Sponsored Links

グッドバイ(映画)ネタバレあらすじ!キャストの大泉洋と小池栄子の共演は何度目?

一度でいいから何人もの愛人を抱え、浮き名を流してみたい。

というのは、けっして口には出せない男の願望。

そんなドン・ファンのような生活、よほどの二枚目か大富豪でない限りは不可能でしょう。

ですが、この映画の主人公は違います。なぜだか分からないけれども、モテてモテて仕方がない。

それなのに、彼は愛人を作るどころか、愛人たちと別れることに必死なのです。

いわば逆ドン・ファン。モテすぎる男にも苦労があるのでしょう。

別れ話を切り出すために嘘の女房まで連れてきて、てんやわんやの大騒ぎ。

そんな偽夫婦が起こす珍騒動を描いた作品が、もうすぐ公開されます

映画『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』。今回はこの作品のあらすじやキャストについてご紹介します。

ダブル主演となる大泉洋小池栄子の経歴も詳しく取り上げていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

Sponsored Links

Contents

『グッドバイ』はどんな映画?

映画『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』は、ケラリーノ・サンドロヴィッチによる戯曲『グッドバイ』を原作としています。

ケラリーノ・サンドロヴィッチといえば、かつてロックバンド「有頂天」のボーカルとして一世を風靡し、現在では劇団「ナイロン100℃」の主宰として活動する人気劇作家。

つい最近では、東京パラリンピックの開会式演出を担当することも発表されましたね!

そんな『グッド・バイ』ですが、そもそもこの舞台は太宰治の小説を原作としています。

太宰といえば『人間失格』や『斜陽』で知られる昭和の文豪。彼が入水自殺を遂げたとき、雑誌に連載途中だった遺作が『グッド・バイ』です。

思わせぶりなタイトルでもあり、いかにも太宰の遺書のように見えるかもしれませんが、内容はいたって明るいもの。

その物語に目を付けたケラリーノ・サンドロヴィッチが、コミカルな視点を加えて舞台化したのです。

また、本作の監督を務めるのは成島出。

『八日目の蝉』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞するなど、非常に高い評価を受けている監督です。

最近では『ソロモンの偽証』や『ちょっと今から仕事やめてくる』といった作品も話題になりました。

いわば本作は、太宰治×ケラリーノ・サンドロヴィッチ×成島出のコラボレーションによって生まれた映画といえます。

いったいどんな雰囲気に仕上がっているのか、今から気になりますよね!

Sponsored Links

『グッドバイ』のあらすじは?

舞台は昭和の日本。文芸誌の編集長を務める田島周二(大泉洋)は、めっぽう女にもてる男。妻の静江と離れて暮らしているのをいいことに、何人もの愛人を抱えていました。

このままではダメ男のままだと、いいかげん愛人たちと手を切ることを決意する彼でしたが、優柔不断な性格が災いして上手くいきません。

そこで彼が駆け込んだのは、金にがめつい担ぎ屋、永井キヌ子(小池栄子)のもとでした。彼女に偽の妻を演じてもらい、女と別れる口実にしようというのです。

このキヌ子、実は汚れた顔を洗ってみれば美女だったのですが、金のために田島の頼みを引き受けます

田島とキヌ子、偽夫婦の計画は上手くいくのでしょうか?

Sponsored Links

『グッドバイ』のキャストは?

大泉洋(田島周二役)


文芸雑誌の編集長で、稀代の色男である田島周二を演じるのは大泉洋です。

大学在学中から芸能活動を開始し、北海道のローカル番組『水曜どうでしょう』に出演したことで大ブレイク。一躍全国区の存在になりました。

東京進出後は『探偵はBARにいる』を始め、映画やドラマにも数多く出演しており、日本アカデミー賞を受賞するなど俳優として高い評価を受けています。

最近だとドラマ『ノーサイド・ゲーム』で主人公のエリートサラリーマンを熱演していましたね!

