ツイッターで話題になった4コマまんが「殺さない彼と死なない彼女」が2019年秋に実写化されます。
この4コマ漫画見たことあるでしょうか?
非常に面白くてネットでは話題になっていました。
人気の若手俳優・桜井日奈子さんや間宮祥太朗さんなどの出演でさらに注目されています!最新のネタバレやあらすじと、結末(最終回)はどうなるのでしょうか?
原作は世紀末
印象的なタイトル「殺さない彼と死なない彼女」は、キレやすくてすぐに「死ね」と言ってしまうツンデレ男子と、リストカット常習犯で「死にたい」が口癖の女子高生の関係性を描く連作4コマ漫画。
原作者は、新世代のSNS漫画家「世紀末」SNSに投稿した4コマ漫画で話題となりました。
漫画のキャラクターは誰の心にも潜む衝動的な感情を代弁し、核心を突きながらも温かいメッセージで読者の共感をつかみ、SNSを飛び出して男女問わず爆発的な指示を得た作品です。
ネタバレやあらすじ
常にスマホを触っている無気力男子高校生の「小坂れい」は、教室でハチの死骸を埋葬しているクラスメイトの「鹿野なな」に出会う。
虫の命を大切に扱う心優しい一面を持つ鹿野ですが、彼女はリストカットを繰り返す死にたがりの女子高生。
そんな「死にたがり」な鹿野が、虫の命は大切に扱う様子に興味を抱く小坂。
ネガティブな言動で周囲から変わり者扱いされている鹿野でしたが、口の悪い小坂と本音で話すうちに、2人で一緒にいることが当たり前になっていく。
鹿野とバイバイして分かれた小坂は、突然面識のないメガネをかけた男性に話しかけらました。
「少し質問していいかな?」
メガネの男性に問いかけられた小坂でしたが、「今、急いでいるので他当たって下さい」と断ります。
するとメガネの男性は、「それじゃ、今、バイバイした彼女を追いかければ間に合うかな?」…なんだコイツと思いながらも「少しだけなら良いですよ」仕方なく対応することにした小坂。
そんな小坂にメガネの男性は、「君は恋をしているのか?」と質問します。
その質問に小坂は、「恋?なんなんすか、質問はこれですか?」とキレ気味に答えると、メガネの男性は「君は恋をしているね、さっき一緒にいた女の子かな?」と笑顔で言う。
意味のわからない質問に「殺されたいのか」と、メガネの男性に食ってかかる小坂。
するとメガネの男性は、「殺される?僕が?君に?とんでもない」と、ポケットから凶器を取り出し、「死ぬのは君で、殺すのは僕だよ」とメガネの男性は、小坂のお腹を刃物で刺しました。
小坂は刃物で刺されたことにより死亡してしまいます…
メガネの男性が小坂を殺害した理由は、もともと自身がストーカーしていた女性を殺害するつもりでいた。
しかしその女性を殺す前の予行練習として小坂を殺害したのだとかつまり小坂になにか原因があったというわけではなく、不幸にもただ巻き込まれてしまっただけというわけです…
後日、小坂を殺害したメガネの男性は、予定通りにストーカーしていた女性を殺害し、「猟奇的な愛」とニュースで報道されることに。
当然、鹿野もこのニュースを観ていますが、彼女もとても辛かったと思います…
いつも側にいた大切な存在が亡くなって辛い鹿野でしたが、夢の中で小坂に再開することに。その言葉通り鹿野は、小坂の自宅に向かい、彼の机の引き出しの2番目を見てみると、そこには手紙が入っていました。
その手紙には、「鹿野ななちゃん、誕生日おめでとう。特に書くことがなかった。」と書かれています。
手紙を読んだ鹿野は、泣きながら「もっとちゃんと書けよ」とつぶやきました。
そして夢の中で小坂と鹿野は、「あったかいね」と抱き合う。「さようなら、ありがとう、大好きだったよ」と物語が終わります。
みた方の感想
殺さない彼と死なない彼女は、4コマ漫画が原作となっています。
11月に公開したばかりなのでまだ見ることができるので、興味を持っている人が劇場に足を運んでおくと良いでしょう。
映画の残念だったシーンとしては、もう少し人間のうちに潜んでいる感情を描くシーンを多くとって欲しかったなと思いました。
高校生の生徒同士の交流を見ていくと同い年の人には自分の抱えている秘密を打ち明ける気持ちも良く分かりますし、同級生だから言えることもあるんじゃないかと思います。そういったところがうまく描けていたと思いますし生徒たちの会話を聞きながら、様々な感情を抱えている子供たちの心理を知っていけるような映画になっているんじゃないかと思います。
