直木賞作家である角田光代さんが原作の同名小説『愛がなんだ』が2019年に公開されることが発表されました。
出演者には、若手実力派女優の岸井ゆきのさんや、ファッション雑誌『MEN’S NON-NO』の専属モデルとしても活動している成田凌さんが発表されました。
本作は岸井ゆきのさん演じる主人公の完全に一方通行の恋愛を描いた作品となっています。
今回は、映画『愛がなんだ』のあらすじやキャスト、原作の感想など紹介していこうと思います。
Contents
『愛がなんだ』ってどんな映画?
監督は、乃木坂46のメンバーである白石麻衣さんや齋藤飛鳥さんなどの個人PVの監督を担当した今泉力哉監督。
原作は、角田光代さんの同名小説『愛がなんだ』です。
代表作には『八日目の蝉』や『紙の月』などがあり、過去にはいくつもの著作が映像化されてました。
『愛がなんだ』のあらすじは?
簡単にあらすじを紹介します。
主人公は、5カ月前に一目惚れしたマモル(成田)のためならば、仕事も友達もそっちのけにしてしまう28歳のOL・山田テルコ(岸井)。仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルのそばにいられるだけで幸せなテルコ。だが、マモルにとって彼女はただの都合の良い女でしかなかった。好きになってくれない男を一途に追いかけてしまうテルコの“完全なる一方通行の恋”、やがて下した思いがけない“決断”を描き出す。引用元
仕事や友人を失いかけながらも恋愛に没頭する女性を描いた作品のようです。
しかもその恋愛は一方通行のようで、主人公・山田テルコの一目惚れ相手であるマモルは、テルコのことが好きではない様子。
一途な恋愛というよりは、執着心の強い片想いという感じでしょうか。
テルコが下す“決断”が一体どんなものなのか、非常に気になりますね。
原作の評価は?
角田光代さんの原作の評価について、調べてみました。
角田光代「愛がなんだ」読了。最後の最後の「物欲しげにうろつく」という表現に古傷が痛んだ。どうかまた会えますように、と心のどこかで思い続けている自分はテルコのようなものなのだろうか。
— しほろぐ☪The Future (@shihologram) March 16, 2013
https://twitter.com/milcocoa32/status/939076056350203905
角田光代/愛がなんだ 読了。うん、納得のおもしろさ。主人公に心を痛め、でも少なからず理解できちゃう自分に危惧しながらも、もっと読んでいたいと思う作品。
— chae (@chaemico) April 1, 2011
「自分には不向きだった」や「感情移入できない」というツイートも数多く見られましたが、中にはこのような共感しているようなツイートも見られました。
女性が主人公ということもあり、主に女性が、主人公に対して理解を示しているようです。
また、ポジティブな共感というよりは、自分もこうなる可能性があるのではないかという危惧を含んだ共感のようです。
『愛がなんだ』のネタバレ!
主人公・山田テルコは、友人も少なく、いつもどこか上の空のような女性です。
そんなテルコがマモルと出会うのは、友人に誘われた飲み会。
マモルはテルコの1つ年下で、特にイケメンというわけでもなく、性格もいいとは言えないような男性ですが、そんなマモルに恋してしまいます。
恋に落ちてから、テルコはマモルのことを考えてばかり。
マモルから誘いがあれば友人との約束もドタキャンし、仕事中でもマモルから電話がくればお構いなしで長電話。
そういったことから、テルコは仕事をクビになってしまいますが、テルコにとってマモルがいれば他には何もいらないので、全く動じません。
ですが、マモルにとってテルコは、都合のいい女でしかありませんでした。
そんなある日、マモルからの連絡が途絶えます。
それから数カ月後に再びマモルから連絡があり、呼び出された場所へと向かうと、そこにはマモルと見知らぬ女性の姿があり・・・。
『愛がなんだ』の原作小説のネタバレについて簡単に紹介しました。
驚きの結末については、ぜひご自身でご覧になってみてくださいね。
『愛がなんだ』のキャストは?
岸井 ゆきの(山田テルコ役)
1992年生まれの女優さんです。
テレビドラマ『小公女セイラ』で女優デビュー。
その後は『悪の教典』や『闇金ウシジマくん Part3』などの映画作品にも出演されています。
第39回ヨコハマ映画祭では、最優秀新人賞を受賞しました。
今回、主人公・山田テルコ役を演じる岸井ゆきのさんの評判を調べてみました。
愛がなんだ映画化ーー!!うそ!!しかもテルコが岸井ゆきのちゃん!マモちゃんが成田凌くんなんて!!
高校生の時偶然手にした本で今でも大好きなんだ。角田さんのかくどうしようもない男女の話がほんとうにすき— こなみぃ (@ninomi0617) June 10, 2018
「愛がなんだ」めちゃ楽しみ。原作知らないけど、岸井ゆきのちゃんだし、今泉監督は成田凌と組みたいって言ってたような気もするし、一方通行の恋っていうのも今泉監督っぽいし。
— asami (@zeitakunatoge) June 10, 2018
若手の実力派ということもあり、特に不安の声は見られませんでした。
少し珍しい役どころということもあり、テルコにピッタリの女優さんといえるかもしれませんね。
成田 凌(マモル役)
1993年生まれ、モデルや俳優として活動しています。
ファッション雑誌『MEN’S NON-NO』のオーディションに合格し、芸能界の道へ。
2014年には、ドラマ『FLASHBACK』にて俳優デビューを果たします。
その後は映画『キセキ -あの日のソビト-』や『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』などに出演されました。
今回、マモル役を演じる成田凌さんの評判を調べてみました。
角田光代さんの「愛がなんだ」実写化でマモちゃん役が成田凌て、最高すぎる…めちゃめちゃ合う…もうすでに好き…ろくでもない男好きの性癖の人にはオススメ中のオススメ…
— でめきん (@8demekin8) June 11, 2018
角田光代「愛がなんだ」ちょうどこないだ読んだばっかなんだけど、成田凌合うな…
— り (@resonantblue_) June 10, 2018
どうやら期待の声が多いようです。
主人公・テルコを「都合のいい女」として扱う、ろくでもない男性役ということですが、成田凌さんのクールな顔立ちがマッチしているのかもしれません。
「愛がなんだ」主題歌
映画『愛がなんだ』の本予告編が公開。あわせて主題歌にHomecomingsの新曲“Cakes”が起用されることがわかった。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/15972011/
こうみると、ゆきのちゃんかわいそうですね。(笑)
まとめ
今回は映画『愛がなんだ』について紹介しました。
映像化への安定がある角田光代さんの著作ということで、期待できますね。
また、まだまだ公開されていない情報も多いため、トレーラーや追加キャストも楽しみです。
映画『愛がなんだ』は2019年に公開予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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