小池栄子(永井キヌ子役)


がめつい担ぎ屋、永井キヌ子を演じるのは小池栄子です。グラビアアイドルとして活躍後、かねてより望んでいた女優業に転身。

本作と同じ成島監督の映画『八日目の蝉』や、ドラマ『世界一難しい恋』など、数多くの作品に出演しています。

セクシーでありながら知的、時にコミカルな表情も見せてくれる彼女は、もはや大女優への道を歩みつつあるといえるでしょう。

前所属事務所との訴訟トラブルも解決したようで、これからのさらなる活躍に目が離せません。

水川あさみ(大櫛加代役)


田島の愛人で女医の加代を演じるのは水川あさみ。クールな表情が印象的な女優さんです。

映画『仄暗い水の底から』やドラマ『のだめカンタービレ』を始め、2018年には大河ドラマ『西郷どん』のお龍を演じるなど大活躍中の女優です。

最近では俳優の窪田正孝さんと結婚したことでも話題になりましたね!

橋本愛(水原ケイ子役)


これまた田島の愛人で、挿絵画家のけい子を演じるのは橋本愛。凛々しい顔立ちとたしかな演技力で、若手筆頭株の女優さんです。

代表作として映画『Another アナザー』や『桐島、部活やめるってよ』、連続テレビ小説『あまちゃん』などがあります。

そういえば、彼女も大河ドラマ『西郷どん』で西郷の妻・須賀を好演していましたね!

緒川たまき(青木保子役)


さらに田島の愛人で、花屋を営む青木保子を演じるのは緒川たまき。これぞ和風美人といった印象の女優さんです。

これまでの出演作として『きいろいゾウ』や『春待つ僕ら』などが挙げられるでしょうか。

ちなみに彼女は原作者ケロリーノ・サンドロヴィッチの配偶者でもあります。

木村多江(田島静江役)


田島の正妻、静江を演じるのは木村多江です。清楚で落ち着いた雰囲気の女優さんですよね。

代表作として映画『ゼロの焦点』や『ユリゴコロ』などが挙げられます。2008年の『ぐるりのこと。』では主演を務め、日本アカデミー賞も受賞しました。

独特な存在感で、日本映画界に無くてはならない存在といえるでしょう。

Sponsored Links

大泉洋と小池栄子の共演は何度目?

今回ダブル主演を務める大泉洋さんと小池栄子さん。どこかお似合いのコンビのような気もしますが、これまで共演した経験はあるのでしょうか?

ちょっと調べてみました。

映画『man-hole』(2001年)

二人が最初に共演したのはこの作品でしょう。「水曜どうでしょう」の企画・構成で知られる鈴井貴之さんの初監督作品です。

映画『茄子 アンダルシアの夏』(2003年)

二度目の共演は、高坂希太郎監督のアニメーション映画でした。

自転車ロードレースを舞台にした作品で、大泉さんは主人公の自転車選手ペペを、小池さんはペペの兄嫁カルメンの声優を担当しています。

映画『グッモーエビアン!』(2012年)

麻生久美子演じるシングルマザーとその娘、つつましく暮らす二人の前に、母親のかつてのバンド仲間がやってきて騒動を起こす話です。

主演の大泉さんは、放浪生活から帰ってきた自由人のヤグを、小池さんは娘の学校の先生役を演じました。

舞台『子供の事情』(2017年)

二人は舞台でも共演しています。こちらは三谷幸喜による新作喜劇。

10人のベテラン俳優陣がそれぞれ10歳の子供を演じるという一風変わったコメディで、大泉さんは突然やって来た転校生ジョー、小池さんはいたずら好きのゴーダマ役を演じました。

こうして見ると、意外と共演作品は多くないようです。映画としては本作で4度目の共演ということになります。

二人とも役者としてのキャリアは後発ですが、いくつもの賞に輝いており、その演技力は折り紙付き。

それだけに、ダブル主演となる『グッドバイ』での絡みが楽しみですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

公開されている予告編を見る限り、かなり破天荒な喜劇のようですね!

文豪・太宰治の遺作を現代に蘇らせたこの作品。一種のラブコメとして、肩の力を抜いて楽しめるテイストに仕上がっているようです。

大泉洋と小池栄子の凸凹コンビにも、きっと腹を抱えて笑ってしまうはず。

そんな『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』は、2020年2月14日より全国順次公開予定です。

いったいどんな喜劇となっているのでしょうか? 春一番が吹くころに劇場へ足を運びましょう。

SNSで共有しましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)