自分がもし同じ感情を抱えている人だとしたら、もしくは抱えていたことがあった人だったらこの映画を見ながらそういえばそうだったと思っていくことができると思いますし思い出していくこともできるかもしれません。また現在同じ境遇にある人を励ましてあげることもできるかもしれません。
映画としてはシリアスな部分もありますし、面白い所もあり固くなり過ぎていない映画になっています。
映画『殺さない彼と死なない彼女』は、キャスティングが良い映画でした。
桜井日奈子、間宮祥太朗は良かったです。
原作の漫画はシンプルなイラストと哲学的な内容のギャップが受けました。
このギャップがあると例えば難しい内容の漫画だとしてもこの絵なら読んでいけると言うことがあるかもしれません。難しい内容のものと言うのは読みにくいですし拒んでしまいがちですが、この絵ならというのはあります。
ストーリーも面白い映画でしたし、やっぱりこういうちょっとしたことでも深く悩んでしまうような人はいるんだなと思いました。
リストカットをしてしまう女性というのも社会問題としてどうしてそうするまでに至ったのかなど疑問に思っている人も世の中にはいると思います。
それぞれの悩み事や葛藤などがあって、したくはなくてもしてしまうことになってしまったと言う場合もあるでしょうし、そういう行為に及んでしまう人はいます。
映画としてはとてもよくできている映画だと思いますし、お勧めできる映画です。そこまで酷い演技をしている人もいませんし、見ていける映画だと思いました。
リストカットを繰り返す死にたがりの彼女と、常にスマホを片手に退屈そうにしている不良風の彼が主人公で、原作は4コマ漫画であり、人間の感情などを鋭く描いている作品として評価が高い作品です。
また4コマ漫画として笑っていける要素もある漫画です。
映画ではその世界観を引き継いでいるという感じで、主人公たちの性格にはいろいろと考えさせるような性格だったり、今の時代の高校生などの悩みを描いている作品なのではないかと思います。
とにかくいちどこの映画は見てみると色々と考えさせられることがあっていいかもしれません。
キャストはとても合っていたと思いますし、キャスティングした人を選ぶセンスもあったと思います。
ただ、もう少し原作に近く笑える部分はもう少し取り入れて欲しかったなと思います。
キャストが合っていると映画として原作好きの人も気分よく見ていけるのではないでしょうか。
実写映画化するとこういう人たちが演じることになるのかと見ていくことが出来ます。
悲しい体験をした人たちが寄り添う映画にしたかったと言うことらしいので、そのあたりが上手く描けていた映画になっていたと思います。
人間が考えている感情などを深く掘り下げていっている映画だと思いますし、心の中では一体どういうことを考えているのかということを描くのがとても上手い作者だと思います。
この映画を見た後で実際悩み事を抱えている人が身近にいたら励ましてあげたくもなります。
間宮祥太朗のメッセージ
主演・キャスト
主人公・小坂れい役を務めるのは、『高台家の人々』、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』、『帝一の國』など、人気コミックの実写版で個性豊かなキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と演技力で高く評価されている間宮祥太朗。
もう一人の主人公である鹿野なな役を、映画『ママレード・ボーイ』で初主演を果たし、続く『ういらぶ。』でもヒロインを務めている桜井日奈子が演じる。
まとめ
「殺さない彼と死なない彼女」は、原作が4コマ漫画になっています。
しかし漫画とは言え…生きる意味や身近にいる大切な人について改めて考えさせられる作品です。
4コマ漫画の実写化が、どんな風に仕上がるのか楽しみですね!
映画『殺さない彼と死なない彼女』 2019年秋公開予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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