『it それが見えたら終わり』がアメリカで大ヒット!まるで衰えを見せないスティーブン・キング原作映画。
ファンにとっては嬉しいことになんとキング作品の集大成ともいわれる『ダーク・タワー』も2018年1月28日に日本公開です。
それではダーク・タワーがどんな話なのかご紹介しますね。
Contents
『ダークタワー』あらすじと日本公開日!
舞台は荒廃し変転を繰り返す“中間世界”と呼ばれる異世界、「最後のガンスリンガー」ローランドが世界の破滅の原因である暗黒の塔『ダーク・タワー』を修復するために探索するという物語です。
この塔はその世界を支配している存在で、塔の崩壊がこの世界の荒廃の原因と考えられています。
ローランドは過酷な旅の中で多くの人間と出会い、「カ・テット」というチームを結成して、塔の破壊を企む闇の勢力と熾烈な争いを繰り広げる。
予告動画の圧倒さと映像美、そしてガンアクションがかなりかっこいい!
絶対面白いこと間違いなしですよね。
ただちょっと設定が?
難しいのでまずは原作の紹介からしていきますね。
ちなみに日本公開日は2018年1月28日です!
原作小説『ダーク・タワー』
スティーブン・キングの小説の集大成とも呼ばれる存在で、1970年代より約30年に渡って断続的に執筆されました。
日本語訳はいくつか出版されているようですが基本的には新潮文庫版のⅠ~Ⅶ編までの17巻(それぞれが前後編などに別れています。)で完結されている小説。
原作の特徴
別のキング作品との関連が多く、その為に集大成と呼ばれているようです。
例えば『タリスマン』と舞台が同じであったり、『アトランティスのこころ』の登場人物が出てきたり、『IT』のピエロ、ペニーワイズらしき存在が確認されたりと多くのリンクがみられるそう。
またこの作品で描かれる暗黒の塔の不調が、他のキング作品で起こる超常現象の原因だったという解釈にもなるそうです。
世界観
原作の設定について軽くご紹介
〈純白〉と〈真紅の王〉
簡単なイメージでは純白=天使、真紅の王=悪魔で良いと思われます。登場人物は基本的にどちらかの勢力に属していることになっています。
第三勢力〈カ〉って?
“ちから”ではなく“か”と呼びます。運命と意思のようなイメージ。
善と悪の対立の中で揺れ動く人間という事だと思います。
主人公たちはカ・テットというチームを作りますが、大体運命によって結束した仲間くらいの意味でよいと思います。
かなり込み入った世界観になっており、そのせいで何度も実写化の計画がとん挫したらしいです。
上映時間は90分ですので映画ではばっさり切られる可能性もありえるかもしれません。
『ダークタワー』キャストは?スタッフは?
イドリス・エルバ/ローランド
1972年生まれのイギリス出身の俳優です。
貧困のために高校を中退し、家計を助けるために働きながら演劇を学んだ苦労人。
Huluでも配信中の『THE WIRE/ザ・ワイヤー』という社会派ドラマで注目を浴び、その後、多数の映画に出演。
Huluではあまりまだ映画などに主演していない若手も出演しているから侮れないですよね。
やはり海外ドラマをみるならHuluに限りますね。
特に『マンデラ 自由への長い道』(2013年)では映画自体は不調ながらも役者としては高く評価されゴールデングローブ賞主演男優賞に輝く。
有名作品への出演が多いのでどこかで観てるはずです。
マシュー・マコノヒー/マン・イン・ブラック(黒衣の男)
.@idriselba Death always wins. #DarkTowerMovie pic.twitter.com/yxeqLEkroH
— Matthew McConaughey (@McConaughey) 2017年5月19日
俳優になって間もなくイケメンとセクシーさを買われて映画の主演をゲット。
作品は『評決のとき』(1996年)この作品で演技も評価され、彼の出世作となる。
そのまま大作映画に重要な役柄で出演するも2000年以降は比較的小規模な映画作品に出演。
演技力に磨きをかけ、2013年の『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でアカデミー賞主演男優賞受賞。
作品の規模を択ばず出演して映画の格を挙げてくれる有難い俳優。
ふたりとも2013年の映画で評価されていますね。
現実でも良いライバル関係なのかもしれません。
ニコライ・アーセル/監督・共同脚本
多数のハリウッドの俊英が挑み、敗れてきたこの壮大な物語に挑戦するのはこの方。
1972年生まれ、デンマーク出身コペンハーゲン生まれ。
代表作はサスペンス映画の傑作『ミレニアム ドラゴンタトゥーの女』。
今後続けられる予定の『ダーク・タワー』のテレビシリーズにも携わるとのこと。
キャストの過去の作品を無料で見る方法はあるの?
