バードボックス(Netflix)ネタバレやあらすじ感想!目で見たらいけないものとは?

皆さんは『バード・ボックス』という映画をご存知ですか?

『バード・ボックス』は、サンドラ・ブロックが主演するNetflixオリジナルの映画です。

海外では一時期、本作を真似して、目隠しをしたまま車を運転したりする「バード・ボックス・チャレンジ」という危険な行為が流行りました。

これに対してNetflixは声明を発表したり、Youtubeではガイドラインが改訂されるなど、大きな影響を及ぼしました。

多くの人に影響を与えた映画『バード・ボックス』。

一体、どのような作品なのでしょうか?


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『バード・ボックス』ってどんな映画?あらすじは?

『バード・ボックス』とは、2018年にアメリカで製作されたNetflixオリジナルの映画です。

原作はジョシュ・マラーマンによる同名小説です。

『しあわせな孤独』や『未来を生きる君たちへ』で知られる、デンマーク出身のスサンネ・ビアが監督を務めました。

日本では、2018年12月21日より配信されました。

『バード・ボックス』のあらすじ

思いがけず子供を身ごもったマロリー。

ある日、世界が謎の異変に襲われ、次々と人が自殺するという異常状態に襲われる。

世界の崩壊、人類の滅亡の危機に陥ったマロリーは、謎の異変に襲われる中で必死に生き抜こうとする。

生き残るためには目隠しをして、絶対に「それ」を見てはならない。

マロリーは生き残るため、そして幼い命を守るために目隠しをして「それ」から逃げるのだった。

詳しい感想と考察は後半に書いてますので、知りたい方はキャスト以降をよんでいただければと思います。

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『バード・ボックス』のキャスト

あらすじに続いてキャストをご紹介します。

サンドラ・ブロック/マロリー

本作の主人公。

出産間近ですが、母親になる実感がまだなく、担当の医師からは養子縁組のパンフレットを渡されるほどです。

妊娠検診の帰りに異変に巻き込まれ、グレッグの家に駆け込みます。

そんなマロリーを演じたのは、『スピード』(1994年)などで知られる女優サンドラ・ブロック。

2009年に出演した映画『しあわせの隠れ場所』で、アカデミー賞主演女優賞やゴールデングローブ賞主演女優賞など、多くの賞を受賞しました。

また、同年に製作総指揮も担当した映画『あなたは私の婿になる』でもゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。

本作『バード・ボックス』でも製作総指揮を担当しています。

ジュリアン・エドワーズ/ボーイ

マロリーと一緒に逃げる子ども。

ヴィヴィアン・ライラ・ブレア/ガール

マロリーと一緒に逃げる子ども。

トレヴァンテ・ローズ/トム

マロリーを助け、ともにグレッグの家に駆け込む男性。

トムを演じたトレヴァンテ・ローズは、『ムーンライト』(2016年)で大人になったシャロンを演じて注目を集めました。

トレヴァンテ・ローズは、俳優になるまでは陸上選手として活躍しました。

大学卒業後に俳優業を始め、2014年に映画『ブラック・ハート』で長編デビューを果たしました。

『ムーンライト』出演後は、『ホース・ソルジャー』(2018年)『ザ・プレデター』(2018年)に出演。

今後が期待される俳優です。

ジョン・マルコビッチ/ダグラス

グレッグの家に集まった男性。

ダグラスの妻リディアは、物語の冒頭でマロリーを助けようとしますが、命を落としてしまいます。

演じるのはベテラン俳優のジョン・マルコビッチ。

サラ・ポールソン/ジェシカ

マロリーの妹。

マロリーの妊娠検診に付き添い、病院へ行くのですが、帰りに異変に巻き込まれ命を落としてしまいます。

ジェシカを演じたサラ・ポールソンは、『それでも夜は明ける』(2013年)『キャロル』(2015年)など多数の映画・ドラマに出演。

近年では『ミスター・ガラス』(2019年)などにも出演しています。

また、2016年のテレビシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』では、ゴールデングローブ賞女優賞やエミー賞主演女優賞などを受賞しています。

ダニエル・マクドナルド/オリンピア

マロリーと同じく、出産間近の妊婦。

母親になるという実感のないマロリーに対して、オリンピアは子どもの名前を考えたりと出産を待ちわびています。

B・D・ウォン/グレッグ

マロリーらが逃げ込む家の住人。

ダグラスとは隣同士で、自宅の改装の件でもめています。

リル・レル・ハウリー/チャーリー

グレッグの家に逃げ込んだスーパーの従業員。

小説を書いていて、世界の終末などにも詳しい。

ジャッキー・ウィーヴァー/シェリル

グレッグの家に逃げ込んだ女性。

マロリーとオリンピアの出産を手伝う人物です。

ローサ・サラザール/ルーシー

マロリーらとともにグレッグの家に逃げ込む女性。

演じたのは『アリータ:バトル・エンジェル』(2009年)でアリータを演じたローサ・サラザール。

マシン・ガン・ケリー(コルソン・ベイカー)/フェリックス

グレッグの家に逃げ込んだ男性。

フェリックスを演じたマシン・ガン・ケリーはクリーブランド出身のラッパーです。

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『バード・ボックス』の感想(ネタバレあり)!見たらいけないものとは?

