます。
映画「ある少年の告白」は、全米で大きな反響を呼んだ実話を元に描かれたドラマです。
作品のネタバレやあらすじ!衝撃的な実話の詳細と結末も非常に気になりますね!
Contents
少年や青年たちが、あまりにも美しい!
この映画では、主人公ジャネットが自身の性について見つめるきっかけとなった少年や青年たちが、あまりにも美しい”可愛い”と話題です。
演技派俳優ルーカス・ヘッジズの演じる主人公と共演した青年たちも美しいのです!
特に、主人公ジャネットと相手の青年が、彼のベッドで互いに見つめ合って横たわり、ただ静かな一夜を過ごすシーンが・・何とも言えません! 惹かれてしまいます。
あらすじとネタバレ
あらすじ
ある、アメリカの田舎町
キリスト教・プロテスタント系の厳格な家で育ったジャネットは、19歳の大学生。
父は牧師で、母親もジャネットを大切にしながらキリストの教えを深く信仰していた。
そんな中、青春を謳歌していたジャネットは、ある大学のパーティーに参加する。
そして、そのパーティーに参加していた1人の青年との出会いが、ジャネットの運命を大きく変える。
一夜の体験
その体験で・・自分の内に秘められたものがあったと知り、ジャネットは深く悩む。
両親に打ち明けるかどうか迷い・・ついにジャネットはある夜、両親に自分自身の胸の内を告白する。
「少年の告白」それは・・「理由は分からないけれど、男に惹かれてしまう」と。
ゲイ?? ゲエ~! 息子からの衝撃の告白に、両親は言葉を失う!
キリスト教において、同性愛は認められていなかったからである。
牧師の立場である父親は、そんな息子のことが受け入れられず、家族は次第にバラバラになっていく。
ある日、ジャネットは母の運転する車に乗る・・行き先は「同性愛矯正プログラムを行う施設」だった。
自分自身を見つめなおすために、ジャネットは12日にも及ぶ「救済プログラム」を受けることになったのだった・・
いきなりネタバレ
ジャレッドは、この治療施設で数週間もセラピーを受けることになる。
セラピー治療中、皆の前で自分の同性愛体験を語る番になり、ジャレッドはある夜の体験を話します。
それは・・大学時代にアートスクールで出会った青年「グサヴィエ」との一夜。
ジャレッドとグサヴィエは、彼のベッドで互いに見つめ合って横たわりただ静かな一夜を過ごしたことを話します。
しかし、チーフセラピストは「君は、嘘をついている。真実を話せ」と迫る。
更に「君は、父親を憎んでいると言いなさい」と強制する。
怒るジャレッド!
怒ったジャレッドは、部屋を飛び出し母親に電話する。
駆けつけた母親も怒り、一緒に施設を去ります。
父親は施設に戻るよう言いますが、ジャレッドは自宅に残ることを決めます。
それから四年後・・ジャレッドは・・。
キャスト
本作で主人公ジャレッドを演じるのは、若手実力派ルーカス・ヘッジズ。
ジャレットの両親役には、ラッセル・クロウとニコール・キッドマンなどベテラン俳優陣が脇を固めます。
監督は「ザ・ギフト」以来、監督2作品目のジョエル・エドガートン。
ルーカス・ヘッジズ/主人公ジャレッド役
主人公の青年ジャレッド役を演じるのは、若手実力派俳優ルーカス・ヘッジズ。
出演作『マンチェスター・ バイ・ザ・シー』では、弱冠20歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたほか、『スリー・ビルボード』、『レディ・バード』など話題作への出演が続いています。
ラッセル・クロウ/牧師役
牧師の父親役には『グラディエーター』でアカデミー賞主演男優賞受賞、『ビューティフル・マインド』でゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞ともに主演男優賞を受賞しているラッセル・クロウ。
牧師の立場として、苦悩する父親役を本当のお父さんの様に演じます。
ニコール・キッドマン/母親役
主人公の母親役にはアカデミー賞やゴールデングローブ賞に何度もノミネートされ、『めぐりあう時間たち』で、アカデミー賞主演女優賞を受賞しているニコール・キッドマン。
同性愛の息子を理解しようと努める穏やかな母親役を演じます。
実話の詳細と結末
この映画はガラルド・コンリーさんという同性愛者の方が実際に体験した物語です。
本作は2016年に発表され、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれた「ガラルド・コンリー」による回顧録を原作とする作品で、自身の体験を元にした「同性愛変換セラピー」についての記事を書きました。
映画の中のジャレッドは、家に戻った四年後にニューヨークに住み彼が経験した「同性愛変換セラピー」の記事を書いています。
原作者は、映画の通り現在ニューヨークで暮らしておりLGBTQをサポートする仕事をしており「同性愛変換セラピー」は、アメリカ34の州で合法と考えられています。
まとめ
「ある少年の告白」は、若き青年の同性愛者を扱った映画です。
なぜ自分がゲイであると感じたのか、矯正施設で自身の記憶を振り返っていきます。
そして、矯正施設のプログラムは口外禁止の驚くべき内容でした。
本作は「同性愛治療」という体験実話を映画化した、注目の話題作です。
映画「ある少年の告白」2019年4月19日公開
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