第70回カンヌ国際映画祭で話題になった映画『暁に祈れ』が12月8日から全国順次公開されることが決まりました。
本作は、汚職や殺人が蔓延する実在のタイの刑務所に服役し、ムエタイでのし上がっていったイギリス人ボクサー、ビリー・ムーアの自伝ベストセラー小説を完全映画化した実録アクションです。
ジャン=ステファーヌ・ソヴェール(Jean-Stephane Sauvaire)監督、ジョー・コール(Joe Cole)主演"A Prayer Before Dawn"(2017年)の予告編が公開されたようだ。 https://t.co/ETcbnVTRHK (YouTube) pic.twitter.com/3buSM04jPE
— cinepre (@cinepre) 2018年7月19日
Contents
見どころ
原作は世界的なベストセラーをベースにした真実の物語。
タイで最も悪名高い刑務所に収監された青年が、所内にできたムエタイクラブを通じて希望を掴もうと奮闘するさまを描き出す。
本作の撮影場所には、本物の刑務所を使用し主要キャスト以外は実際の元囚人やボクシングチャンピオンを起用し、圧倒的な暴力が醸し出す刑務所内のリアルさを実現させている。
彼らの体験に基づいた迫真の演技により、観客はあたかもその場にいるような感覚に陥ってしまうだろう。
主人公に扮した人気TVドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』のジョー・コールの熱演に加え、手に汗握るファイトシーンにも注目です!
ネタバレやあらすじ
ボクサーのビリー・ムーアは、タイで自堕落な生活を過ごすうちに麻薬中毒者になってしまい、家宅捜索から逮捕されてしまう。
ビリーが収容されたのは、タイで最も悪名高く凶暴な囚人がいる刑務所。
そこは殺人、レイプ、汚職が横行する、この世の地獄のような場所だった。
死と隣り合わせの日々を過ごすビリーだったが、所内に設立されたムエタイ・クラブとの出会いが彼を変えていく…
主要キャスと撮影地
主演・イギリス俳優「ジョー・コール」
極限状態の中、孤立奮戦する主人公ビリーを、『グリーンルーム』『きみへの距離、1万キロ』のジョー・コールが演じている。
コールはボクサー役を務めるため何か月も肉体改造に励み、鋼の肉体を手に入れ、過酷な30日間の撮影に挑んだといいます。
共演者にはタイの「伝説的な」ボクサーであるソムラック・カムシンが名を連ねるほか、タイ人の元囚人たちが役者として出演している。
監督・撮影地
監督は、内乱中のリベリアでの少年兵の悲劇を描いた『ジョニー・マッド・ドッグ』で、世界的に評価されたジャン=ステファーヌ・ソヴェール。
『ジョニー・マッド・ドッグ』でも、元少年兵をキャスティングするなどリアルにこだわったソヴェール監督は、本作の撮影場所にも本物の刑務所を使用し、
主要キャスト以外は実際の元囚人やボクシングチャンピオンを起用し、圧倒的なリアルさを実現させています。
結末は
死と隣り合わせの日々を過ごすビリーだったが、ムエタイ・クラブとの出会いが彼を変えていく…
ビリーは地獄の監獄でひたむきに練習に取り組み、他の刑務所との試合に抜てきされることになる…
ムエタイで実績を積み、暴力が待ち受ける刑務所から逃れようとするビリーが辿り着く意外な結末…
地獄の監獄でアウトローが見出す“最後の光”とは…映画を見てのお楽しみです!
ちなみにご本人はこちらだそうです。

ツイッターで高い評価
試写『暁に祈れ』12月8日公開
予備知識ゼロで観たんですが、始まってすぐ「なんじゃこりゃ!ヤバイ!」てびびった。英国人ボクサーのビリー・ムーアがタイで逮捕され収監されたタイの刑務所が今まで見た事の無い生き地獄。ドキュメンタリーより凄まじい、って実話だった。傑作
#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/4HZjpEesVx— 冷蔵庫マン (@hiehie8) 2018年10月26日
12/8公開『暁に祈れ』試写感想。これはヤバいい!言わば地獄の刑務所体験ツアー!撮影場所はモノホンの刑務所!主要キャスト以外はガチの元囚人を起用!バトルシーンではムエタイの世界チャンピオンが参加!しかも実話(自伝小説が原作)!描写は容赦無くエグい。Rotten Tomatoesで91%評価も大納得。 pic.twitter.com/xadgOz63C1
— ヒナタカ (@HinatakaJeF) 2018年10月25日
予告動画
まとめ
実録人間ドラマ『暁に祈れ』は、ギリス人ボクサー「ビリー・ムーア」の自伝ベストセラー小説を完全映画化した作品です!
さながら監獄版「あしたのジョー」とも言うべき、パワフルな人間ドラマが描かれます。
地獄の監獄で絶望を超える「一撃」に期待しましょう!
『暁に祈れ』12月8日から全国順次公開
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