「ジャパニーズ・ホラー」として世界でも知られる映画『リング』。
韓国やアメリカでもリメイクされ、日本ホラー映画の代表的な作品となりました。
その『リング』シリーズの最新作『貞子』が新たに公開されることが決まりました。
これまでに多くの観客を恐怖に陥れてきた「貞子」。
最新作はどのようなストーリーになっているのでしょうか?
過去のシリーズ作品なども含めて見ていきましょう。
Contents
『貞子』(最新作)のあらすじは?
今回の貞子は、現代の貞子らしくSNSがキーポイントになっています。
SNSがある現代だからこそ成立するストーリー展開が若者にも親近感を持たせてくれます。
今回の映画のネタバレとしては、撮ったら死ぬです。
つまり、今回は今までのように見たら死ぬというテーマから撮ったら死ぬということがテーマとして変化しています。
貞子を撮影するということに絡めて物語りが進んでいきます。
貞子は前のシリーズですでに死んでいます。
ただ、今回は貞子が生まれ変わるという形で再び多くの人に呪いをかけています。
生まれ変わっても、人を呪い続けていくということも貞子の怖さとなっています。
呪いの方法やツールを変化していくことによって、より多くの人が恐怖を受けるようなシステムとなっています。
インターネットを利用することで、以前の貞子にはない進化を遂げています。
最新版の映画では、貞子では火事現場にいた記憶のない少女がとても重要な存在として描かれています。
その少女の周りで様々な現象が起きていきます。
少女の正体が誰なのかということがこの映画の謎を解く鍵となっています。
貞子とおねえちゃんの取り合いもネタバレポイントになっています。
その他には、貞子を置き去りにした母親の存在なども今までの映画シリーズにはない描写です。
最新作では今までの映画ではなかった部分をたくさん描写されています。
貞子シリーズのファンという人も十分に楽しむことが出来ます。
新しい貞子を見ることが出来るという点なども多くの人に評価されている理由としてあります。
貞子の秘密や貞子の進化を体感することが出来る作品となっています。
すでに原作を読んでいるという人でも、違う楽しみを映画では見つけられるように工夫されています。
やはり、今回の映画は若者をターゲットにしています。
出演している芸能人なども若者に人気がある人ばかりです。
新しいファンが入り込めるように工夫されている部分なども大きな魅力があります。
全く関係ないように見える現象が実は繋がっていたり、貞子シリーズのもっとも大きな特徴である伏線と伏線の回収が物語りをとてもお面白くしてくれています。
原作を読んでいないという人でも、最新作では貞子の存在がどのように形成されてきたのかということなども分かるようになっています。
最新作の貞子は、伊豆大島の洞窟にいます。
貞子に取り込まれた和馬もそこにいますが、和馬は海かに現れた貞子によって海に引き込まれてしまいます。
それと引き換えのように少女を助け出すということに成功します。
少女は数日後に体調も回復して病院を退院していきますが、茉優は精神を病んでしまいます。
その後に貞子が出現して映画は終わっていきます。
今までの貞子ファンを裏切らない映画となっています。
ネタバレを知っても十分に楽しむことが出来るようになっています。
最新作の映画もすでに多くの人に支持されています。
中田監督のファンも絶賛しています。
みた方の感想
往年のリングファンを裏切らない作品となっています。
貞子の怖さがより洗練された形によって、現代に蘇っているという感じです。
中田監督のファンということであれば大満足することが出来るという点なども今回の作品の大きな特徴としてあります。
インターネットを利用することによって、貞子の親近感も強く感じることが出来ます。
ミステリー要素なども大幅に増強されていることや、出演している芸能人の演技がとても上手いという点なども作品に魅力を加えています。
新しくファンになったという人もたくさんいるということから、多くの人が楽しむことが出来る作品となっています。
貞子の呪いも継続しているという点なども今回の作品ではよく理解できます。
『貞子』(最新作)のキャストは?
