映画マニア、管理人です。
イケメン二人の共演!
女性ファン必見ですよ!
そこで、「散り椿」のあらすじやネタバレ、気になる情報をご紹介していきます。
亡き妻との最期の約束を叶えるため、1人、故郷に戻った男が哀しき剣を振るう…。
監督は、過去に日本アカデミー賞最優秀撮影賞を5回受賞した経歴をもつ木村大作監督。
直木賞作家の葉室麟の名作「散り椿」(角川文庫)が、2018年9月28日に公開がスタートします!!
Contents
「散り椿」あらすじとネタバレは?
映画『散り椿』のストーリー
扇野藩の元藩士瓜生新兵衛は藩の不正を訴えたものの叶えられず、妻の坂下篠とともに藩を離れること。
それから8年、京で隠遁生活を送る二人しかし、刺客は絶えず、篠は病に倒れた。
篠が命を落とした初夏。
新兵衛は篠の願いを叶えるために郷里に戻ることに。
篠の願いとはかつての盟友で篠と最初に縁談の話が合った榊原采女を助けること、そして毎年楽しみにしていた郷里の散り椿を代わりに見るということでした。
扇野藩では城代家老の石田玄蕃と次期藩主の側用人候補の榊原采女の間で権力闘争が起きていました。
采女と新兵衛、そして今は沈黙を保つ篠原三右衛門、そして今は亡き坂下源之進はかつて地元の平山道場で四天王と呼ばれた剣の達人でした
8年前の不正疑惑は石田と扇野和紙の専売している田中屋、そして勘定方の采女の養父が関わっているとされ、采女の父は謎の死を遂げ、勘定方だった坂下源之進は切腹しました。
采女の養父を切ったのはその切り口から四天王の誰かではないかという疑いが残りました。
8年後、扇野藩に戻ってきた新兵衛の存在に戸惑う周囲の人々。
やがて新兵衛は篠の実家坂下家に腰を落ち着かせました。
坂下家の義妹、義弟里美と藤吾は新兵衛の存在に戸惑いながらも奇妙な共同生活を始めていきます。
石田と采女の権力闘争は翌年の若殿・千賀谷政家の帰郷まで奇妙な平穏を保っていました。
そんな中、かつての不正の一端を担っていた田中屋が過去の不正の約定を記した起請文と自身の命を守ってほしいと新兵衛に用心棒を頼み込みます。
直後に何者かが田中屋を襲撃、新兵衛の活躍で田中屋の命と起請文は無事に残りますが、起請文を内々に預かった新兵衛は更に藩政の動乱に巻き込まれていきます。
藤吾を人質にされて石田と面会する新兵衛。しかし新兵衛は起請文を采女に送り先手を打ちます。
これにより一転窮地に立った石田は帰ってくる若殿の命を狙います。
ついに藩主として政家が帰還、采女の進言から石田一派の暗躍を知ることになります。
しかしそんな中政家が何者かに銃撃されます。
盾となって命を落とし三右衛門は今際の際に藤吾に8年前の真相を語ります。
新兵衛、そして采女自身も疑われた采女の養父殺害の真犯人は三右衛門でした。
養父は疑念から采女に切りかかりそれを三右衛門が切り返したのでした。
三右衛門は自身の娘美鈴のことを藤吾に託して息を引き取ります。
石田は起死回生の一手として、自分で差配した政家襲撃を采女の警備手配の手抜かりとして、彼を責め立てます。
石田は直接采女に迫り、切腹か藩を去るかの二択を迫ります。
事が迫った中、新兵衛は藤吾に起請文を政家に届けるように託します。
一方、采女の決断を待たずに上意討ちを決行しようと神社に一団を集めた石田。
采女と新兵衛は逆に出向き、決闘となります。
https://www.instagram.com/explore/tags/散り椿/
圧倒的な剣の腕を見せる采女と新兵衛、しかし忍んでいた弓矢兵によって采女は命を落とします。
怒りが頂点に達した新兵衛は一党を切り倒すとそのまま石田も切り倒します。
数日後、藤吾に後を託し、里美に別れを告げて、再び新兵衛は旅に出ます。
いつかまた散り椿を見に戻る約束を残して。
すっかり時代劇の顔 岡田准一
それにしてもすっかり時代劇の顔となりつつあります岡田准一です。
これまで映画『花よりもなお』『天地明察』『蜩ノ記』『関ケ原』そして本作と5度目の時代劇。これにドラマの『忠臣蔵1/47』『大化の改新』『軍師官兵衛』がとならぶ。
『SP』シリーズ以来のトレードマークというべきアクションは今回も健在で、今回は殺陣のスタッフとしても名前が出る。西島秀俊や池松壮亮などなど動ける面々と並んでの殺陣は見ごたえたっぷり。日本映画黎明期にたくさんいた“剣劇スター”が久しぶりに現れたのかもしれない。
「散り椿」キャストは?
