「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズの最新作が来年、2019年に日本で公開されることが発表されました。
今作は、過去のシリーズの原作者であるスティーグ・ラーソンの執筆を受け継いだ、ダヴィド・ラーゲルクランツの作品が映像化されたものです。
また、リスベット役もミカエル役も今までのシリーズとは異なったキャストが演じています。
今回は『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』のあらすじやネタバレ、原作の評価などを紹介していこうと思います。
Contents
『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』ってどんな映画?
今作は「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズの第4作目となる作品です。
監督は、2013年に公開された『死霊のはらわた』で監督・脚本を務めた、ウルグアイ出身のフェデ・アルバレス監督。
製作総指揮は、2011年に公開されたハリウッド版『ドラゴン・タトゥーの女』のデヴィッド・フィンチャーが担当しています。
原作はダヴィド・ラーゲルクランツ著『Det som inte dödar oss』。
日本では今作と同名の『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』というタイトルで早川書房から刊行されています。
過去のシリーズは?
映画「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズは『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』、『ミレニアム2 火と戯れる女』、『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の3作品があり、ハリウッド版として別に『ドラゴン・タトゥーの女』というタイトルで映画化しています。
日本では3作品全て、2010年に公開されており、リスベット・サランデル役はノオミ・ラパス、ミカエル・ブルムクヴィスト役はミカエル・ニクヴィストが務めました。
第1作目『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の監督は、デンマーク出身のニールス・アルデン・オプレヴ監督です。
40年前に姿を消した少女の調査を依頼されたミカエルが、天才ハッカーであるリスベットに協力を求め、一緒に捜査していくストーリーです。
第2作目『ミレニアム2 火と戯れる女』の監督は、『DEMON デーモン』や『ハイネケン誘拐の代償』で知られるダニエル・アルフレッドソン監督です。
第1作目から1年後、とあるジャーナリストが殺害された現場でリスベットの指紋がついた銃が見つかり、ミカエルが独自に調査を進めていくというストーリーです。
第3作目『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の監督は、第2作目に続きダニエル・アルフレッドソン監督が担当しました。
第2作目で起きた事件が公になることを防ぐため、政府公安警察内にある秘密組織が関係者抹殺に動く中で、ミカエルは仲間と共に巨大な悪へと立ち向かうストーリーとなっています。
https://twitter.com/TOCCHI15/status/1005240596418744320
ハリウッド版である『ドラゴン・タトゥーの女』では2012年に公開され、リスベット・サランデル役はルーニー・マーラ、ミカエル・ブルムクヴィスト役はダニエル・クレイグが務めています。
また、監督は映画『セブン』や『ゴーン・ガール』で有名なデヴィッド・フィンチャーです。
『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』のあらすじは?
簡単にあらすじを紹介します
特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカーで、パンク風の特異な風貌、そして背中にドラゴンのタトゥーを入れた強烈な個性の持ち主リスベット(クレア・フォイ)は、天涯孤独で、壮絶な過去を持つ。その過去が、あるキーパーソンによって明らかにされていく。自らの裁きによって悪を正そうとするリスベットに対し、「皆を助けるのに、なぜあの時・・・私だけを助けてくれなかったの?」と意味深な言葉をリスベットに投げかける謎の女、カミラ(シルヴィア・フークス)。カミラもまた、凄惨な過去と秘密を背負った存在だった。二人の関係が紐解かれながら、リスベットはジャーナリストのミカエルと再びタッグを組み、新たなる犯罪組織の陰謀に迫る。引用元
シリーズの続編ということもあり、基本的な設定は受け継がれています。
そんな中でも今回は、リスベットをクローズアップしたような作品となってるようです。
時系列としても、第3作目『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の次と捉えてよいでしょう。
カミラとは一体誰なのか、またリスベットの過去とはどのようなものなのか・・・。
過去のシリーズを観ている方は要チェックですね。
『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』のキャストは?
映画「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズでは、リスベット役はノオミ・ラパス、ミカエル役はミカエル・ニクヴィストでした。
ハリウッド版では、リスベット役はルーニー・マーラ、ミカエル役はダニエル・クレイグです。
そんな中で今作は、過去のシリーズやハリウッド版とも異なったキャスティングがされています。
クレア・フォイ(リスベット・サランデル 役)
1984年生まれ、英国アカデミー賞やゴールデングローブ賞など、様々な賞でノミネートされたことのある演技派の女優さんです。
2008年にテレビドラマ『ビーイング・ヒューマン』で女優デビューを果たし、その後も数々の作品に出演されています。
夫は俳優として活動しているスティーヴン・キャンベル・ムーアです。
スベリル・グドナソン(ミカエル・ブルムクヴィスト 役)
1978年生まれの俳優さんです。
過去には、『ストックホルムでワルツを』などにも出演されています。
2017年には、テニスをテーマとした映画『BORG/MCENROE』で主演を務め、話題になりました。
シルヴィア・フークス(カミラ 役)
1983年生まれの女優さんです。
14歳でモデルにスカウトされ、2005年にテレビドラマ『Sea of Fire』に出演。
その後も女優として活動を続けており、最近では『ブレードランナー 2049』などに出演されています。
身長は175cmあり、すらっとした体形とクールな顔立ちで人気があります。
まとめ
今回は『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』について紹介しました。
日本でも人気のある「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズということで、期待の声が挙がっています。
「ドラゴン・タトゥーの女」シリーズの中では原作も監督も異なる続編でもあり、ストーリーや完成度も気になるところです。
『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』は2019年に公開予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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