ミステリー、ファンタジー、ホラーなど様々ジャンルなジャンルの作品を執筆している人気の小説家「乙一」こと安達寛高さんが監督・脚本を務めるホラー映画「シライサン」が2020年1月10日(金)に公開されることがわかりました。
安達寛高さんは映像の作品をこれまでも手掛けられているのですが、長編の映画としては監督デビュー作品となるそうです。
完全なオリジナルストーリーなのだそうですよ!
謎の「シライサン」に立ち向かっていく女子大生の役を演じるのは、本作で初の単独主演を飾る飯豊まりえさんです。
一体どんな映画なのでしょう?
「シライサン」についていろいろと調べてみました!
Contents
映画「シライサン」のあらすじは?都市伝説が元ネタってマジ??
それではまずはかんたんに「シライサン」のあらすじを紹介しますね!
「シライサン」のあらすじ
相次いで起こる謎の怪死事件。
遺体は、すべて眼球が破裂している異常な有様でした。
ある日、女子大生の瑞紀は親友をこの怪死事件で失います。
眼球が破裂した状態の親友は、何かにおびえているような状態で亡くなっていました。
親友の死に不信を感じた瑞紀は、事件について調べ始めました。
そして同様にして弟を亡くした春男に出会い、協力して調査を始めます。
二人が辿り着いてしまった真実。
それはある都市伝説「シライサン」でした。
その名を知った者の元に現れるという「シライサン」
その姿は異様に大きな目を持っていて、鈴の音が鳴りるとともに近づいてきて襲われるのだという…。
そしてもし出会ってしまったら、目をそらしてはいけないという決まり事も。
名前を知ってしまった二人は「シライサン」の呪いに巻き込まれることになってしまい…。
都市伝説が元ネタなの?
いろいろ調べてみましたが、「これだ!」とはっきり言える都市伝説はありませんでした。
ただ、調べてみて色々な都市伝説のミックスなのではないか?と感じました。
昔よく話題になった都市伝説「口裂け女」なんか少しテイストが似ているかなと思います。
「口裂け女」は、1979年に流行り、なんと社会問題にまで発展してしまった都市伝説です。
口元を全部覆うほどのマスクをした女性が近づいてきて「私、きれい?」と質問してきて「きれいですよ」と答えると、「これでも?」とマスクを外して耳元まで大きく裂けている口を見せてくるというものです。
そこで答えられなかったり、「きれいじゃないです」と答えてしまうと殺されてしまうという…。
そういえば昔雑誌やTVで特集まで組まれたりしてとても怖かったです!
#小学生の間で流れている噂
オバハンが小学生の頃「口裂け女」が流行ってな
そらもう一人で帰るとき恐ろしくてのぉ— べぢ太郎 (@vegetarosa) December 29, 2019
犬木加奈子先生の口裂け女伝説が好き
2センチぐらいだった頃に見て、滅茶苦茶面白くて好きだった〜
思い出補正もあるのかもしれないけど、今見ても不気味な演出が素晴らしいし、1番ゾッとする動きとかバランスとか、全てにおいて神がかってる作品だなぁ
短編も最高 pic.twitter.com/Of084gxlV1— うさとん (@usaton3) December 26, 2019
コックリさんとか口裂け女とか小学生の頃信じてたから帰り道とかめちゃくちゃ怖かった
— 彩 (@r_16mm_j8_2) December 31, 2019
久々に思い出してしまいました…。
また、この話を聞いたら●人に話を回さないと夜その人のもとに現れる等の「話を知ってしまったら逃れられない」系というのもちょっ入っているかなと思いますね。
これは、不幸の手紙やブルーレターといった昭和の紙媒体のものから現在ではメールの媒体で続く「チェーンメール」にも通じるものがあるかなと思います。(ちょっと都市伝説という枠から外れるかもしれませんが)
なんかこの辺りが組み合わさっているような気がするんですよね。
そういった巷で話題となった都市伝説の数々からインスピレーションを得て本作「シライサン」は出来ているのではないでしょうか。
原作の評判は?映画は内容が違うの?
小説と映画で内容の違いは?
元々は映画化を前提として書かれたという小説「シライサン」
そのため、基本的にはストーリーは小説に沿って制作されているようですので映画でも大きな相違はないようですね。
ちなみに「シライサン ~オカルト女子高生の青い春~」というマンガも出ていますが、こちらは原案・乙一となっていますが、「シライサン」を題材としている別モノです。
視線を逸らすと殺される、映画「シライサン」を題材に描く崇山祟の青春ホラー(コメントあり)https://t.co/gRriG6ipmQ pic.twitter.com/oaOSP5PhsG
— コミックナタリー (@comic_natalie) October 28, 2019
原作の評判は?
それでは原作である小説の評判はどうなのでしょう?
調べてみました。
乙一「小説シライサン」読了。ある怖い話を聞いた人達が心不全→眼球破裂でパンデミック的に死んでいく。近しい人を失い自らも呪いを受けた男女が共同して恐怖と謎に対峙する。モロ黒乙一なのかと思いきや、ミステリーを過去現在で解明しつつ、結末を読者の想像に委ねて終わるあたりが著者の巧さだな。
— ちょっぴい (@honkechoppy) December 25, 2019
乙一の新作『シライサン』を読了。
乙一作品のなかで一番のホラー小説だったけど、ただ怖いだけでなく、『シライサン』の正体を探るというエンタメ性もあって楽しめた!やっぱり彼の発想力・想像力は相変わらずでやっぱり好きです。
来年映画が全国公開!#本好きと繋がりたい#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/pADiP3hUkz— Yussy (@Y_book_forever) December 31, 2019
『小説 シライサン』読了。面白かった!
久々に乙一作品読んだ
オーソドックスなホラー作品かと思いきや、この締め方はさすがだった
“奇才”っぷりを久々に堪能— ただ (@PpN2s67siGnxHbL) December 29, 2019
シライサン買ったはいいけど怖いよ〜💦乙一さん文章上手いから変なとこでツッコミ入れることもなくスラスラ読めるから余計に😱
怪談好きだけどホラー映画苦手なのになんで買ったんだ(乙一さん好きが祟ったw)— ぴろ姉は水曜日が消えたい@友よヘビロテ中(忘れてもらえないの歌余韻のnang-chang担) (@2012akiiiton) December 30, 2019
乙一の「小説シライサン」、現代版リングリブートに乙一の本当残酷な血を垂らした良作ホラーだった。皆んな読んでトイレに行けなくなってほしい。
— motoshou (@motoshou) December 24, 2019
こ、これは相当怖そうですね…。
夜中のトイレは覚悟しなければならなくなりそうです。
ただ、ほかの方もおっしゃっていますが、基本的に乙一さんの小説は話の構成がしっかりできていますのでホラーでありつつもきっとストーリーも面白いとは思いますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
名前を知ってしまっただけで得体の知れない「何者か」に呪われてしまう恐怖…。
まぁ正直、理不尽ですがめちゃくちゃ怖い話ですよね。
「シライサン」に狙われることになってしまった瑞紀と春男は果たして呪いを解くことができるのでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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