ドウェイン・ジョンソンさんととジェイソン・ステイサムさんのダブル主演映画『Fast Furious Presents:Hobbs & Shaw(原題)』。
その邦題が『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に決まり、いよいよ2019年8月2日に日米同時公開されることが決まりました。
全世界シリーズ累計興収五千億円を打ち出した、人気アクション映画『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ映画にして最新作。
敵同士でもあり、それぞれ強烈な個性で異彩を放ったルーク・ホブスとデッカード・ショウ。
彼らにスポットを当て、さらに「史上最強の敵・ブリクストン」が登場し、他に類を見ない新たな戦いが幕を開けます。
『ワイスピ』ファンの方はもちろん、話題性のある今作を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
監督は『ジョン・ウィック』『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督。
このスピンオフで「シリーズを飛び出した作品を目指す」とインタビューで答えています。
脚本は『ワイスピ』シリーズ3作目から携わっているクリス・モーガンさん。
制作にドウェイン・ジョンソンさんとジェイソン・ステイサムさんも加わった、最強コンボチームが結成されています。
面白くないわけがない『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』をさらに楽しむため、ドミニクの友情出演があるのかどうかやキャスト、役割について調査してみました。
Contents
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』ざっくりあらすじ
ワイルドスピードスーパーコンボ、「こんなのワイスピじゃない」という意見を跳ね除けるかのように車もニトロもファミリーもバトルも盛り盛りのスーパーコンボ状態で出してきた。すごすぎる。 pic.twitter.com/0TrKqAgdPH
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) 2019年4月18日
ショウの妹・ハッティ(ヴァネッサ・カービー)は、任務のためある施設に潜入します。
そこに、謎の男ブリクストン(イドリス・エルバ)が。
「あんた、何者?」と言うハッティに、「バッドガイだ」と答えるブリクストン。
ブリクストンの応戦で任務に失敗したものの、数十億人殺せる威力があるウイルスを盗み出し応援要請をします。
そして浮上したのは「俺は最高にワイルド」を自負する追跡のプロで無敵の元捜査官、ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と「俺は上品」を地で行く規格外な一匹狼の元MI6のエージェント、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)でした。
偉い人から二人でブリクストンを捕まえるよう言われ、「誰が組むか、こんなクソヤロー」と”仲良く”ハモって任務快諾。
その後ハッティの危険を察知したショウに、「何が起こってる」とホブスが聞きます。
ショウが「家族の問題だ」と言いますが、「チームでやるべき」とハッティ。
ホブス:「世界の危機なら、俺の問題だ」。
ショウ:「やるか、デブ」と言って作戦決行。
作戦中ハッティは二人の小競り合いに呆れるが、「暴れまくるぞ」の言葉を合図に”おふざけ”は止め戦闘モードに入るホブスとショウ。
「オレが世界を救うのは…これで4度目」と言うホブスでしたが、ブリクストンのパンチをくらいショウもろとも吹き飛んでしまいます。
実はこのブリクストン、改造を施された強化人間。
ブリクストンを野放しにしていては、人類の未来が危ない!
しかし「勝てないわよ」と言うマダムM(エイザ・ゴンザレス)の言う通り、強化人間ブリクストンに苦戦を強いらる二人。
その後ホブスのホーム(実家)に戻り協力を求めるが、「銃は捨てちゃった」とホブスのママ。
「正しい行いです」と言うショウを尻目に、昔流のやり方でやるとホブスファミリー総動員で立ち向かいます。
ヘリコプターにワイヤーをかけ何台もの車が宙を舞い、車から落ちまいと必死にワイヤーを掴み耐えるホブス。
しかし制御不能となったヘリが、吊るされた二人の車にぶつかる…!?
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』予告映像
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』ドミニクの友情出演は?
