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女王陛下のお気に入り(映画)ネタバレやあらすじ!口コミや感想をまとめてみた!

ごめんあそばせ。宮廷では良心は不用品よ。

17人の子供に先立たれた孤独な女王と、その窮愛を取り合う2人の女!

息もつかせぬ、稀代の宮廷絵巻!

『第75回 ベネチア国際映画祭』銀獅子賞(審査員大賞)女優賞(オリヴィア・コールマン)

『第76回 ゴールデン・グローブ賞』主要4部門5ノミネート!

作品賞・脚本賞・女優賞(ミュージカル・コメディ部門)(オリヴィア・コールマン)

助演女優賞(エマ・ストーン)(レイチェル・ワイズ)

王国を揺るがし歴史すら変えた、3人の女たちのプライドと命までをかけた駆け引き!

豪華絢爛かつ斬新な映像世界で贈る!

ドラマティックとエレガントを極めた一大エンターテインメント!

女王陛下のお気に入り(映画)ネタバレやあらすじ!口コミや感想をまとめてみた!

紹介していきたいと思います。

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Contents

『女王陛下のお気に入り』ネタバレ・あらすじ

18世紀初頭『アン女王』が統治するイングランドは、新大陸の植民地を巡ってフランスと戦争状態にあった。

宮廷人たちは戦乱とは無縁の優雅な生活を送り、アン女王の幼馴染で、イングランド軍を率いるモールバラ公爵の妻『サラ・チャーチル』が、女王を意のままに操り、意志決定を半ば代行している状態にある。

アン女王にとって、サラは子供時代からの親友であり、全幅の信頼を置ける存在で側近であった。

しかし、サラの専横的な姿勢が目立ってきたため、アン女王は徐々にサラを疎ましく思うようになっていた。

そこへ、サラの従妹だと名乗る『アビゲイル・ヒル』が現れる。

上流階級から没落した彼女は、サラに頼み込み召使として雇ってもらうことになる。

アビゲイルが女王の側近として仕えるようになって以降、事態は一変する。

アン女王は健康状態が思わしくなく、痛風に苦しむ足に、アビゲイルは自分で摘んだ薬草を塗る。

サラは勝手に女王の寝室に入ったアビゲイルをムチ打ちさせるが、女王の痛みが和らいだと知り彼女を侍女に昇格させる。

イングランド議会は、戦争推進派のホイッグ党と、終結派のトーリー党の争いで揺れていた。

戦費のために税金を上げることに反対するトーリー党『ロバート・ハーリー』

アン女王に反対を訴えるが、ホイッグ党支持のサラに、女王の決断は『戦争は継続』と、ことごとく跳ね返される。

舞踏会の夜、図書室に忍び込んでロウソクの灯りで本を読んでいたアビゲイルは、ダンスホールを抜け出して突然駆け込んできたアン女王とサラが、友情以上の親密さを露わにする様子を目撃してしまう。