※ネタバレがあるので注意してください。

現在と過去が交互に描かれている

映画はマロリーが二人の子供と目隠しをして外へ出るところから始まります。

この点で、外は危険で、見てはいけない何かがあるということが示されます。

マロリーと二人の子供はやがてボートに乗り込み、川を下っていきます。

次に5年前のシーンへと変わります。

5年前は、マロリーは画家で出産間近の妊婦。

東欧ではとある異変が発生しており、シベリアや欧州まで広がっていました。

集団自殺などで、数万人以上の死者が出ていたのです。

しかし、マロリーは気にしない様子で絵を描き続けます。

そんなマロリーは妹のジェシカとともに妊娠検診で病院へ行きます。

その帰りに異変に遭遇するのです。

「それ」を見た人が次々と自殺していく

マロリーは病院から帰る際に、窓ガラスに頭を叩きつける女性を目にします。

世界に広がる異変が、自分のもとへやって来たことを悟ったマロリー。

ジェシカともに車で逃げようとします。

しかし、周りは混乱状態。

そしてジェシカが何かを見てしまい、自ら走る車の前に飛び出して命を落としてしまいます。

人々が逃げ惑う中、マロリーはグレッグの家の前にたどり着きます。

そこで人に押され倒されるマロリー。

そんなマロリーを、ダグラスの妻リディアが助けようとするのですが、リディアも何かを見てしまい、燃え盛る車の中に自ら入っていきます。

そこへトムが現れ、マロリーらはグレッグの家に逃げ込むのです。

題名の『バード・ボックス』とは

「バード・ボックス」とは鳥かごを意味します。

グレッグの家に逃げ込んだマロリーたちは、まさにかごの中の鳥のような状況です。

目にしてはいけない何かがいるために、自由に外出することもできません。

困難な状況で助け合うに人々

状況を見極めようとするマロリーらのもとに、妊婦のオリンピアが助けを求めやって来ます。

オリンピアを入れるか入れないかで争うマロリーとダグラス。

ダグラスは、妻リディアのこともあってマロリーを敵対視しています。

結局マロリーがダグラスの銃を奪ってオリンピアを招き入れることに。

やがてこの家の住人グレッグは打開策を見出します。

自宅の周りにある監視カメラで、「何か」の姿を見つけ出そうとするのです。

機械を通してなら大丈夫だと考えたグレッグ。

自ら椅子に縛られるグレッグに、それまで改装の件で争っていたダグラスは「君と夫はいい人だ」「悪気はなかった」と声をかけます。

グレッグは「ありがとう」と答え、計画を実行します。

しかし、残念ながら失敗してしまい、グレッグは死んでしまいます。

突然の裏切り

家の中に閉じこもるマロリーたちですが、やがて食料もなくなっていきます。

そこで、マロリーたちは車でチャーリーが務めるスーパーで食料などを調達することにします。

車の窓を覆い、カーナビを使ってマロリーたちはスーパーに向かいます。

縁石などにぶつかりながら、車を進める一行。

途中で、「何か」が一行を襲いますが、何とかしてスーパーにたどり着きます。

スーパーには食料や日用品が残されていました。

マロリーはそこでかごの中に入れられた鳥を見つけ、持って帰ろうとします。

ダグラスは家に帰らずにスーパーに残ることを提案します。

しかし、家には他に残されている人がおり、ダグラスは残された人は見捨てればいいと言うのです。

これに対して、マロリーは「人として帰るのは当然だ」と答えます。

そんな中で、搬出口から誰かの声が聞こえてくる。

それはチャーリーの同僚でした。

助けようとドアを開けようとするのですが、様子がおかしく、鳥も騒ぎ始めます。

ドアを閉めようとするのですが、その時にチャーリーが犠牲となってしまいました。

結局、マロリーたちは家に戻りました。

しかし、その夜にルーシーとフェリックスが車でこっそりと逃げでしてしまいます。

訪れる危機

車を失ったマロリーたち。

そんな彼女らのもとに、ゲイリーという男性が逃げ込んできます。

ゲイリーは、それまで同僚の家に避難していたと言います。

しかし、そこへ精神を病んだ人達が乱入して来て、ゲイリーは逃げ出して来たのです。

精神を病んだ人は、不思議なことに外へ出て「何か」を見ても死にません。

そして、人々に「何か」を見せようと強制します。

ダグラスはゲイリーを追い出そうと銃を向けます。

そこへ背後から忍び寄ったシェリルがダグラスの頭を鈍器で叩き、ダグラスは気絶して車庫へ隔離されることに。

ゲイリーを受け入れたマロリーたち。

やがて、マロリーとオリンピアは同時に産気づきます。