次にキャストを見てみましょう。
池田エライザ/秋川茉優
主人公の秋川茉優を務めるのは、池田エライザです。
池田エライザは、父親が日本人で母親がフィリピン人のハーフです。
2009年にファッション雑誌「ニコラ」のオーディションでグランプリを獲得し、モデル活動を始めました。
当時は「池田依來沙」の名で活動しており、2013年の5月号まで「ニコラ」の専属モデルでした。
2013年6月号から2018年3月号までは「CanCan」の専属モデルとして活躍しました。
モデルとして芸能界にデビューしましたが、女優としても活動しています。
2011年に『高校デビュー』で映画デビューを果たして以来、『みんな!エスパーだよ!』や『ルームロンダリング』などで主演を務めています。
本作の『貞子』では、病院で働く心理カウンセラー秋川茉優として主演します。
清水尋也/和真
主人公・秋川茉優の弟でYoutuberの和真を演じるのは、清水尋也です。
清水尋也の兄は、俳優の清水尚弥です。
清水尋也は、兄の主演映画『からっぽ』の試写会で事務所の人に誘われ、演技のレッスンを始めました。
2012年の『震動』で映画デビューを果たしました。
これまでに『渇き。』や『ソロモンの偽証』など話題の作品に出演。
またテレビドラマ『anone』では第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞を受賞しています。
現在19歳の清水尋也がどのような演技をしているのかも注目してみてください。
追加キャスト
初代『リング』(98)で貞子と遭遇しながらも奇跡的に生き残る女子高校生・倉橋雅美役を演じた佐藤仁美が、『リング』(98)『リング2』(99)以来20年ぶりに同役でシリーズに再登場することが明らかに。
『リング』(98)で“呪いのビデオ”の最初の犠牲者となった大石智子(竹内結子)の死に際を目撃し、貞子の呪いを目の当たりにしてしまった女子高校生・倉橋雅美。『リング2』(99)ではそのトラウマから精神病院に入院している姿が描かれ、雅美の体内には貞子の怨念を宿っているということが発覚する。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/16162772/
なるほど、ここで佐藤仁美さんを出演させますか!
その後の経過などは気になっていましたのでここはかなりファンにとっては嬉しいですよね。
物語のサブキャラになるのは間違いなし。
もしかすると今回で貞子にやられてしまうかも!?
特報予告動画は?公開されるのはいつ?
こちらが特報予告動画です。
おなじみの貞子の姿もありますね。
第1作『リング』(1998年)で監督を務めたホラー映画の巨匠・中田秀夫が本作でもメガホンをとっています。
どのような作品になっているのか楽しみですね。
公開日は、2019年5月24日を予定しています。
ではあわせて、過去のシリーズ作品についても紹介していきますね。
過去のシリーズのおさらい
『リング』で初めて登場した怨霊「貞子」。
「貞子」に関する作品はこれまでに何作も作られています。
まずは「貞子」に関連するこれまでの作品や、その時系列をおさらいしてみましょう。
1.『リング』(1998年)
【映画.net】 映画「リング」ってキャストが豪華だったよな?松嶋、中谷、竹内、真田とかさ http://t.co/1uwV08APkt pic.twitter.com/RTPhGNA4NX
— movie_nt (@movie_nt) 2015年6月7日
原作は鈴木光司によるホラー小説『リング』。
1998年に公開された映画で、こちらが第1作となります。
主人公の浅川玲子は、とあるきっかけで「呪いのビデオテープ」と言われるものを見てしまう。
この「呪いのビデオテープ」には、見た者が1週間後に呪い殺されてしまうという噂があった。
呪いがかけられてしまった玲子は、この呪いを解くために元夫の高山竜司と「呪いのビデオ」の真実に迫っていく。
この映画で登場した怨霊の貞子は、多くの視聴者を恐怖に陥れました。
2.『らせん』(1998年)
こちらも原作は鈴木光司によるホラー小説『らせん』です。
『リング』の後日談を描いた正統な続編となっています。
物語の主人公は監察医の安藤満男。
安藤は息子を亡くして以来、自殺することばかりを考えて生きていた。
ある日安藤のもとに、前作にも登場した高山竜司の遺体が届き解剖を担当することに。
実は、安藤と高山は学生時代の友人であったのだが、安藤は高山の胃の中に残された紙片を発見する。
その紙片には暗号のようなものが書かれており、安藤はそれを読み解く。
そんな折に、浅川玲子が自動車事故を起こし、息子と共に亡くなったことを聞く。