ハーリーは、国を動かす2人と最も近い位置にいるアビゲイルに目を付けた。

アン女王とサラの情報を流すようにと迫るが、アビゲイルは断る。

アビゲイルはそのことをサラに報告するが、褒められるどころか『手を組む』と探られ、空砲で脅される。

アビゲイルはサラが議会へ出ている間のアン女王の遊び相手を命じられるが、女王は『サラは国家の仕事より私を優先させるべき』と駄々をこねる。

アビゲイルは、女王の亡くなった17人の子供の代わりだという17匹のウサギを一緒に可愛がり、上手く女王をなだめる。

サラの信頼を徐々に得たアビゲイルは、女王のお守役を務める機会が増えていく。

ストレートに物を言うサラに対し、甘い言葉で褒め称える従順なアビゲイルに女王は心を許していく。

議会では、トーリー党が激しく抵抗して増税を食い止める。

女官長に就任して以来、初めてその権力にかげりが見えたサラに、今度は女王との関係を揺るがす大きな危機が訪れる。

それは、いつの間にか野心を目覚めさせていたアビゲイルの思いがけない行動だった。

サラはアビゲイルを自分の統制下におこうとしたが、アビゲイルはサラを蹴落とそうとしていたのである。

生家の没落を嘆いていたアビゲイルにとって、女王の寵愛を受けて権力を掌握することは、生家復興の大チャンスに外ならなかった。

そのため、サラとアビゲイルの間で女王の寵愛をめぐる激しい闘争が始まった・・・

監督ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos)
出身ギリシャ・アテネ
生年月日1973年5月27日
経歴『第76回 ゴールデングローブ賞』作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
『女王陛下のお気に入り』(ノミネート)※2019年1月6日決定
『第89回 アカデミー賞』脚本賞(ノミネート)『ロブスター』
『第69回 英国アカデミー賞』英国作品賞(ノミネート)『ロブスター』
『第70回 カンヌ国際映画祭』脚本賞
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
『第68回 カンヌ国際映画祭』審査員賞『ロブスター』
『第62回 カンヌ国際映画祭』ある視点賞『籠の中の乙女』
『第75回 ヴェネツィア国際映画祭』審査員大賞『女王陛下のお気に入り』
『第68回 ヴェネツィア国際映画祭』金オゼッラ賞:脚本賞『Alpies』
『第28回 ヨーロッパ映画賞』脚本賞(作品賞・ノミネート)『ロブスター』

主な監督作品
2009年『籠の中の乙女』 2015年『ロブスター』
2017年『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
2018年『女王陛下のお気に入り』

3人の女性たちの美しいドレスを手掛けたのは、

アカデミー賞を3度受賞した、衣装デザイナー『サンディ・パウエル』

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『女王陛下のお気に入り』キャスト

キャストが語ったコメント動画が公開されていました。

非常に楽しみですね。

以下のキャスト紹介もお楽しみください。

アン女王『オリヴィア・コールマン』(Olivia Colman)

名前オリヴィア・コールマン
出身イングランド・ノーフォーク・ノリッチ
生年月日1974年1月30日
経歴『第14回 英国インディペンデント映画賞』主演女優賞 『思秋期』
『第32回 ロンドン映画批評家協会賞』英国女優賞
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』『思秋期』
『第17回 エンパイア賞主演女優賞』 『思秋期』
『第15回 英国インディペンデント映画賞』助演女優賞 『私が愛した大統領』
『第68回 エミー賞』助演女優賞(リミテッドシリーズ・テレビ映画部門)(ノミネート)
『第74回 ゴールデングローブ賞』助演女優賞
(シリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画部門)『ナイト・マネジャー』
『第75回 ヴェネツィア国際映画祭』女優賞
『第44回 ロサンゼルス映画批評家協会賞』主演女優賞
『第76回 ゴールデングローブ賞』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
(ノミネート)※2019年1月6日決定『女王陛下のお気に入り』

主な出演作品
2007年「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』
2011年『思秋期』『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
2012年『私が愛した大統領』2013年『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』
2014年『カムバック!』2015年『ロブスター』2017年『オリエント急行殺人事件』
2018年『女王陛下のお気に入り』

アビゲイル・ヒル『エマ・ストーン』(Emma Stone)

名前エマ・ストーン
出身アメリカ・アリゾナ州・スコッツデール
生年月日1988年11月6日
経歴『第68回 ゴールデングローブ賞』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
(ノミネート)『小悪魔はなぜモテる?!』
『第87回 アカデミー賞』助演女優賞(ノミネート)
『第68回 英国アカデミー賞』助演女優賞(ノミネート)
『第72回 ゴールデングローブ賞』助演女優賞(ノミネート)
『第21回 全米映画俳優組合賞』助演女優賞(ノミネート)
『第20回 放送映画批評家協会賞』助演女優賞(ノミネート)
『第30回 インディペンデント・スピリット賞』助演女優賞(ノミネート)
『第35回 ボストン映画批評家協会賞』助演女優賞
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『第89回 アカデミー賞』主演女優賞『ヴェネツィア国際映画祭』女優賞
『第74回 ゴールデングローブ賞』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
『ラ・ラ・ランド』
『第76回 ゴールデングローブ賞』助演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
『女王陛下のお気に入り』(ノミネート)※2019年1月6日決定

