センセーショナルな題名、キャッチーな予告編で当時大きな話題となった映画『12人のしにたいこどもたち』の公開からもう一年近くが経とうとしています。
びっくりしましたね。
映画『十二人の死にたい子どもたち』について、ロケ地を中心にご紹介します。
映画『十二人の死にたい子どもたち』ってどんな映画?
映画『十二人の死にたい子どもたち』のあらすじを簡単にご紹介します。
公式サイトでは以下のように語られています。
その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。
まさかこの12人の中に殺人鬼が……?
死体の謎と犯人をめぐり、 疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。
全員、ヤバい。気が抜けない。
いつ誰が殺人鬼に変身するのか!?パニックは最高潮に。彼らは安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”
監督 堤幸彦(「SPEC」「イニシエーション・ラブ」)が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。(http://wwws.warnerbros.co.jp/shinitai12/intro.html)
確かに死に方くらい自分で選びたいですね。
彼らの気持ちもわかります。
キャストは高杉真宙、新田真剣佑、杉咲花、橋本環奈、黒島結菜といったこれからの映像界を背負って立つ逸材が集められています。
原作は『天地明察』の冲方丁。監督は堤幸彦。
盤石の布陣です。
映画『十二人の死にたい子どもたち』病院のロケ地はどこ?
この映画は大半が建物の中、彼らが集合した廃病院の中で展開していきます。
当日正午までに指定の廃病院へお越しください。
「会場」には、駐車場からお入りください。
そのまま直進して大きなクスノキを通り越し、建物に沿って歩いて行きますと、裏口があります。#廃病院集合🏥#しにたい12 pic.twitter.com/0N1QQMFjcJ
— 映画『十二人の死にたい子どもたち』 (@shinitai12movie) December 8, 2018
密室サスペンスですね。
この廃病院ですが、群馬県藤岡市の旧公立藤岡病院とのこと。
🎬メイキング写真解禁
群馬県藤岡市に所在する実在の廃病院で行われた撮影のメイキング写真が解禁❗️
「こんなに密度の高い演技を撮ったのは初めてだった」と強い手応えを感じた堤監督。次世代を担う豪華俳優陣の名演技の渋滞をお楽しみに。#十二人の死にたい子どもたち#廃病院集合🏥 #しにたい12 pic.twitter.com/u9FO2vt5aX
— 映画『十二人の死にたい子どもたち』 (@shinitai12movie) January 17, 2019
2017年に病院機能は移転し、建物だけが残っている状態だそうです。
街中で便利ですし、電気や水も使えたとのこと。
至れり尽くせりの廃病院。
映画を観に行ったあと、実際に行ってみた方もいらっしゃるようです。
十二人の死にたい子どもたち観てきたよ!若干駆け足な感じだけど概ね満足!パンフレット買いました。あと、映画のロケ地である藤岡市のあの病院も見てきた。敷地内には入れないから外観の写真を。 #十二人の死にたい子どもたち pic.twitter.com/AvaCOWDAtM
— P宮森 (@P_miyamori) January 26, 2019
ただし、ベッドが並んでいる部屋はスタジオのセットとのことです。
こんな怖い部屋入院したくないですもんね。
ちなみに、この映画が公開された2019年の春先、この建物の再利用に関する検討委員会が設置されたとの報道がありました。
中心市街地にあることから、市と組合は活用について昨年三月、民間事業者との「対話」を通じて意見を募るサウンディング型市場調査を実施。四事業者が参加し、既存建物を解体して民間が新築する提案が三事業者、建物の一部活用が一事業者。施設案では商業と医療介護系の複合施設や公共施設と商業系民間施設の複合施設、介護専門学校の予備校・学生寮と介護施設の複合施設などがあった。
(2019年5月28日『旧公立藤岡総合病院 土地・建物利活用を検討 きょう設置 市民、有識者ら検討委』東京新聞 https://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201905/CK2019052802000170.html)
この旧公立藤岡病院が映画のロケ地、それも「病院として」使われる線は薄そうですね。
余談ですが群馬県では他にも『HiGH&LOW』シリーズやドラマ『陸王』などの撮影も行われています。
そういえば『十二人の死にたい子どもたち』の廃病院も、藤岡市の公立藤岡総合病院跡だった。地元気づき。
もう『マッドマックス怒りのデスロード』も、オール群馬ロケとか触れまわっても信じてもらえるかも。 pic.twitter.com/mdBaUi6jDj— 銀色のファクシミリ (@Iin5cjYdKrAm26D) January 25, 2019
そういえばあの砦、群馬県にありましたよね。
映画『十二人の死にたい子どもたち』の評判は?