安藤は玲子の上司である吉野から、玲子が生前に「呪いのビデオテープ」について調べていたことを知る。
『らせん』は『リング』と同時上映されました。
観客を驚かせるように作られた『リング』に対して、『らせん』は呪いを科学的に解明するように意図して作られました。
3.『リング2』(1999年)
こちらも映画版『リング』の続編です。
すでに公開されていた『リング』の続編として『らせん』がありますが、『リング2』は『らせん』とは違った展開のパラレルワールドのような作品となっています。
『リング』で「呪いのビデオテープ」により死亡した高山竜司。
その死の謎を解くために、竜司の恋人だった高野舞は独自に調査を始める。
30年前に死んだ貞子が、実は最近まで生き続けていたという内容は、観客に大きな衝撃をもたらしました。
『らせん』で登場する人物が同じ役でも登場していますが、『らせん』とは全く違った内容となっています。
4.リング0 バースデイ(2000年)
『リング0 バースデイ』は2000年1月22公開。監督は鶴田法男。
原作『バースデイ』の一編の映画化。貞子(演じるのは仲間由紀恵)の青春時代が描かれる。
同時上映は『ISOLA 多重人格少女』。 pic.twitter.com/iQXMtJamsm— ドルフィーニ・エレクトリコ (@ElectolPhin_4D) 2019年2月21日
『リング』の30年前となる1968年が舞台となっています。
『リング』では怨霊として登場した貞子。
その貞子の生前の姿が描かれており、どのようにして貞子は殺され怨霊となるのかが明かされます。
18歳の貞子を演じたのは、仲間由紀恵です。
5.貞子3D(2012年)
こちらは、鈴木光司の小説『エス』を原作として作品です。
映画『らせん』の直接的な続編となっており、シリーズでは初めての3D映画となっています。
前作まではビデオテープにより呪いがかけられるというものでしたが、この映画ではネットの動画により呪いがかかるというように時代に合わせた設定となっています。
主人公である高校教師・鮎川茜は石原さとみ、茜の恋人・安藤孝則は瀬戸康史が務めました。
貞子役には橋本愛がキャスティングされています。
6.貞子3D2(2013年)
『貞子3D』の5年後が舞台となっています。
前作の主人公だった鮎川茜と安藤孝則の間には娘が生まれていました。
しかし、出産後茜は死亡してしまい、娘の凪は孝則の妹・安藤楓子に預けて育てられている。
まもなくして、再び「呪いの動画」による死亡事件が凪の周囲で起こり始める。
楓子と孝則は5年前の事件の首謀者に会い、事件の真相に迫っていく。
この映画は、上映中にスマートフォンアプリを起動させることで、カメラのフラッシュが突然光ったり、ダウンロードした曲が勝手に再生されるなどの様々な仕掛けが施された、世界初の「スマ4D」作品となっています。
7.貞子vs伽倻子(2016年)
この映画は、『リング』と共に日本のホラー映画を代表する『呪怨』の登場人物・佐伯伽倻子とコラボした作品です。
偶然「呪いのビデオ」を見てしまった上野夏美。
霊媒師に除霊をしてもらうが失敗してしまう。
親友の倉橋有里は、都市伝説で伝えられている方法により夏美を救おうとするが自らも呪いにかかってしまう。
一方で、高木鈴花は「呪いの家」の向かいに引っ越してきた。
ある日、「呪いの家」の中に一人の小学生がいるのを見た鈴花は興味をそそられ、その家に入ってしまう。
両親の犠牲でなんとかその家から逃げ延びた鈴花だったが、鈴花にも呪いがかかってしまう。
彼女らを救うため、霊能者の常盤常蔵はそれぞれの呪いをぶつけて消滅させようとする。
「貞子の呪い」と「伽倻子の呪い」のどちらが勝つのか?
これまでに貞子が関連した映画は7作品ありました。
続いて、最新作となる『貞子』のあらすじを見てみましょう。
まとめ
日本を代表するホラー映画『リング』。
これまでに何本もの作品が作られてきました。
そして「貞子」は知らない人がいないほど、有名なキャラクターとなりました。
その「貞子」の最新映画が、2019年5月24日に公開されます。
監督は第1作『リング』を手がけた中田秀夫。
モデル出身で女優としても活躍中の池田エライザが主演を務めます。
他にも、注目の若手俳優・清水尋也も出演しています。
SNSが普及した現代を舞台に、「貞子」がどのように観客を恐怖に陥れるのでしょうか。
気になる方はチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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