主な出演作品
2007年『スーパーバッド 童貞ウォーズ』
2008年『40歳のロック☆デビュー』『キューティ・バニー』
2009年『ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト』『ペーパーマン』『ゾンビランド』
2010年『小悪魔はなぜモテる?!』
2011年『ステイ・フレンズ』『ラブ・アゲイン』『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
2012年『アメイジング・スパイダーマン』
2013年『L.A. ギャング ストーリー』『ムービー43』
2014年『アメイジング・スパイダーマン2』『マジック・イン・ムーンライト』
2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
2015年『アロハ』『教授のおかしな妄想殺人』
2016年『俺たちポップスター』『ラ・ラ・ランド』
2017年『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』2018年『女王陛下のお気に入り』

レディ・サラ(サラ・チャーチル)『レイチェル・ワイズ』(Rachel Weisz)

名前レイチェル・ワイズ
出身イングランド・ロンドン・ウェストミンスター
生年月日1970年3月7日
経歴『第78回 アカデミー賞』助演女優賞
『第63回 ゴールデングローブ賞』助演女優賞
『第59回 英国アカデミー賞』主演女優賞(ノミネート)
『ナイロビの蜂』
『第78回 ニューヨーク映画批評家協会賞』主演女優賞
『第70回 ゴールデングローブ賞』主演女優賞(ドラマ部門)(ノミネート)
『愛情は深い海の如く』
『第76回 ゴールデングローブ賞』助演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
『女王陛下のお気に入り』(ノミネート)※2019年1月6日決定

主な出演作品
1995年『デスマシーン』『チェーン・リアクション』『魅せられて』
1997年『ベント/堕ちた饗宴』『インディアナポリスの夏/青春の傷痕』
1998年『輝きの海』『アイ ウォント ユー』『スカートの翼ひろげて』
1999年『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』『太陽の雫』
2000年『ビューティフル・クリーチャー』
2001年『スターリングラード』『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』
2002年『アバウト・ア・ボーイ』
2003年『コンフィデンス』『彼氏がステキになったワケ』『ニューオーリンズ・トライアル』
2004年『隣のリッチマン』2005年『コンスタンティン』『ナイロビの蜂』
2006年『ファウンテン 永遠につづく愛』
2007年『ブラザーサンタ』『マイ・ブルーベリー・ナイツ』2008年『ラブ・ダイアリーズ』
2009年『アレクサンドリア』『ブラザーズ・ブルーム』『ラブリーボーン』
2011年『トゥルース 闇の告発』『360』『ドリームハウス』『愛情は深い海の如く』
2012年『ボーン・レガシー』2013年『オズ はじまりの戦い』
2015年『グランドフィナーレ』『ロブスター』
2016年『コンプリート・アンノウン ~私の知らない彼女~』『光をくれた人』『否定と肯定』
2017年『レイチェル』2018年『喜望峰の風に乗せて』『女王陛下のお気に入り』

ロバート・ハーリー『ニコラス・ホルト』(Nicholas Hoult)

名前ニコラス・ホルト
出身イングランド・バークシャー・ウォーキンガム
生年月日1989年12月7日
経歴子役として俳優デビュー『アバウト・ア・ボーイ』にて、一躍有名になる。
『第63回 英国アカデミー賞』ライジング・スター賞(ノミネート)『シングルマン』

