「スパイ映画の復活」と絶賛されるスパイアクション映画『キングスマン』。
スローモーションで描かれるスタイリッシュなアクションの格好良さとコメディが調和したキングスマンに魅了された方も多いのではないでしょうか。
『キングスマン』の世界観を作り大ヒットに導いたマシュー・ヴォーン監督が続投し、ユニバース計画も絶賛進行中です。
この記事は、『キングスマン』シリーズに登場するロキシーやエグジー、キャラクターについてまとめていますので参考になさってください。
Contents
『キングスマン3』ロキシーやエグジーは出演する?
不良少年エグジーが、一流のスパイに成長していく様子が描かれた『キングスマン』(2014)。
キングスマンとしての素質充分なエグジーは、他のキングスマン候補生たちと"ランスロット"の称号をかけその座を競い合いました。
「上流階級出身者の方がキングスマンとしての適性を持っている」と考えていたキングスマンのリーダー・アーサー。
育ちがいいとは言えないエグジーは、他の候補生たちから度重なる嫌がらせを受けます。
そんな中、他の候補生たちと分け隔てなく接してくれたのがロキシーでした。
ロキシー・モートン役/ソフィ・クックソン
エグジーや他の候補生たちとともに過酷な訓練に耐え弱点である高所恐怖症も克服したロキシーは、見事最終試験に合格し"ランスロット"の名を引き継ぐエージェントとなりました。
続く『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)では、世界最大の麻薬密売組織ゴールデン・サークルのボス・ポピーが登場。
復讐に燃えるかつてキングスマン候補生・チャーリーに襲われたエグジーは、なんとか逃げ切るも車内にはチャーリーの最新義手が残されていました。
ポピーは、キングスマンたちを抹殺しようとその義手を遠隔操作し車内に搭載されたキングスマンのシステムをハッキング、本部にミサイルを撃ち込んで爆破させたのです。
その頃本部では会議が行われていて、爆死した仲間には愛犬JBやブランドンら、そしてロキシーも含まれていました。
治療されていたハリーのように、「今作で再び登場!」となって欲しいですが、爆破から逃れていなければ残念ですが難しいでしょう。
さて、表向きは高級スーツ店、その実体は世界最強のスパイ組織の本部であるテーラー「キングスマン」。
そのキングスマンに属するスパイの一員エグジーを演じるのは、『SING/シング』(2016)や今夏公開されるエルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』(2019)のタロン・エガートンです。
2018年、Yahoo Movies UKのインタビューで『キングスマン』の第3弾出演するか否かについて聞かれたタロンは「僕は次の『キングスマン』映画には出演しないんだ」と発言。
これを聞き多くのファンががっかりしましたが、第3弾とはこのたび公開が決まった前日譚『ザ・キングス・マン(原題:THE KING’S MAN)』のことであり、『キングスマン3』のことではありません。
キングスマンの始まりを描く『ザ・キングス・マン(原題:THE KING’S MAN)』の舞台は1918年、エグジーはまだ存在していないのです。
タロンは『キングスマン3』でエグジーを演じるのを楽しみにしており出演のために力を蓄えている様子。
気になるのは、前作でエグジーがスウェーデンのティルデ王女と結婚して王族となったため、今後キングスマンとして派手に活動できるかどうかと言うことです。
ヴォーン監督は、英Digital Spyのインタビューで「エグジーとハリーの関係を終わらせるつもり。ふたりの関係の最終章を語るべく、その準備を進めている」と話しました。
そして、タロンは「でもそれは僕が二度と『キングスマン』には出演しないという意味ではなくユニバースでの彼の次の旅に、僕は含まれていないんだ。彼と一緒にその旅をできないのは悲しいけど、前作がエグジーの最後ではないからね」と述べています。
彼の次の旅=ユニバース計画の一環として、『キングスマン:ゴールデン・サークル』に登場したアメリカのスパイ組織ステイツマンのスピンオフやテレビシリーズの企画が進んでいるそうです。
『キングスマン3』のキャストは?
続いては、予想メインキャストのご紹介です。
ゲイリー・"エグジー"・アンウィン役/タロン・エガートン
驚異的な身体能力を買われ、ベテランエージェントであるハリーにスカウトされた。
キングスマンとして活躍していたが、2作目でスウェーデンのティルデ王女と結婚し王族になる。
タロン・デヴィッド・エガートン(Taron David Egerton)1989年11月10日生まれ、ウェールズ人俳優。
ハリー・ハート役/コリン・ファース
投げやりだったエグジーをキングスマンにスカウトしたベテランエージェント。
第1弾の『キングスマン』で、悪役・リッチモンド・ヴァレンタインに撃たれた。
しかし、2作目の『キングスマン:ゴールデン・サークル』でステイツマンによって治療され生きていた。
コリン・アンドリュー・ファース(Colin Andrew Firth)1960年9月10日生まれ、イギリスの俳優。
テキーラ役/チャニング・テイタム
アメリカのスパイ組織・ステイツマンの若手メンバー。
運動神経が良く自信満々、南部出身でショットガンを操る。
チャニング・テイタム(Channing Tatum)1980年4月26日生まれ、アメリカの俳優。
シャンパン役/ジェフ・ブリッジス
お酒大好き、ステイツマンのリーダー。
ジェフ・ブリッジス(Jeff Bridges)1949年12月4日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身の俳優。
ジンジャー役/ハル・ベリー
ステイツマンのメカニック担当。
かねてからの夢だったエージェントとなり、ウイスキーを名乗るようになる。
ハル・マリア・ベリー(Halle Maria Berry)1966年8月14日生まれ、アメリカの女優。
ティルデ王女 役/ハンナ・アルストロム
ヴァレンタインに誘拐・監禁されたスウェーデンの王女。
キングスマンの活躍により救出され、その後エグジーと結婚する。
ハンナ・アルストロム (Hanna Alstrom)1981年3月5日生まれ、スウェーデン・ストックホルム出身の女優。
『キングスマン3』まとめ
いかがでしたでしょうか。
キングスマンのコードネームは、西洋史における中世の騎士道・アーサー王物語の円卓の騎士に因んでいます。
円卓を用いるのは、円卓を前にした全ての者が対等であるという考えから。
そして、新しく騎士として迎えられる場合、前任者より強い勇気と輝かしい功績が求められます。
前作『キングスマン:ゴールデン・サークル』で、シャンパンに日頃からお叱りを受けていたカウボーイスタイルではなくビシッと決めたスーツ姿でキングスマンの本部を訪れたテキーラ。
固い決意から破天荒なテキーラが紳士としてのマナーを学び、ともにミッションを遂行していくのではないでしょうか。
この機会に前2作をもう一度振り返り、『キングスマン3』の公開を待ちたいと思います。
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