2001年に公開されたシリーズ1作目の『ワイルド・スピード』は、ポール・ウォーカーさん演じるブライアン・オコナーと、ヴィン・ディーゼルさん演じるドミニク・トレットがメインでした。
しかし、シリーズ7作目の『ワイルド・スピードSKY MISSON』でポール・ウォーカーさんが事故でお亡くなりになり、実質の主役がヴィン・ディーゼルさん一人となりました。
その後、ヴィン・ディーゼルさんが調子に乗っているなどの噂が流れ始め、関係者の間でも彼をよく思わない人がいるとも言われています。
そしてシリーズ8作目の『ワイルド・スピードICE BREAK』では、ヴィン・ディーゼルさんとドウェイン・ジョンソンさんは全く一緒に撮影を行っていなかったそうです。
ヴィン・ディーゼルさんは撮影中よく大遅刻をすることがあったそうで『ワイルド・スピードICE BREAK』公開後、ドウェイン・ジョンソンさんがインスタグラムで「プロとしての自覚がない」と発言。
誰のことかわからないようにはなっていたものの、その後ヴィン・ディーゼルさんのことを言っていたと認めました。
ドウェイン・ジョンソンさんが、「何回か話し合いをし、映画作りや共同作業について、根本的に哲学が違うんだと気付いた。時間はかかったが、はっきりして良かった。また一緒に仕事をするかどうかについてね」と、プロ意識・意見の相違が原因であったと明かしています。
一応和解はしているものの、一緒に出演したくはなさそうですよね。
また、これまで登場したキャラクターをメインにしたスピンオフ企画の案が何度もあったそうですが、ファミリー全員の映画だという意識があったため打診があった俳優さんたちもオファーを断っていたということでした。
「それをOKしたのか!」と、ローマン役のタイリース・ギブソンさんが激怒したとか。
しかし『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、スピンオフですね。
そして『ワイルド・スピード9』に、ホブスは登場しない模様です。
これは… ないと思われます。
もしあっても、一緒の絵面ではないのではないでしょうか。
そうなると、デヴィッド・リーチ監督の「シリーズを飛び出した作品を目指す」との発言も、別の意味にも聞こえてきます。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』キャスト
ルーク・ホブス役/ドウェイン・ジョンソン
『ワイルド・スピードMEGA MAX 』でファミリーを追う、追跡のプロとして登場しました。
接近戦を得意とする外交保安局(DSS)の優秀な捜査官で、超重量級の車を操るワイルドなスタイル。
ホブスはウィットに富み、真面目で義理堅い男です。
ドミニクたちを追っていくうちに、彼らの仲間以上の関係性や人間性を知ることで心境の変化が起こりました。
また、とても大胆で「お上品」なだけでは乗り越えられないような、勢いが大事な時になくてはならない存在です。
言葉よりも行動、思い切りが必要な時もあります。
〜フィルモグラフィ〜
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド(2001)で映画デビュー。
その他の出演作品は、『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』(2010)。
『カルフォルニア・ダウン』(2015)。
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)。
『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)など。
1972年5月2日生まれ、アメリカ、196cm。
デッカード・ショウ役/ジェイソン・ステイサム
格闘も得意とする一匹狼の元MI6エージェントで、ホブスとは反対の超高級車を抜群のドライブテクニックで操るクールなスタイル。
『ワイルド・スピードEURO MISSON』で、敵役として登場しましたが『ワイルド・スピードICE BREAK』では利害関係からファミリーに協力しました。
「ゴーイングマイウェイ」方式ではうまくいかない繊細で緻密な計算が必要な時や駆け引きなどの頭脳戦で、そのクールな面が生かされます。
お互いにそんなことは思っていないはずですが、正反対こそうまく行く時ってありますよね。
馬が合わないように見えて、いいところも悪いところも補い合える相性抜群の最強バディです。
〜フィルモグラフィ〜
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・トゥー・バレルズ』(1998)で映画デビュー。
その他の主な出演作品は、『スナッチ』(2000)。
『トランスポーター』シリーズ(2002,2005,2008)。
『バンク・ジョブ』(2008)。
『デス・レース』(2008)。
『エクスペンダブルズ』シリーズ(2010,2012,2014)。
『メカニック』シリーズ(2011,2016)。
『SPY/スパイ』(2016)。
『MEG ザ・モンスター』(2018)など。
1967年7月26日生まれ、イギリス、178cm。
ブリクストン役/イドリス・エルバ
「オレは強化人間ブリクストン様、オレ様の向かう所敵なし」とばかりに、厄介なキャラクター鼻息荒く登場。
ブリクストンがいる組織は相当大きな組織であり、二人を抹殺することに2度目の命を懸けています。
もし改造された強化人間が他にもいたら、凄いことになりそうです。
共演のお二人はもちろん、デヴィッド・リーチ監督も「イドリスという俳優は、パワフルで、強靭な存在があって、しかもそれらを10倍にして届けることができる。この映画では、彼のフィジカルの強さや格闘の腕前、そしてドライビングの能力をお見せしたいと思います。あらゆる面においてスゴい、本当に恐ろしい悪役ですよ」と語っています。
