今回紹介するのは、2019年3月1日に全国で公開される映画『グリーンブック』です。
映画『グリーンブック』天才黒人ピアニスト×無教養白人ドライバー、2人の旅路描く感動の実話 – https://t.co/6wIeAaHytG pic.twitter.com/ySUZseA5vz
— Fashion Press (@fashionpressnet) 2018年12月4日
本作は第76回ゴールデン・グローブ賞にて作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・脚本賞の5部門でノミネートしています。
また、トロント国際映画祭にて観客賞を受賞しており、アカデミー賞最有力候補と言われている注目作です。
今注目の映画『グリーンブック』について、ネタバレ・あらすじ、キャストの経歴、タイトルの意味という観点で紹介していきたいと思います。
Contents
『グリーンブック』のあらすじは?ネタバレも
本作は、人種差別が色濃く存在していた時代の、1962年のアメリカを舞台にしています。
イタリア系アメリカ人、いわゆる白人であるトニー(ビゴ・モーテンセン)が任されたのは富裕層のアフリカ系アメリカ人、黒人であるピアニストのドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の用心棒かつドライバーでした。
そのとき、ドンは人種差別がより色濃く残るアメリカ南部へのコンサートツアーを計画していました。
全く正反対の性格、身分、人種の二人は黒人用旅行ガイドである「グリーンブック」を頼りに旅を始めますが…。
というのがあらすじです。
『グリーンブック』について「正反対な2人が仲良くなる話が好き」みたいなこと言ったら「ふたりはプリキュアじゃん」という指摘を受けた。た、確かに!『グリーンブック』はマハーシャラ・アリとヴィゴ・モーテンセンの『ふたりはプリキュア』…!! pic.twitter.com/A4I6NCsY8f
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) 2018年12月14日
ここからはネタバレになります。
正直、最初は黒人のドライバー兼用心棒など、なぜ白人の自分がやらなければいけないのだ、と感じていたトニーでした。
ですが、ドンと行動をともにしたことで、様々な場所でドンが差別されているのを見て段々と心変わりしていきます。
二人の間には人種や身分や性格を超えて、強い絆が生まれていたのです。
「グリーンブック」まだ黒人差別が根強い時代、博士号も持つ著名な黒人ピアニストと彼の演奏旅行のドライバーとして雇われた白人男性の実話を元にしたロードムービー。黒人と白人と言う二極化だけに囚われない差別問題の難しさを上品な笑いで包みながら見事に描いたアカデミー賞最有力の傑作。 pic.twitter.com/DfoY5XC3Sq
— まおう (@149lunettes) 2018年12月11日
ここからは予想ですが、二人はツアーを成功させ、人種は関係ないということを自分たちの身で証明したのだと思われます。
この二人の勇気ある行動も影響して人種差別が緩まっていったのだという見解です。
『グリーンブック』公式サイト
https://gaga.ne.jp/greenbook/
『グリーンブック』予告編
『グリーンブック』のキャストの経歴は?