こちらは有名な動画配信サイトの
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ただ古い映画の場合、とくにポイントを使用しなくても無料で見れることもあります。
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31日無料期間でいろいろとみれちゃうと思いますよ。
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映画『ダークタワー』のネタバレ
ここからは大体のストーリーをネタバレ形式で書いているので、もし知りたくない場合は飛ばしても良いと思います。
しかし説明も下手ですので、あまりネタバレしていないとは思いますがそこはお許しください。
ちなみに管理人はダークタワーの原作を読んでおりません。
主人公がみる夢とは?
子供達が装置に繋がれ、子供達からの頭から集められたエネルギー波が出力され、それが塔にぶつかり崩れるところからはじまります。
いきなり何が始まったんだろうと一瞬びっくりしましたが、この時に見た映像はある主人公の少年の夢だったようです。
しかしその少年は塔の崩壊と、主人公の世界で発生する地震がリンクしていると気づき始めます。
精神科の先生はそれらの夢を伝えるが、父親の死の影響だと説明されるがなんか納得が行かない様子です。
しかし徐々に夢の時間も長くなりガンスリンガーや謎の黒いマントの男まで出てきました。
また歪んだ顔の男も出て来るようになりました。
どうもガンスリンガーの父親は黒いマントの男によって殺されてしまったようで、ガンスリンガーは復讐のため黒いマントの男を追っているようだった。
そしてついに魔物達が主人公に迫って来たのです。
主人公の能力を求めついに魔物が!
精神的におかしいと思われてしまった主人公はついに週末だけ開校している施設へ送られることとなってしまった。
そこは能力を持つ子供達を連れ去る施設で、最初の夢で出て来た子供達は同様に能力を持っており、連れ去れられた子供達だったようです。
そして主人公を連れ去ろうとする魔物が現れました。
家族は主人公を週末だけある病院の収容することにしてしまったのです。
しかし主人公は運転手と先生の異常に気づき、窓から逃げ出しました。
うまく逃げ出すことに成功した主人公は導かれるように夢で見た家を探し当て、あちらの世界へ行くことに成功しました。
そこにあった機械に夢で見ていた数字、19−19を入力することで中間世界へ行けるようだ。
その世界に行こうとした瞬間になぜか家が崩れ、木の破片が主人公を襲ってきた。
主人公は「離せ!」と命令口調で話すと、なぜか何もされずにそのモンスターは消え去ってしまった。
その後、主人公は荒れ果てた中間世界に入ることとなります。
ガンスリンガーの住んでいる世界と同時に黒いマントの男の住む世界でもあります。
主人公が使った移動装置は古いタイプのものだったようだが、監視していた黒いマントの男達に見つかってしまうこととなる。
とりあえずは中間世界へ入ることができたが、その後、歩いていると夢に出てきたガンスリンガーと出会うこととなります。
ガンスリンガーは最初は主人公を拒絶します、黒いマントの男の手先だと思っていたからです。
だが誤解はすぐに解け、主人公はどうも黒いマントの男と同様にサイキックの能力を持つとのことでガンスリンガーと一緒に行動することとなります。
ガンスリンガーはそれは塔を守ることではなく、父親の復讐のため利用することでした。
並行して黒いマントの男は中間世界に来た人間が地球人の主人公であることに気がつきます。
サイキックの能力を発揮することができるのは黒いマントの男の世界にとっては貴重な人間のようですね。
この力を塔を壊す原動力に使おうとしていて強力で優秀な子供であることを理解しました。
主人公とガンスリンガーは主人公が見た地図について話をします。
どうもこの世界は一つの丸い円の中にいくつもの世界があり、その中心に塔があるとのことです。
その塔が円の内側の世界にエネルギーを送っていることで円の外の闇から守っているとのことでした。
その円の外は多くの魔物が住んでいて、人を食らうということ。
黒いマントの男はその魔物を内側の世界に入れるために塔を壊したがっているようです。
そこで主人公は塔を守ろうとし、ガンスリンガーは復讐を遂げるべく行動に移すこととなります。
主人公の家族が!