「俺を忘れたのか?」というセリフがありましたが、ホブスとショウは何か知っているのでしょうか。
もしそうなら、その辺りの事情を告白するシーンもあるでしょう。
イドリス・エルバさんは、ピープル誌が選ぶ2018年「最もセクシーな男」の称号にも輝いています。
〜フィルモグラフィ〜
『バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた』(2001)キンボロー役。
その他の主な出演作品は、『マイティ・ソー』(2011,2013,2017)シリーズ。
『プロメテウス』(2012)。
『パシフィック・リム』(2013)。
『マンデラ 自由への長い道』(2013)。
『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)で、全米映画俳優組合賞助演男優賞を受賞。
『ズートピア』(2016)。
『ジャングル・ブック』(2016)。
『スター・トレック BEYOND』(2016)。
『アベンジャーズ/インフィ二ティ・ウォー』(2018)など。
1972年9月6日、イギリス、189cm。
ハッティ・ショウ役/ヴァネッサ・カービー
デッカード・ショウの妹でストーリーの鍵を握る人物であり、MI6に所属しています。
そもそもなぜ施設に潜入したか、ウイルスを持ち帰ったのに任務失敗と言っていたことに何か大きな秘密があるような気がします。
また、そりが合わない二人に「今度の敵は別格よ」と忠告するなど、二人のじゃれ合いを仲裁する最重要ミッションも負っています。
ブライアンとドミニクの妹・ミアが恋に落ちたように、ショウとハッティーが恋に落ちるという展開もあるかもしれません。
〜フィルモグラフィ〜
『ウェイストランド(原題:The Rise)』(2011)で映画デビュー。
その他の主な出演作品は、テレビドラマシリーズ『ザ・クラウン』(2016〜),
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)など。
1988年4月18日生まれ、イギリス、170cm。
マダムM役/エイザ・ゴンザレス
その役柄も雰囲気もミステリアスなマダムM。
ブリクストンを改造した組織のトップで、余裕しゃくしゃくで気が強そう。
遺伝子操作して最強の兵士を作るくらいですから、かなりの組織だと思われます。
ホブスとショウに、あの手この手で戦いを仕掛けて来そうです。
ブリクストンが派手に戦っていましたが、直接手を下すことはあるのでしょうか。
『ワイルドスピード/スーパーコンボ』の続編が制作されるとして今作で生き延びたなら、また次回作に登場するかもしれませんね。
〜フィルモグラフィ〜
メキシコのテレビ小説『Lola,e’rase una vez』(2007〜2008)に出演。
『ベイビードライバー』(2017)ダーリン役で知られる。
英語・スペイン語に堪能で、イタリア語も話すトリリンガル。
1990年1月30日生まれ、メキシコ、173cm。
マグダレーン・ショウ役/ヘレン・ミレン
一匹狼も黙る、最強の母。
さすがのショウも頭が上がらない、ミセス・ショウ。
個性の強いショウ兄妹をまとめ上げる重要な役割を果たしています。
ある意味、大ボスです。
ヘレン・ミレンさんは、『ワイルド・スピード』シリーズに出演したいとラブコールを送っていました。
その理由はヴィン・ディーゼルさんと一緒に仕事がしたい、派手な車でど派手な運転をしたいからだと。
念願叶い、ミセス・ショウ役を本気で楽しんでやっているのが伝わってきます。
〜フィルモグラフィ〜
舞台女優としてキャリアを始める。
『キャル』(1984)で、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞。
『第一容疑者』(1991〜2007)で、英国アカデミー賞女優賞3度、エミー賞主演女優賞を受賞。
『クィーン』(2006)で、アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞、ヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞。
『エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜』(2006)で、エミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞女優賞を受賞。
『The Audience』(2015)で、トニー賞演劇主演女優賞を受賞するなど、その他にも数々の賞を受賞されています。
1945年7月26日生まれ、イギリス、163cm。
『ワイルドスピード/スーパーコンボ』まとめ
2020年には『ワイルド・スピード9』の公開が決まり、2021年にはシリーズ最終章『ワイルド・スピード10(仮)』の公開も控え、シリーズ完結に向けての「スーパーコンボ」となっています。
シリーズの目玉となっている手に汗握るカーアクションは今までにないスケールにパワーアップし、彼らの活躍に熱い視線が集中すること間違いなし。
今までにない規格外なレベルになりそうです。
果たして、ホブスとショウは”仲良く”世界を救うことができるのでしょうか。
この夏、一番ホットな話題作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、2019年8月2日公開です。
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