ビゴ・モーテンセンさん/トニー・リップ役
用心棒兼ドライバーのトニー・リップを演じるのはビゴ・モーテンセンさんです。
[映画ニュース] ビゴ・モーテンセン、1960年代が舞台のロードームービーに主演 https://t.co/Rtfg3E982o pic.twitter.com/TNXKULQx6t
— 映画.com (@eigacom) 2017年6月10日
ビゴ・モーテンセンさんは、1958年10月20日生まれの60歳です。
大学を卒業してから、本気で俳優を目指すためにアルバイトをしながら演技の基礎を学び、1982年に舞台で俳優デビューを果たしました。
その後、舞台『ロミオとジュリエット』、『The Rapidio』などに出演しました。
1984年にはドラマ『George Washington』でドラマ初出演、テレビは初出演を果たしました。
1985年には映画『刑事ジョン・ブック 目撃者』にて映画初出演を果たしました。
1987年には、舞台『ベント』に出演したことで、Drama-Logue Awardを受賞しました。
1991年には映画『インディアン・ランナー』に出演し、これがきっかけで注目されることとなります。
ですが、その後しばらくあまり目立った出演作はありませんでした。
2001年~2003年に公開された大ヒット映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に出演したことで知名度が一気に上がり、有名となりました。
ロード・オブ・ザ・リングで
ビゴ・モーテンセンさんを知りました。
レオンの
ゲイリーオールドマンさんはすごく印象に残っております。たまらん。 pic.twitter.com/JpDjd0ddUU
— M A R I K O (@manmaru_omari) 2018年10月27日
また、2005年『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、2007年に『イースタン・プロミス』に出演したことをきっかけとして、2008年第80回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされました。
イースタン・プロミス見直した。おもれえよなあこれ。ビゴ・モーテンセンどんだけかっけえんだよ pic.twitter.com/2uSVXpqhdR
— たーきー (@tkk_lennon) 2015年3月27日
マハーシャラ・アリさん/ドン・シャーリー役
黒人のピアニストであるドン・シャーリーを演じるのはマハーシャラ・アリさんです。
『#グリーンブック』3月1日公開決定、日本版ポスターが解禁🎊1962年、黒人用旅行ガイド"グリーンブック"を頼りに、差別が残る米国南部へ向かう黒人ピアニストと雇われ用心棒の、痛快で感動の実話🚗トロントで観客賞受賞の注目作!https://t.co/TpVV4Jes3L#ヴィゴ・モーテンセン #マハーシャラ・アリ pic.twitter.com/gK21LvT7Ve
— Fan's Voice (@FansVoiceJP) 2018年12月4日
マハーシャラ・アリさんは、1974年2月16日生まれの44歳です。
2001年より、テレビドラマ『女検死医ジョーダン』に出演したことで、俳優デビューを果たします。
また、2008年に映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で映画初出演にして、全米映画俳優組合賞のアウトスタンディング演技賞にノミネートされました。
2017年には、映画『ムーンライト』で出演時間わずか24分にして、第89回アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
他にも、『ムーンライト』で、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネート、全米映画俳優組合賞助演男優賞を受賞するなど、様々な賞を受賞しています。
#Oscars #アカデミー賞
助演男優賞は
『La La Land』と並んで
注目されていた
『ムーンライト』から、マハーシャラ アリが
見事獲得!!✨ちなみに黒人俳優としては
12年ぶりの快挙!
おめでとうございます!
日本では4/28から公開予定! pic.twitter.com/aGyYE0noUC— ミーハーな海外映画News (@miha_news_wd) 2017年2月27日
これから始まる映画では、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』、『アリータ:バトルエンジェル』に出演が決定しています。
『グリーンブック』タイトルの意味とは?
『グリーンブック』というタイトルですが、「グリーンブック」とは何を指すんでしょうか。
グリーンブックとは、あらすじ・ネタバレの項目にもあった通り、黒人用旅行ガイドのことを指すそうです。
人種差別が根強く存在していたアメリカの南部で運動に巻き込まれるなどの危険を避け、安全に過ごすことができるように案内してくれるガイドがありました。
それが、通称グリーンブックと呼ばれていたそうです。
今作では、このグリーンブックを頼りに南部へとツアーに向かっていたそうで、それがタイトルになっているようです。
根強い人種差別へと立ち向かう黒人・白人のコンビであるトニーとドンの強く生きる姿が描かれた映画だということがわかりますね。
まとめ
ここまで映画『グリーンブック』について、あらすじ・ネタバレ、キャストの経歴、タイトルの意味の観点から紹介してきました。
ファレリー兄単独監督、トロント最高賞受賞作「グリーンブック」の公開日決定https://t.co/bscgaM2kFx
#ヴィゴ・モーテンセン #マハーシャラ・アリ pic.twitter.com/3fjeftDeSj
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2018年12月4日
アカデミー賞最有力候補として挙げられる注目作品である今作、公開が待ち遠しいですね。
日本での公開は2019年3月1日です。
公開まで、楽しみに待ちましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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