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『マイ・プレシャス・リスト』(映画)ネタバレやあらすじは?キャストや日本公開日も!

ニューヨーク、マンハッタンを舞台に、ちょっと変わった女の子を主人公にした新しい映画『マイ・プレシャス・リスト』の日本公開が10月20日と決まりました。

アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが共演し、大ヒットを記録した映画『マイ・インターン』のプロデューサー、
スザンヌ・ファーウェルの新作と言うことでとっても楽しみなこの作品です。

早速、どんな映画なのか観てみましたので、あらすじ、ネタバレやみどころ、感想も含めてご紹介いたします。

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Contents

映画『マイ・プレシャス・リスト』のあらすじ

IQ185という主人公のキャリ―は19歳、14歳でハーバード大学に入学、18歳で卒業という天才女子。
ロンドンの裕福な家庭で育つのですが、母親を早くなくし、今は、父親のサポートを受けニューヨークで一人暮らしをしています。

しかし、キャリーは天才にありがちな、理屈っぽく人と接するのが大の苦手、友人もボーイフレンドもおらず、
ひたすら読書ばかり、自分でも「私は異常」と認め、周りからも、「変わった子」という目で観られてしまうのです。
キャリーはそれのどこが悪いと思いつつも、どこかで疎外感を感じているのでした。

そんなある日、父親の友人で彼女の唯一の話相手であるカウンセラー、ペトロフが「やることリスト」をキャリーに渡します。 

そのやることリストの内容:

1.ペットを飼う

2.友達を作る

3.デートをする

4.子供の頃好きだった事をする

5.大好きな本をよむ

6.新年を誰かと一緒に迎える

ペトロフはキャリーが彼女の年齢にふさわしい楽しみを見い出して、何かにワクワク、ドキドキと幸せを感じてほしいと願っていました。

キャリーは馬鹿らしいと思いながらも、リストの項目を一つづつこなしていくのですが、
その一つ一つをこなすごとに、キャリーは今まで味わったことのない感情に気づいたり、
人との繋がりに感謝するようになるのでした。

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映画『マイ・プレシャス・リスト』ネタバレ、見どころ

まず、「ペットを飼う」と言うことから始めたキャリーが選んだペットは金魚でした。
その次は「子供の頃好きだったこと」の項目はチェリーソーダーを飲むことにしました。

ここまでは簡単にこなせたのですが、他の項目は彼女にとっては困難となってきます。
取りあえず、「デートをする」という項目は、新聞の恋人募集欄から、結婚を控えているという男性を選びました。

と言うのは、ボーフレンドを見つけるなどと微塵も考えていないキャリーにとっては婚約者がいる男性は「デートをする」という項目をこなす為には都合がよかったのです。

また、いやな男性だったら、彼の婚約者に彼が浮気しようとしていると言いつけてやる、などとも企んでいたのです。

そんな素っ気ないキャリーなのですが、ここら辺から、キャリーの苦い初恋の思い出の回想シーンがところどころにはさまれて、
キャリーというキャラクターが単なる、理屈っぽい天才女子というだけではなく、逆に彼女の人としての強さに引き込まれて行きます。

父親の紹介で法律事務所の校正の仕事を始めたキャリーは、そこでキャリーとは全く違うタイプの能天気の女性と出会い、
彼女のキャリーへの思いやりを感じ始め、初めて女友達がいる喜びを感じます。

「大好きな本を読む」という項目は、初恋の相手にリベンジをすることで達成します。キャリーにとっては一番つらい項目です。

この初恋の相手というのは、英文学の教授、16歳だったキャリーの初めての相手で、
純粋だったキャリーはその教授に子供のころ亡くなったお母さんからもらった大好きな本を貸すのですが、
その教授は結局、キャリーをもて遊んだだけで、その本も返してくれませんでした。

