人気俳優として絶賛活躍中の斎藤工さんが初めて長編作品のメガホンをとったことで大注目の作品『blank13』。
斎藤工さんといえばどちらかと俳優として有名ですが、実は映画監督になりたかったらしいですよ。
今までもいくつか監督として作品を世に排出しているようですが。
主演は大人気の高橋一生さんということで、期待できるところ。
女性ファンも多いし、そもそも斎藤工さんも女性ファンが多い。
見たいと思っている方も多いのではないでしょうか?
今回はこの『blank13』についてご紹介していきたいと思います。
Contents
『blank13』ってどんな映画?
Blankとは新規とか空っぽとかのイメージですね。
Blankと13がどのように絡んでいくのでしょうか。
監督を務めたのは斎藤工さん。
今年2017年公開の映画『昼顔』でもドラマ版に続き主演するなど俳優としての活躍はほとんどの方がご存知かと思います。
斎藤工さんが、実は監督としていくつかの作品を制作していることをご存知の方はまだ少ないのではないでしょうか。
こちらは2015年に斎藤工さんが監督した大橋トリオさんのMVです。
これまでは、ミュージックビデオや短編作品でしたが、今回初の長編作品ということで期待が高まります。
芸能人で監督というと品川さんとか北野武さんとか、松本人志さんとか色々と才能を見せている人が多いですが、今回斎藤工さんの作品も高い評価を得ることができるのでしょうか?
『blank13』のあらすじは?
パチンコばかりやっていて、借金を残した父親が失踪してから13年後、突然見つかります。
しかし父は病魔に侵され、残された余命はたったの3か月。
迷惑をかけられっぱなしだった母と兄は会うことを拒否しますが、優しい父の想いでもあったコウジは会いに行くことを選び父と改めて関わっていくという話です。
予告編
なんか感動作品かと思いきや、最後にはちょっとコメディ要素もあるみたい。
リリーフランキーさんが絡むとそうなりやすいと感じるのは管理人だけでしょうか?
『blank13』のキャストは?
この作品の軸となる父役をリリー・フランキーさん、そして息子コウジ役を高橋一生さんが演じています。
共演者には神野三鈴さん、松岡茉優さん、佐藤二郎さんなど、そして斎藤工さんも出演しています。
高橋一生/松田コウジ
幼いころの父の思い出と現代の姿の間で葛藤する息子役を演じるのは高橋一生さん。
1980年12月9日生まれ。
現在放送中の大河ドラマ「おんな城主直虎」や映画「3月のライオン」など数多くの映画、ドラマに出演し、ますます人気が上昇中。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いといった感じです。
どんな役にも染まれる役者さんだけに今作の演技も気になります。
ゆうばりファンタスティック映画祭【作品賞】、上海国際映画祭(アジア新人賞部門)【最優秀監督賞】 に続き、ウラジオストク国際映画祭にて、#高橋一生 さん、#リリーフランキー さん、#斎藤工 さんが日本映画史上初となる最優秀男優賞を異例のトリプル受賞!! #blank13 pic.twitter.com/5irnF3KHpu
— 映画『blank13』齊藤 工と仲間たち (@blank13official) 2017年9月17日
すでに海外の映画祭では評価されているようです。
もしかすると高橋一生さんは今後、海外映画にも出演する日が近いかもしれません。
リリー・フランキー/松田雅人
映画のタイトルにもなっている13年間の失踪、つまり13年間のブランクを経て家族と再会する父親、雅人を演じるのがリリー・フランキーさん。
1963年11月4日生まれ。
イラストレーターや文筆家としても活躍なさっています。
映画『そして、父になる』で見せた子供想いの父親とはまた違った父親像が見られそうで、これまた期待が高まります。
神野三鈴/松田洋子
雅人の失踪後、壮絶な暮らしの中で幼い兄弟を育て上げた母親役を演じたのは神野美鈴さん。
1966年2月25日生まれ。
舞台を中心に活躍なさっている女優さんですが、近年は映画やドラマにもご活躍の場を広げていらっしゃるようです。
管理人は全く存じ上げていなかった女優さんでした。
まだ公開前だから機内じゃないし、そんなメジャーじゃないし💦
先月、したまち映画祭ってので先行で観たの。
派手じゃないけど、じんわりいい映画だったよ😊
神野三鈴さんが素晴らしかった。
一生さんも工さんもリリーさんも💗
ロシアの映画祭でこの3人がアクター賞取ったらしいよ👍— 🧀うさりょー👟🏃💨 (@usa_ryopippi) October 26, 2017
味のある方でいい演技しそうですよね。
『blank13』監督としての斎藤工の評価は?
こちらの作品ですが、全国公開こそ来年ですが、すでに数々の映画祭に出展し好評を博しているようです。
第20回上海国際映画祭ではアジア新人賞部門において、日本人初の受賞となる最優秀監督賞を受賞しました。
そのほかにも、2017年10月26日までに、世界12か国で15の映画祭に出店し6冠と結果を出してきています。
俳優としてだけでなく、監督としての斎藤工さんにもこれから注目が集まりそうですね。
『blank13』のネタバレや感想は?
ネタバレとなってしまいますが、この物語のクライマックスはリリー・フランキーさん演じる父・雅人の葬式のシーンになります。
その葬式の場所で父の友人たちが話す父の思い出話で13年間の空白期間で何があったかをコウジは聞き、自分の記憶とのブランクを埋めていくというわけです。
その父の友人を演じるのが佐藤二郎さんや村上淳さんといった名優揃いですから、印象的なシーンになることは間違いないですね。
試写などで作品を見た方や、公式に寄せられた芸能人の方の感想を少しご紹介しておきます。
【『blank13』コメント①作家・小池真理子さん】
ありふれた見せ場や情緒過多の表現に頼らず、流れ去った時間の悲しみと慈しみをこのように描くことができたのは、たぶん、監督に深い洞察力と真の品性が備わっていたからだろう。#blank13 #小池真理子 pic.twitter.com/vrO5vohkmM— 映画『blank13』齊藤 工と仲間たち (@blank13official) 2017年11月6日
【『blank13』コメント④:小堺一機さん】
言い訳をしない人、SNSで頼まれてもいないのに自分の事を全て話そうとする人、
十人十色の人生、この映画は、“人をわかっている”という事を凄くもう一度考えさせてくれる。https://t.co/KFZLaPBr6B #blank13 #小堺一機 pic.twitter.com/OHcs7n5teE— 映画『blank13』齊藤 工と仲間たち (@blank13official) 2017年11月21日
『blank13』試写。斎藤工監督、初の長編映画。いやぁ、やられました。胸をしめつけられたかと思えば、大笑いさせられたり、最後には泣かされたり。70分間、斎藤工監督の手腕と役者さんの演技に完全にやられました。 #blank13
— 清水久美子 (@KumikoShimizuWP) 2017年11月8日
感動部分とコメディ部分、それを演じる方の演技力。
コメントを見れば素晴らしい作品であることがわかりますね。
まとめ
今回は、2018年2月3日に公開予定の『blank13』について紹介しました。
親子のかかわりを描いたこの映画ですが、実は、斎藤工さんとよくお仕事をされている放送作家のかたの実体験がもとになっているとのこと。
つまり実話ということになる。
それを映画化してしまうわけですが、自分が放送作家さんの立場ならこんな素晴らしい映画にしてくれて嬉しい限りですよ。
リアリティある題材をどう監督として製作したのか、公開が楽しみです。
監督としての真価が問われますね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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