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『ブッシュウィック』(映画)ネタバレやあらすじは?街を狙う理由やブリタニー・スノウの演技力も

<追記>

「ブッシュウィック」が現在、無料で視聴することが出来ます。

詳しくはこちらにまとめましたので気になる方はどうぞ!

「地下鉄を降りると、そこは戦場だった」というキャッチコピーの広告とともに、最近予告動画がリリースされた映画『ブッシュウィック』。

目の前が突然戦場なんて、ゲームじゃあるまいし、想像しただけで恐ろしい状況ですね。

ハラハラドキドキの映画『ブッシュウィック』が来月8月11日より新宿シネマカリテ他にて公開されることが決まりました。

一体なぜ、戦場のような状態になってしまったのか? 生き残れるのか? ネタバレ、海外の評判も含めてご紹介いたします。

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Contents

映画『ブッシュウィック』のあらすじは?

場所はブッシュウィック、ブルックリン(ニューヨーク)。

大学院生のルーシーは家族にボーフレンドを初めて紹介するため共に家に向かう途中、地元の地下鉄を降り暫くすると異変に気づきます。そのとたん、火だるまとなった人が走り去り、2人は慌てて、地上に出ようと階段を駆け上り、先に様子を見に地上に出たボーイフレンドは突然爆発に巻き込まれ死んでしまいます。

ルーシーは助けを求めて地上に出て、自宅に向かいますが、途中、武装した謎の兵士や地元のチンピラに襲われ、逃げ込んだ地下室でそこに住む、スチュープという中年男性に助けられるのです。

ルーシーはスチュープにすぐそばの祖母の家まで一緒に行ってもらえないかと頼み2人は外に出て銃撃を逃れながら家にたとりつくのですが、祖母は街の状況に驚いて心臓発作で亡くなっていました。

その後、妹の待つアパートに着くと、妹はマリファナを吸って意識がもうろうとして、状況を知らずにいました。

妹に状況を説明しているところにアパートを襲ってきた謎の兵士の1人をスチュープが叩きのめして、何故こんなことが起こっているのか、DMZ(非武装地帯)はどこかと聞き出します。

そこにはアメリカの政治的な根深い問題が関わっていたのです。

後半は違法に銃を沢山保管する黒人の住人ギャンググループが自分たちの保持する銃を近くの教会に避難している住民に分け与え、US軍の助けを求め、DMZ(非武装地帯)へと逃げる住民と南部の兵士との銃撃戦になります。

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映画『ブッシュウィック』のネタバレは?街を狙う理由も

最初は、テロだと思っていた謎の兵士たちの正体が、中盤、はじめて、ルーシーのアパートに侵入してスチュープにぶっ倒された兵士によって明かされます。

ネタバレをする前に、この映画を理解する為に知っておかなくてはならないアメリカの政治的な背景があります。それはアメリカは150年以上昔の南北戦争の名残りがまだあるということです。

今だに南部と北部では政治的な考え方が大きく違い、南部では人種差別の意識が根強く、銃規制もなく、白人史上主義のアメリカが「本当のアメリカ」だと考える保守派と言わる人々が多いのです。

この謎の兵士たちは白人至上主義、バリバリの保守派テキサス州をリーダーとする南部の州で結成された私設軍で、アメリカ合衆国から独立し、彼らのいうところの本当のアメリカらしい独立国家を作ろうと、大統領が彼らの分離を認めるまで反政府活動をしようとしているのでした。

この映画のアイデアが出来たころは、まだオバマ大統領だったので、人種差別を排除しようとするオバマ大統領に対する反政府という設定ですね。

ニューヨークのブッシュウィックが侵攻されたのは、スチュープにぶっ倒された兵士の言葉によると「Ethno-Diversity, Sir」そう、ようするに白人至上主義者が大嫌いな移民が多いこと、それから、ニューヨーク州は銃の規制が厳しく、銃の保管者が少ないので反撃されないだろうと思ったのだそう。

住民を人質として監禁し、殺すつもりはなかった、しかし、思った以上に住民の反撃が激しかったので、銃撃戦になってしまったとのこと。

また、スチュープの過去は、9.11で妻と息子を亡くした後、米軍に入隊しイラクにて衛生兵をしていました。戦争で人が無意味に死んでいくのを毎日見ているうちに精神的にトラウマを抱えるようになり、除隊。その後はひっそりと、ブッシュウィックの片隅でビル管理人として働いていました。

そんな身の上話をルーシーにした後、スチュープはトイレ行こうと、ドアを開けたところ、トイレに隠れていた子供に撃たれてあっさり死んでしまうのです。

その後、ルーシーは妹と共に逃げるのですが、ルーシーも結局、足を撃たれた妹を助けようとして撃たれて、死んでしまいます。

メインの2人があっさりと死んでしまい、銃撃戦は収まることもなく、しかも、マンハッタンサイドでも黒煙が上がっているという意味ありげなエンディングになります。

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映画『ブッシュウィック』キャスト

デイヴ・バウティスタ(49歳、ワシントンD.C.出身)

デイブは今回スチュープという陰のある元衛生兵の役を好演します。

この作品では大きな体を小さく丸めて、怪我した人に寄り添い治療を施す姿がとても温かみがあって印象的でした。

元プロレスラーのデイブですが2009年ころから俳優として映画に出演し、2011年の映画『ライジング・サン 裏切りの代償』では主役をこなし、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や映画『ブレードランナー2049』など人気映画に出演している注目のアクション俳優です。

ブリタニー・スノウ (32歳、フロリダ州出身)

ルーシー役には映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズで人気を得たブリタニー・スノウが演じます。

映画『ピッチ・パーフェクト』ではチャーミングな女の子役でしたが、今回は普通の学生がいきなり、銃を片手にアクションという難しい役に挑戦します。

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映画『ブッシュウィック』海外評判は?

「ロッテン・トマト」での評判はというと、映画評論家評価が44%、一般観客評価30%とちょっと残念な評判ですね。

やはり、政治的背景が絡んでいるので、観る人によって意見が偏ってしまうのでしょう。

デイヴ・バウティスタとブリタニー・スノウの演技については、「記憶に残る演技をありがとう」なんていう声もありますね。

https://twitter.com/xSHEBYx/status/901799653062172673

どちらかと言うとブリタニーについてというよりデイブの演技が良かったという意見が目立ちますね。

まとめ

映画『ブッシュウィック』について紹介させていただきました。

アメリカの政治的背景が絡む、アクション映画です。

アクションヒロインに初めて挑戦するブリタニー・スノウの演技も楽しみですね。

ハッピーエンドではありませんが、見ごたえのある作品です。

日本公開は8月11日です。是非劇場でどうぞ!

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