キャリーは意を決して、その本を返してほしいと数年ぶりにその教授の家に電話を掛けるのですが、
つれなく電話を切られて、落ち込んでいました。

 そして、ロンドンからキャリーに会いに来ていた父親にその教授との16歳の時の出来事が知られてしまいます。

怒った父親は、キャリーにこれから2人でその教授の家に押しかけ、その本を無理やり取り返してこようと言いだします。
2人はクリスマスパーティ中のその教授の家に押しかけ、追い返されそうになるのですが、
強引に家の中に入り込み、本棚からその本を見つけ、おまけに教授の顔にパンチを一発くらわして、家を出て行くのです。

それによって、再婚を決めた父親とギクシャクしていた関係も元にもどり、父親の愛情の深さを感じます。
そして、「大好きな本を読む」という項目も達成できました。

大晦日になり一人でテレビを見ていたキャリーですが、隣の家に住むディジュリドゥを吹いては
キャリーにうるさいと文句を言われてているサイという男性とちょっと前に一緒に散歩をしながら話し、楽しかった事を思い出しました。
彼は、バークレイを卒業したニューヨークフィルハーモニーのクラリネット奏者で、
初恋の教授や、婚約者のいるブラインドデートの相手とは全く違うとても暖かく、優しい男性ということが分かったのでした。

無性にサイに会いたくなったキャリーは隣のドアをノックしてみたのですが、
出てきたのは彼のルームメイト、そのルームメイトはサイは昨日出て行ったと言い、ドアをしめるのですが、
その2秒後に、タキシードを着たサイが現れ、最後はキャリーの部屋のベランダで2人で寄り添い、新年を迎えるのでした。

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映画『マイ・プレシャス・リスト』のキャスト

ベル・パウリー (26歳、ロンドン出身)

主人公キャリーを演じるのは2015年の映画『ミニー・ゲッツの秘密』で主演を務め、ゴッサム賞を受賞したベル・パウリーです。

実は、26歳のベルですが、19歳のキャリーのIQ185という超生意気さと幼さ、かわいらしさを上手くミックスさせて演じてます。

2016年には映画『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』でマーガレット王女役に選ばれました。さらに2016年の英国アカデミー賞でライジング・スター賞にノミネートされ、イギリスを代表する若手女優として今後が楽しみです。

ネイサン・レイン (62歳、ニュージャージー州出身)

キャリーの父親の友人で、キャリーのよき理解者であり、カウンセラーである、ペトロフ役には、舞台、テレビドラマ、映画と幅広く活躍するベテラン俳優ネイサン・レインが務めます。

ネイサン・レインと言えば、だいぶ昔になりますが、1996年の映画『バードケージ』で
故ロビン・ウィリアムズのゲイのパートナーとして、優しい母親的な役を演じたのがとても印象的です。

実は彼自身も、私生活でも2015年に同性結婚をし、LGBTの支援活動を熱心になさっているようです。

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映画『マイ・プレシャス・リスト』の評判、感想

「ロッテン・トマト」の映画評論家レビューは61%とイマイチ、一般観客レビューは75%とまあまあです。

実際に鑑賞した感想としては、評価は観客年齢層や性別に分かれるのではないでしょうか? 
20代の若い女性にとっては元気を貰える映画だと思いますが、年齢層が上がるに連れて、
若い女性が成長していくというよくあるストーリーという括りでまとめられてしまいがちだと思います。そ

れでも、誰が観ても確かにポジティブな気分になれる事は間違いないですよ。

映画『レディー・バード』も若い女性の成長ストーリーとして2017年に公開されとても人気のある作品ですが、
両方鑑賞した個人的な意見ですが、映画『マイ・プレシャス・リスト』は観た後の後味が『レディー・バード』よりほっこり、心温まる感じがしました。

映画『マイ・プレシャス・リスト』の公式Twitterでは、若い女性からの、ポジティブなコメントが目立ちます。

まとめ

映画『マイ・プレシャス・リスト』についてご紹介いたしましたがいかがでしたか?

世の中には色んなタイプの人がいて、頭がいいから幸せ、お金があるから幸せとはかぎらないのですね。

ストーリーも楽しいですけど、クリスマスシーズンのニューヨークの街並みや、セントラルパークなど、ニューヨークが好きな人には観ていてワクワクする映画ではないでしょうか。

今秋からクリスマスシーズンに向けて10月20日から日本公開が始まります。

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