映画マニア、管理人です。
勘りんが大好きなエルファニングスが出演する作品を今回は紹介します。
『マレフィセント』のオーロラ姫役でも大人気!
いま絶好調のベテラン女優?エル・ファニングさんの主演映画『アバウト・レイ16歳の決断』が近日公開です。
2015年に制作されながらも日本では一度公開中止となり、この度めでたく公開が再決定となったそうです。
どんな映画になるのか楽しみですね。本日はこちらの映画をご紹介いたします。
Contents
『アバウト・レイ16歳の決断』ってどんな映画!あらすじも
トランスジェンダーのレイ(エル・ファニング)はレズビアンの祖母と母親の三人暮らし。
転校をきっかけにレイはホルモン治療を受けて男子として生きることを決意し家族に相談する。
しかし母親のマギー(ナオミ・ワッツ)は動揺して、なかなか事態を受け入れられない。
それでも治療のためには両親の同意が必要であることを知ったマギーは離婚した父親に会いに行くが・・・。
さらっと祖母にカミングアウトとは時代はどんどん進化していきますね。
ある意味スペクタクルな話になりそうです。
公式トレーラーをみると
やたらと黄色のポップなデザインが印象的ですが、ちょっと実際の映像とは違和感がありますね。
本国版の予告に日本語字幕付きがありましたので下に。
こちらは白と青のすっきりしたデザインになっています。
こういう差異がお国柄を表しているような気もしますね。
『アバウト・レイ16歳の決断』感想と海外の評価は?
2015年の制作とあって日本でもすでに観賞済みの方も多くいらっしゃるようです。
日本のレビューサイトをいろいろと観てまいりましたが、平均点はざっと7点くらいと高いですね。
ただ試写や飛行機内、もしくは海外でわざわざ鑑賞されている方の評価なので、評価はやや値引いて考えた方がいいかもですね。
そんな中でも橋口亮輔監督が称賛されている動画がありましたのでこちらをどうぞ。
未来へ向けての真摯な作品であるという評価でしょうか。
かなり好感触のようです。
本国アメリカでの評価は毎度おなじみIMDBのサイトにはこの映画について3300件の評価が寄せられており、平均点は5.7点とやや苦戦かな。
内訳をみると女性からは比較的高く評価されており男女で0.6点の差が出ています。
メインの登場人物が女性であることから共感を呼んだというところでしょうか。
因みにアメリカの方が厳格なカトリックの方などでこうした運動に対して辛辣な意見を持った方も多いという事も考えられます。
アバウト・レイ16歳の決断』の見所は?
やっぱりエル・ファニングの演技が凄い!
いきなり『ネオン・デーモン』から入りましたがやっぱり圧巻ですね。
少女でありながら妖艶な美女であるという微妙な役どころを演じておられますがすでに風格がある気がします。
ちなみに現在19歳で末恐ろしいですね。
撮影的には『アバウト・レイ』の方が先になりますが、男の子っぽい役柄からいきなり女の中の女みたいな役への移り変わりはさすがベテランといったところでしょうか。
https://twitter.com/tal0408mi/status/874659272759492609
個人的2017年の美女
エルファニング以外考えられないよ pic.twitter.com/4mjeRwQhFo
— .rune (@r_159p) December 30, 2017
日本でもファンが本当に多いですね、かわいいですから。
因みに当サイトでも紹介した12月公開の映画『パーティーで女の子に話しかけるには』にも大変魅力的な役で出演されています。
今年2018年にも日本公開は未定ですが他に二本の出演映画が完成しており、人気絶頂といったところでしょうか。
『アバウト・レイ16歳の決断』のスタッフ・キャスト情報
先ほどの樋口監督も絶賛されていたのがナオミ・ワッツ。
レイの母親役マギーを演じます。
『マルホランド・ドライブ』
リンチ監督、ナオミ・ワッツ主演
ハリウッド界、女優の闇
軸がハッキリしない作り、シリアスかと思えば陽気、でもダーク。
最初から「何でこうなってんだ?」の連続、夢と現実どちらに足を着けてるのか混乱するリンチらしい作品。
当たり前だけど、ナオミ・ワッツ若い。 pic.twitter.com/mq4NfUqIHu— ナイトクローラー (@THEAMANO3) January 3, 2018
画像にもあるように『マルホランド・ドライブ』で脚光を浴びました。
私のイメージで言えば、最高で最悪な映画『ファニー・ゲームUSA』です。
こちらの『21グラム』(2003年)ではアカデミー主演女優賞ノミネートもされました。
なんというか出る映画を選ばないのか、金額で選ばないのかわかりませんがいろんな映画に出ている方です。
他にも『キング・コング』(2005年)や『ザ・リング』シリーズの主演など。
祖母役はスーザン・サランドン
合衆国大統領(スーザンサランドン)とその愛孫(エルファニング)、秘書(ナオミワッツ)の荘厳な写真って感じ。 pic.twitter.com/QsQQhLTmYV
— 持草 薫 (@losthouse2) January 2, 2018
画像真ん中(わかるよね。)この画像ですと本当に家族でも通用するかも。
あの名女優がレズの祖母役…。やはり時代は進んでいます。
どんどん考え方をアップデートしないといけませんね。
1970年代からコンスタントに映画に出続けて90年代には出る映画出る映画で好評を受けた名女優です。
こちらの『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を獲得。今回も癖のある人物ですので名演が期待できそうです。
ネタバレとまとめ
『アバウト・レイ16歳の決断』ネタばれ情報ですが、
原題は『3 Generations』三世代ということで、けして若く多感な時期のLGBTを描いただけの作品ではないようです。
むしろ未来や独立を描いた作品ということで、単純に差別はいけないよ。
という内容ではなく両親からの自立やどう生きるかが描かれているようですね。
もはや差別なんかを一つ越えた作品といえるでしょう。
ドラマ性が重視されているそうなので女優を楽しむ映画にもなりそうです。
というわけで今回は『アバウト・レイ16歳の決断』をご紹介させて頂きました。
公式トレーラーをみた限りではかなり楽しみな作品といった印象です。
日本公開は2018年の2月3日より全国順次ロードショーです。
お見逃し無いようにどうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す