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『きみの鳥はうたえる』(映画)ネタバレやあらすじは?キャストや石橋静河の演技評価は?

佐藤泰志さん原作の「きみの鳥はうたえる」が映画化されます。

佐藤泰志さんの小説といえば、「海炭市叙景」や「そこのみにて光り輝く」、「オーバー・フェンス」など、最近映画化が目覚ましいですね。

しかも、そのどれもが高い評価を得ていますね。

今回の「きみの鳥はうたえる」も期待できるのではないでしょうか。

なぜなら、キャストが柄本佑、染谷将太、石橋静河など、若手実力派・期待株の俳優、女優さんたちだからです。

俳優陣たちを取ってみてもとても魅力的ですよね。

今回は、そんな気になる映画『きみの鳥はうたえる』について紹介していきたいと思います。

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Contents

『きみの鳥はうたえる』ってどんな映画?

「きみの鳥はうたえる」は、夭折の作家・佐藤泰志さんの初期代表作。

今作は、佐藤さんにとって初めての芥川賞候補作となったことでも知られています。

監督を務めるのは、『Playback』で第22回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞した三宅唱さん。

ロカルノ国際映画祭に出品経験もある新進気鋭の若手監督です。

佐藤泰志さんの小説は自身の出身である北海道を舞台にしていることが多いのですが、この「きみの鳥はうたえる」は東京を舞台としています。

メガホンをとる三宅唱監督の出身も佐藤泰志さんと同じく北海道。

そういった理由もあってか『きみの鳥はうたえる』はオール北海道ロケを敢行しています。

慣れ親しんだ人にしかわからない風景というものはあると思うのでどういった映像になるのか、そういった点も非常に楽しみです。

あらすじとネタバレ

主人公の僕は20代前半である程度の大きさの本屋で働いている。

そこで一緒に働いていた同年代の女性・佐知子と恋仲になりました。

そのため、スパーマーケットの二階にある僕の部屋へ佐知子はたびたび訪れるようになる。

この僕の部屋には静雄という名前の同年代の男も一緒に住んでいます。

静雄とは本屋に勤める前に働いていたアイスクリーム会社の冷凍倉庫で出会いました。

夏が終わった時に僕が共同生活をしないか、と静雄にもちかけたのです。

静雄は二つ返事で承諾しました。

こうして三人での奇妙な関係が始まりました。

三人は金もないのに酒を飲んで日々を過ごします。

その中で自然と静雄と佐知子は男女の関係を持ちました。

最初こそ二人の関係に嫉妬した僕ですが、やがてそうした関係を受け入れるようになります。

ある日、静雄と佐知子が海へと遊びに行きました。

その時、僕の部屋へ静雄の兄を名乗る人物が訪ねてきます。

静雄の兄は少しのお金と、静雄の母が精神病院へ入院したことを伝えに来たのだと言います。

僕は海から帰ってきた静雄に見舞いに行くよう伝えました。

静雄は故郷へと一人で帰っていきます。

僕と佐知子の二人での生活が始まりました。

しかしもはやそこに男女の関係といったものはありませんでした。

ある日、二人は新聞記事で静雄の母親が怪死したことを知ります。

警察は無職の弟が母親を殺したのではないかと捜査しているようです。

そんな時、僕に静雄から電話がかかってきます。

逃げまくるんだぞ、などというためにならないアドバイスを僕は静雄にかけます。

翌朝の新聞には静雄が逮捕されたことが載っていました。

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タイトルの意味

『きみの鳥はうたえる』はThe Beatlesの「and your bird can sing」という楽曲から付けられている題名です。

静雄が主人公である僕の家へと引っ越してきたときに持ってきたものは、レコード数枚と布団だけでした。

そのレコードはすべてThe Beatlesのレコードで、お金が無くなった際に売り払ってしまいます。

レコードがなくしょうがなしに自分たちで歌った曲が「and your bird can sing」だったのです。

そこから「きみの鳥はうたえる」。

The Beatlesの楽曲を題名にした小説、もしくはその映画化となると村上春樹さんの「ノルウェイの森」が浮かびますね。

映画『ノルウェイの森」ではThe Beatlesの楽曲が印象深く使用されていました。

今作『きみの鳥はうたえる」でも、もしかしたらThe Beatlesの曲が流れるかもしれませんね。

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キャストの紹介

柄本佑

1986年12月16日生まれ (31歳)