シェリルとトムが二人の出産を助ける間、ゲイリーの様子がおかしくなっていきます。

実はゲイリーは精神を病んでいたのです。

ゲイリーは窓の覆いを開け、マロリー達に「何か」を見せようとします。

格闘の末、マロリーとトム、そしてマロリーの子ども、オリンピアの子どもが生き残ります。

4人での生活・襲いかかる病んだ人々

物語は5年後に進みます。

生き残った4人は、空き家で物資を調達して生活しています。

マロリーは、子どもたちに音を聞き分ける訓練をしている。

そして、トムと愛し合うようになっていました。

ある時、リックという男性から無線が入ります。

川を下った先に安全な施設があり、食料も十分だというのです。

マロリーはそれを信用せず、トムと衝突します。

しかし、トムの説得により施設をへ向かうことに。

リックのいう施設を目指すマロリーたちでしたが、彼女らのもとに病んだ人々が現れます。

マロリーと子どもたちのために囮になるトム。

トムはマロリーたちのために、自ら目隠しを取り命を落としてしまうのです。

映画の結末

やがて物語は映画の冒頭に戻ります。

ボートで川を下るマロリーと子どもたち。

一行は急流へ直面します。

何とかして急流を下ろうとするマロリーたちでしたが、ボートが転覆してしまいます。

幸い、3人は助かり、リックに言われた場所を目指し森の中をさまよいます。

「何か」の声に惑わされながら、鳥の鳴き声を追うマロリー。

しかし、マロリーは斜面を滑り落ちてしまい、3人ははぐれてしまいます。

子どもたちも「何か」の声に惑わされ、目隠しを外そうとします。

寸前のところでマロリーたちは再会。

「何か」から逃げる3人。

鳥の鳴き声を頼りに、マロリーたちはついにリックの言っていた施設へたどり着きます。

実はその施設は盲学校だったのです。

マロリーたちは生き残ることに成功たのでした。

見てはいけないものとは?

もう学校にたどり着いたマロリーたち。

映画はそこで終わり、結局「何か」が直接明かされることはありませんでした。

しかし、直接的には明かされなかったものの、暗示するような場面はありました。

それは、チャーリーが世界の終末に関して語るところです。

チャーリーは様々な宗教や思想の悪魔に言及し、それらの正体は、人類の終末だと言います。

そして、それらは恐怖や悲しみを利用して人に取り憑くというのです。

おそらく、「見てはいけないもの」「何か」とは、人間の恐怖や悲しみ、あるいは負の感情を指すのではないでしょうか。

森の中を彷徨うマロリーは、トムやジェシカの声を耳にして混乱します。

トムとジェシカは、マロリーにとって大切な人物でした。

彼らを失ったマロリーは、悲しんでいたでしょう。

そして、目には見えない何かから襲われるという不安

これから先、どうしたらいいのかという未来への恐怖

その中で、子どもたちを守ろうと必死で生き抜くマロリー。

恐怖や不安、そして絶望に陥った人間は、どのようにすれば良いのか。

そんな時に必要なのは、トムが言った「夢」「希望」、そして「母親の愛」なのではないでしょうか。

マロリーは生き残る為に子どもたちを厳しくしつけようとします。

しかし、それはただ生き残る為にしかすぎません。

そこには、純粋な夢や希望、そして愛などありません。

そして、子どもたちも、それぞれ「ボーイ」、「ガール」と呼び、名前をつけようとしません。

これは子どもたちを失うことを恐れているからなのでしょう。

恐怖を抱き、絶望し、人間が互いに信用できなくなる時、そんな時にこそ夢や希望、そして他人への愛と関係性が大切なのではないか。

『バード・ボックス』は、こうした人間の普遍的で哲学的なテーマを描いた作品なのだと感じました。

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まとめ

結局「見てはいけないもの」が、はっきりと明かされることはありませんでした。

しかし、はっきりとはわからないからこそ、普遍的で哲学的なものがくっきりと浮かび上がるようでした。

そして、色々と考えさせられるようになっているようになっています。

はっきり明かされないというストーリーには、好き嫌いが別れるかもしれません。

個人的には、とてもいい映画だと思います。

サンドラ・ブロックをはじめとする役者陣の演技も素晴らしかったです。

まだ見てない人は、ぜひチェックしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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