主な出演作品
2002年『アバウト・ア・ボーイ』2006年『ニコラス・ケイジのウェザーマン』
2009年『シングルマン』2010年『タイタンの戦い』
2011年『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
2013年『ジャックと天空の巨人』『ウォーム・ボディーズ』
2014年『マッド・ガンズ』『X-MEN:フューチャー&パスト』
2015年『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ダーク・プレイス』
2015年『マッド・ドライヴ』『ロスト・エモーション』
2016年『アウトバーン』『X-MEN:アポカリプス』
2017年『砂の城』『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
2018年『女王陛下のお気に入り』2019年『X-MEN:ダーク・フェニックス』

サミュエル・マシャム『ジョー・アルウィン』(Joe Alwyn)

名前ジョー・アルウィン
出身イングランド・ロンドン・クラウチ・エンド
生年月日1991年2月21日
経歴青年劇団『ナショナル・ユース・シアター』参加。
『シティ・オブ・ロンドンスクール』卒業。
英国国立総合大学『ブリストル大学』入学。英文学と演劇を専攻、2012年卒業。
多くの俳優を輩出する名門『セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ』
にて演技を学び、2015年卒業。
卒業後数週間で、2016年公開『ビリー・リンの永遠の一日』俳優デビュー。
主役に大抜擢される。

主な出演作品
2016年『ビリー・リンの永遠の一日』2017年『ベロニカとの記憶』
2018年『オペレーション・フィナーレ』『女王陛下のお気に入り』
2018年『ボーイ・イレーズド』『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

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『女王陛下のお気に入り』口コミや感想をまとめてみた!

本作は『2018年11月23日』ニューヨーク・ロサンゼルスの4館で、限定公開されました。

公開3日間で、42万2412ドル(1館当たりのアベレージ10万5603ドル)の興行成績を収めます。

週末興行収入ランキング『初登場19位』となりました。

2018年、アメリカ公開作品の中で、1館当たりの興行収入が10万ドルを超えた初めての作品です。

ヴェネツィアでのプレミア上映後レビューは、絶賛でした。

映画批評サイト『インディワイヤー』マイケル・ノーディンは『A-』と評価しました。

『主演3人は最高の演技を見せているが、中でもコールマンの演技は傑出しており、女優賞受賞に値するものである。』

エンターテイメント紙『バラエティ』オーウェン・グレイバーマンは『完璧にカットされたダイヤモンドのような作品』

批評家からは、高評価されています。

見解の要約は『ヨルゴス・ランティモス監督はキャスト陣から素晴らしい演技を引き出すと同時に、富裕層への抵抗がなされる時代というタイムリーな副旋律を奏でている』と評しています。

映画評論サイト『ロッテン・トマト』には、現在236件のレビューがあります。

批評家支持率『94%』平均点『10点満点中8.5点』になっています。

映画・ゲーム・テレビ番組・ミュージックの評価レビュー集積サイト『メタクリティック』には、現在49件のレビューがあります。

加重平均値『91/100』となっています。

『第76回 ゴールデングローブ賞』主要4部門で、5ノミネートです。※2019年1月6日決定

作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
脚本賞(デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ)
女優賞(ミュージカル・コメディ部門)(オリヴィア・コールマン)
助演女優賞(レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン)※Wノミネート

ハリウッド外国人映画記者協会(Hollywood Foreign Press Association, HFPA)

会員投票により選ばれているのは、評価されている作品と言っても良いのではないでしょうか。

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まとめ

映画『女王陛下のお気に入り』を、まとめてみました。

本年度の賞レースの主役は間違いなしとメディアからも大絶賛の話題作です!

2019年2月24日『第91回 アカデミー賞』最有力作品!

豪華絢爛な王室を舞台に巻き起こる究極の宮廷ドラマ!

気まぐれで病弱、それでも頑固に国を守る女王。

女王の心を支配し、絶大なる権力を振るう側近。

一度は没落したが、上流階級への返り咲きを狙う従順で愛らしい待女。

生き残りをかけてのし上がっていく!

3人の女たちが、頭脳と肉体と精神力を駆使して互いに仕掛け合う罠!

時におかしくも爽快で、さらに切なくもいじらしい!

『2019年2月15日』全国ロードショーです!

読んでいただき、ありがとうございました。

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