映画『十二人の死にたい子どもたち』の感想を集めてみました。
『#十二人の死にたい子どもたち』
やっぱり堤幸彦は堤幸彦だった。
十二人の誰一人として死にたい理由に共感出来ず、ラストの展開はもっと納得できない。
ミステリーとしてもつまらないし、演出、演技も酷い。
見ている間ずっと「さっさと勝手に◯ねよ」としか思わなかった。
今年のワースト候補。 pic.twitter.com/SWPPM48Sho— ヨッシー/映画当たり屋CH (@atariya_ch) January 26, 2019
レンタルしてきた十二人の死にたい子供たち見てる
びっくりするくらいつまらない— らっちょ (@rc_uni0907) October 22, 2019
辛口な評判もありますね。
十二人の死にたい子どもたち を見た。面白かったんだけど、1周で満足が出来る作品だった。2周目いこう!とはならない。多分、想像と内容が一致しなかった事と思っていたよりも暗く、深い内容が118分間も続いたからだと思う。決して、つまらないとかではなくて、何だろう。呆気ない???が正しいか。
— ☃️❄️🎄湯ッッッッッッッッ🎄❄⛄ (@yuyuyunomi) November 28, 2019
「想像と内容が一致しなかった」「想像していたよりも暗く、深い内容」。
十二人の死にたい子供たち思ってたのと違かったけど演技力とかカメラワークとか楽しめた
ただ思ってたのと違すぎてつまらないって言う人もいそうな作品だと思ったかな
個人的には大好きな系統だった人間ドラマ!!#十二人の死にたい子どもたち pic.twitter.com/WO4FAqdSse
— 湧水 (@09mizu_) February 20, 2019
「人間ドラマ」。
おそらく、サスペンスを期待して見ていたら人間ドラマになったと感じた人は「つまらない」という感想になる のかな、といったところでしょうか。
「十二人の死にたい子どもたち」は前評判ほど悪くなく十二人のキャラに深みがあったので好きになれるキャラがいれば楽しめると思う。「七つの会議」はわりと手放しに褒められるぐらい面白かった
— アシキ (@ASHIKI_games) February 3, 2019
前見たかった十二人の死にたい子どもたち見た
思ってた内容と違うくて面白かった
何より伏線回収がちゃんとされてて話が繋がってたのが良かった— なゆのおっさん (@nayu_nonotan) January 14, 2020
「十二人の死にたい子どもたち」見たけど面白かったなあ…個人的には好き。レビュー見るとホラーじゃないとか12人にする意味とかがっかりしている方もいるけど、「十二人の怒れる男」とかを知ってるかどうかでだいぶ感想変わるね…
— あつみ (@kaeruie) November 4, 2019
「十二人の怒れる男」は陪審員に選ばれた12人の男たちが有罪確定かと思われた事件を議論の末ひっくり返すというお話ですね。
彼らの決意がひっくり返るのは、題名の時点ですでに暗示されているのです。
まとめ
映画『十二人の死にたい子どもたち』についてご紹介しました。
密室サスペンスにして人間ドラマという一筋縄ではいかない作品です。
さらに豪華キャスト。
見て損はありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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