今回紹介させて頂く作品はミステリーの女王と呼ばれる小説家アガサ・クリスティさんの長編小説を映画化した「ねじれた家」をご紹介させていただきます。
今作は1949年にイギリスの女流作家アガサ・クリスティさんが書いた推理小説「Crooked House(原題)」が原作となっています。
作中に引用として使われているマザー・グースの童謡 “There was a crooked man”(ねじれた男がおりました)の最終節の歌詞 “in a little crooked house” が原題の由来となっているそうです。
クリスティさん自身が最高傑作と自賛した今作がどのような作品となっているのかご紹介させていただきます。
Contents
「ねじれた家」ってどんな映画?あらすじやネタバレ!
今作の簡単なあらすじをご紹介させていただきます。
ある日、無一文から巨万の富を築き上げた大富豪レオニデスが毒殺され、私立探偵であるチャールズはレオニデスの孫娘で自身の恋人のソフィアから捜査を依頼され捜査に乗り出すことになる。
広大な屋敷でチャールズを待っていたのは、愛人を持つ若い後妻ブレンダ、映画製作の資金を手に入れたい長男、父から受け継いだ会社が倒産寸前の次男、亡き前妻の姉であり一族を取り仕切る大伯母イーディスと3世代にわたる一族が勢ぞろいしており巨額の遺産を巡って論争していた。
捜査をしていたチャールズは、恋人のソフィアを含め一族全員にレオニデス殺害の動機があることに気付く。
真相を突き止めようと捜査を続けている最中に第二の殺人が起きる。
疑惑と嫉妬、敵意と憎しみが露わとなった人間達が容疑者として集い次々と巻き込まれるハプニング、そして事件は思わぬ結末を迎える。
簡単なあらすじをご紹介させていただきました。
今作はたくさんの登場人物が登場しそれぞれの事情や葛藤が交差するミステリーとなっています。
「ねじれた家」の見所とは?
今作の見所をご紹介します。
スキャンダラスな騒動に巻き込まれていく殺人事件の容疑者である一族の面々が勢揃いしており英国式の広大な屋敷を舞台としており当時の英国文化を楽しめる世界観となっています。
華やかな上流階級のクラシカルな衣装やインテリアの数々も作中で映し出されています。
また今作では「天才作家の妻 40年目の真実」でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされた稀代の名女優グレン・クローズさんが出演しているのでグレンさんの演技にも注目したいところです。
今作の主人公であるチャールズは探偵として活動していますが名探偵という訳ではなく、警察官で副総監である父の助言により一族達に様々な質問をして情報を収集して犯人を突き止めていく主人公の気持ちになり推理できる作品となっています。
「ねじれた家」のキャストは?
今作の主要キャストをご紹介させていただきます。
マックス・アイアンズ
名前 | マックス・アイアンズ |
出身 | イギリス |
生年月日 | 1985年10月17日(33歳) |
「赤ずきん」や「ザ・ホスト 美しき侵略者」などに出演している俳優さんです。
父親は「運命の逆転」や「ダイハード3」や「ジャスティス・リーグ」など数々の作品に出演している俳優のジェレミー・アイアンズさんで母親は「タイタンの逆襲」などに出演している女優さんシニード・キューザックさんです。
今作では主人公の探偵チャールズ役として出演しています。
グレン・クローズ
名前 | グレン・クローズ |
出身 | アメリカ |
生年月日 | 1947年3月19日(71歳) |
エミー賞、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞、トニー賞など数々の賞を受賞されている大女優さんです。
代表的な作品として「エアフォース・ワン」や
「ステップフォード・ワイフ」、「アルバート氏の人生」などがあります。
「マンマミーア」や「プラダを着た悪魔」で有名な女優のメリル・ストリープさんとは公私ともに仲が良いそうです。
今作では一族を仕切る大伯母のイーディス役として出演しています。
テレンス・スタンプ
名前 | テレンス・スタンプ |
出身 | イギリス |
生年月日 | 1939年7月22日(79歳) |
1965年カンヌ国際映画祭にて「コレクター」で男優賞を受賞され他にも「ホーンテッドマンション」や「ゲットスマート」、「ウォンテッド」などの有名な作品にも多数出演されている大御所俳優さんです。
今作では主任警部のタヴァナー役として出演しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今作の結末は当時賛否両論となった題材で話題となりました。
そんな今作をどのように映像化されたのか注目です!
まだ日本の予告は残念ながら解禁されていないので海外版の予告になります。
今回ご紹介させていただきました「ねじれた家」は日本では2019年4月19日に公開となっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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