俳優・柄本明と女優・角替和枝の子供で、弟である柄本時生も俳優という芸能一家の一員です。

2012年には、女優の安藤サクラと結婚し、2017年に第一子を出産しています。

ご自身も芸能家族ですが、妻の安藤サクラも父親が奥田瑛二、母親が安藤和津、姉が映画監督の安藤桃子なので、両家揃って芸能一家さんですね。

二世俳優さんですが、親の七光りということはなく演技力は折り紙付きです。

『美しい夏キリシマ』のオーディションに合格し、主人公康夫役でデビュー。

同作で第77回キネマ旬報ベストテン新人男優賞、第13回日本映画批評家大賞新人賞を受賞しています。

その後も数々のドラマ、映画などに出演。

その存在感の大きさから性格俳優と呼ばれることもあり、彼にしか出せない魅力で作品を彩っている姿をよく拝見しますね。

ネットでの柄本佑さんの評価を集めてみました。

一度彼の演技を目にするともう虜になってしまうようですね。

色々な顔をのぞかせる柄本佑さんの演技が『きみの鳥はうたえる』ではどのように発揮されるのか楽しみです。

染谷将太

1992年9月3日生まれ (25歳)

7歳の頃から子役として活動し、2009年の『パンドラの匣』で長編映画初主演します。

そして2011年に園子温監督の映画『ヒミズ』に主演。

この映画は第68回ヴェネツィア国際映画祭に出品され、最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を日本人で初めて受賞しました。

この『ヒミズ』でのハマり役で彼を知ったという方も多いのではないでしょうか。

その後も『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』、『悪の教典』、『さよなら歌舞伎町』など数々の映画やドラマに出演。

その多くで数々の賞を受賞されており、演技評価は文句なしですね。

2018年に公開された日中合作の『空海-KU-KAI-』では主演に抜擢され全編中国語で演じられていました。

今後は世界的な活躍も楽しみです。

ネットでの染谷さんの評価を集めてみました。

もはや日本を代表する若手俳優さんと言っていい存在ですよね。

今後の活躍にも注目していきたいです。

石橋静河

1994年7月8日生まれ (23歳)

父親に石橋凌、母親に原田美枝子をもつ芸能一家出の二世女優さんです。

2015年から役者としての活動を開始され、2017年公開の『映画 夜空はいつでも再高密度の青色だ』で初主演します。

同作で多くの新人賞を獲得。

その中のひとつであるブルーリボン新人賞は、母親である原田美枝子も受賞しており、史上初めての親子受賞となりました。

その他の出演作に『PARKS パークス』、『うつくしいひと サバ?』などがあります。

映画『PARKS パークス』では染谷将太と共演していますね。

共演2作目ということもあり息の合った演技が見れるのではないでしょうか。

気になる石橋静河さんの演技力はどのような感じなのでしょうか。

ネットでの評価を集めてみました。

やはり数々の新人賞を受賞したということもあってか演技の評価はネットでも高いみたいですね。

まだ出演作も少なくこれからという女優さんなので今後の活躍がひじょうに楽しみです。

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まとめ

今回は佐藤泰志さん原作の映画『きみ鳥はうたえる』を紹介しました。

メインキャストである3人がとても魅力的なので、はやく3人が生み出す空気を見たいですね。

個人的には柄本佑さんと染谷将太さんの絡みがどのような感じになるのか、とっても楽しみです。

映画『きみの鳥はうたえる』は2018年9月1日(土)より全国順次公開。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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