ガンスリンガーと主人公はある村に立ち寄り、そこにいる同じ女性の能力者の力を借りて主人公の潜在意識にアクセスし、ガンスリンガーは黒いマントの男の場所を特定することができました。
しかしそこはその村から6ヶ月かかるところにあるそうで、そこでその村にある転送装置でNYへ行きそこから敵のアジトに通ずる転送装置で基地に向かおうとします。
そんな矢先、黒いマントの男はその村に部下を送り、子供や主人公をさらおうとします。
なんとか敵から逃げ出し、主人公はなんとか転送装置からNYへ行くこととなります。
NYへ移動できた主人公達は主人公の家族に会いに行ったがすでに殺されたことをしりショックを受けます。
しかし、主人公は塔を守るべく、敵のアジトにつながる転送装置を見つけることに成功します。
最後の決戦へ!
主人公は共に行動していたが、黒いマントの男が現れ、ガンスリンガーと引き離されてしまう。
また主人公は黒いマントの男に捕まってしまうこととなる。
そして主人公は例の装置に繋がれてしまった。
主人公が出したエネルギーは塔への大ダメージを与えることとなってしまった。
しかし駆けつけたガンスリンガーと黒いマントの男はついに直接対決を迎えることとなる、そして見事黒いマントの男を倒すことができました。
塔は守られ、主人公の世界も無事救われることとなりました。
主人公はガンスリンガーとともの中間世界に行くこととなり、中間世界に行ったところで終了しました。
映画『ダークタワー』の感想や評価レビューは?
管理人は原作を読んでおらず、この映画を見ました。
しかし映画ではあまり設定の説明が出て来ず、節々でなんだろう?と思うことが多々ありました。
特に最初の古い転送装置を見つけるところも、すんなり見つかりましたし。
そこで襲いかかって来た木の破片のモンスターもよくわからずじまいでした。
最終的にはその転送装置を守る黒いマントの男の仕掛けだったそうですが。
つまりあまり設定の説明がないままで物語が進むためちょっとよくわからなかったというのが印象でした。
原作ではそこはおそらくかなり説明されていると思いますので、原作ファンはそこでちょっとげんなりするのかなと思いました。
管理人からして見ても展開が少し早すぎかなと思いました。
しかし終盤らへんから徐々にガンスリンガーのアクションも出て来て面白くなって来ました。
やはりこの映画はアクションがないと成立しないでしょう?って思っていましたので。
予告動画でも空中でリボルバーに弾を入れたり、目をつぶって敵を撃つところとかね。
そこは非常に満足しました。
ただ最後のガンスリンガーと黒いマントの男の戦いはあっけない結末でした。
全体的にはもっと尺があり、設定説明やアクションが欲しかったかなという印象でした。
まとめ
今回見たダークタワーですが、予告動画であったガンスリンガーのアクションは非常に見ものでした。
それ以外では設定が説明があまりないのと、展開が早かったので理解するのにちょっと苦労しました。
まあ1時間半程度なのでそれはいた仕方ないのかもしれません。
でも原作を読んでまた見てみると面白いかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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