今回、かなり豪華な俳優陣が出演されています。
なんといっても主演が岡田准一となると面白くなりそうなのは誰もが予感するところだと思います。
瓜生新兵衛/岡田准一
一刀流平山道場「四天王」の1人。
道場仲間采女の父、榊原平蔵の不正を訴え、藩を追放され、妻・篠と共に8年の流浪の旅の末、妻を亡くし最期の願いを果たすため藩に戻ることになる。
岡田准一さんは、百田尚樹さん原作の「永遠の0」で主演を務め、2014年度日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。
同じく主演を務めた「海賊と呼ばれた男」においても日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しており、アイドルでありながらも彼の演技力は非常に高く評価されています。
榊原采女/西島秀俊
一刀流平山道場「四天王」の1人。
思慮深く、文武両道を絵に書いたような男。
父が不正に関わり殺されたことで、1度は藩から冷遇されるが、持ち前の明晰さで藩主の使用人として頭角を表す。
西島秀俊さんは、黒沢清監督の「ニンゲン合格」、北野武監督の「Dolls(ドールズ)」など10作品以上に出演しており、日本映画には欠かせない存在となった。
一方、「リアル・クローズ」や「ジェネラル・ルージュの凱旋」などテレビドラマでも幅広く活躍している俳優さんです。
西島秀俊。あるいは、いま日本でいちばんスーツが似合う男。 @ARMANI_JAPAN #gqaxp #GiorgioArmani インタビューと15枚の写真→ https://t.co/4kKJzgyrOF pic.twitter.com/6JurjDNh1e
— GQ JAPAN (@GQJAPAN) December 28, 2017
坂下里美/黒木華
新兵衛の妻・篠の妹で、源之進の死後は弟の藤吾と2人暮らし。
黒木華さんは、三浦しをんさん原作の小説を映画化した「船を編む」に出演し、新人女優賞を受賞した事をきっかけにブレイクした女優さん。
2016年には、岩井俊二監督による「リップヴァンウィンクルの花嫁」で主演を務め、現在もっとも人気のある実力派女優のお1人です。
ずっと黒木華のこと
"くろきはな"だと
思ってたんだけど
"くろきはる"だったのね pic.twitter.com/UtMGp4WURV— 福澤哲平 (@tetuko09211) January 4, 2018
坂下藤吾/池松壮亮
不正の責を負わされた源之進の切腹により、減封され、坂下家再興のため出世を目指すが、瓜生新兵衛が現れたことで歯車が狂っていく。
池松壮亮さんは、トム・クルーズ主演「ラストサムライ」で映画デビューを果たし、三浦大輔監督作「愛の渦」で注目を浴びました。
その後、「MOZU」や「海を感じる時」「セトウツミ」などでその高い演技力を見せ、今や映画・ドラマに問わず引っ張りだこの若手俳優さんです。
https://twitter.com/SskIkmt_Info/status/947364832352681984?ref_src=twcamp%5Eshare%7Ctwsrc%5Em5%7Ctwgr%5Eemail%7Ctwcon%5E7046%7Ctwterm%5E1
岡田准一と西島秀俊のアクションが激しい?
岡田准一さんが出演する時代劇映画は5作目となります。
時代劇での本格的なアクションシーンのある作品は少なかったようですが、今回は確かな腕前で相手に怪我を負わせ、命までは取らずに勝利し続けるという人情深いサムライ役。
追ってと激しく戦うシーンや藩の道場で真剣勝負をしたり、西島秀俊さんと刀を交えるシーンもあるようです。
この「散り椿」での殺陣の稽古で3カ月の期間を費やしたそうです。
西島さんは、「殺陣の稽古でお会いした時、まさに侍のようなたたずまいですごみがあり、とても心強い存在だと思いました」と話しています。
このお2人の斬り合うアクションシーンは、とても貴重なものになりそうですね。
お2人の有志を見るのが今から楽しみです!
まとめ
藩の内政の裏に潜む政争、1人の女性を巡る男たちの思惑、そしてその女性の真の願い。
それらを物語の軸としながら、さらに登場人物それぞれが物語に彩りを添えて奥行きのある内容の濃く詰まった小説「散り椿」。
ネタバレ感動の結末を読んだら、何が起こったのか内容が気になる…
という人はぜひ、映画化「散り椿」を見てみてください。
というか気にならない方はいるのでしょうか?
新兵衛が岡田准一さん、采女が西島秀俊さんで、しかも監督があの木村大作さんということもあり、間違いなく素晴らしい作品になるんじゃないかと思っています!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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