空母いぶきは、2014年から「ビックコミック」で連載中の軍事漫画です。
物語の背景は、世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年の物語。
物語はフィクションですが、尖閣諸島を巡る中国との領有権問題がテーマで現実味のあるストーリーが展開されます。
2019年には映画化も決定し注目が高まっている本作の魅力を紹介します。
Contents
「空母いぶき」とは
原作者は「沈黙の艦隊」や「ジパング」などで知られる、かわぐちかいじ。
漫画は第63回小学館漫画賞一般向け部門を受賞し、コミックも累計発行部数300万部を突破した人気作品です。
空母いぶき実写映画ってマ?
— すねぶ (@snb_te) October 3, 2018
まさかの映画化ですね!
うわ!空母いぶき実写化されるんか!!
しかも西島秀俊!これは見なければ!!— ぺんぺん太郎#黒い砂漠 (@penpenntyan) October 1, 2018
評判もなかなかのもの。
やはりイケメンが出演されていますからね。
西島さんのキャストは結構いいと思うな。
国家間に極限の危機が生じた時、戦後初の航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心に最前線の自衛官たち、総理大臣を中心とする政府、そしてジャーナリストや一般市民は何を選択し、何を判断するのか!
映画では、連載中の原作をベースに描かれる局面とテーマを「24時間の物語」として構築しています。
ネタバレとあらすじ
20XX年の日本…他国による相次ぐ侵犯行為に危機感を抱いた内閣総理大臣の垂水慶一郎は、日本で初めての航空母艦「いぶき」の建造と「第5護衛隊群」を設立する。
いぶきの館長には航空自衛隊のエースパイロット・秋津竜太が、副艦長には海上自衛隊の新波歳也が着任する。
艦長の秋津と副艦長の新波は防衛大学時代の同期でもあり、ライバル同士でもある。
戦闘の演習を重ねるなか、ある日突然中国軍が日本への侵攻を開始!
武力衝突が避けられない事態となっていく!
危機的状況のなかで平和のためには武力の行使も辞さないという秋津と、あくまで防衛に徹することを信念とする新波とのぶつかり合いを緊迫の空気の中でギリギリの攻防を繰り広げていきます。
■ 国籍不明の船団が侵攻とあるが敵国はどこ?
映画であっても国の名指しは国情からいって難しいが、過去の情勢からみても
赤地に黄色い星が入っている国旗の国か?それとも白・青・赤のスラブ三原色国旗の国か?…この映画は、明日にでも実際に起こりうる可能性を示してくれます。
■ 映画の見所は?
緊迫感の中で先制による武力攻撃も辞さないという艦長と、防衛に徹する副艦長との対立が一つの見所と言えるでしょう。
1995年のアメリカの潜水艦映画「クリムゾン・タイド」では敵国への核ミサイル発射を巡り、艦長と副艦長の対立と攻防を描き後半ではハラハラドキドキの連続で、艦長「ジーン・ハックマ」副官「デンゼル・ワシントン」という名優同士の演技対決が見事でした。
艦長「西島秀俊」✕副長「佐々木蔵之介」という日本を代表する演技派の二人の対決が期待できます!
映画化のキャスト
主人公である空母いぶきの艦長・秋津竜太には、『劇場版 MOZU』や『クリーピー 偽りの隣人』に出演した西島秀俊。
空母いぶきの副長・新波歳也には『超高速!参勤交代』・『嘘八百』の佐々木蔵之介がキャスティング。
秋津は航空自衛隊出身、新波は海上自衛隊出身で同期にしてライバル。
対立をしながらも、共に未曾有の危機へと立ち向かう二人のドラマは、本作の大きなみどころとなっている。
館長役:西島秀俊
今や女性のみならず、男性からも支持される俳優「西島秀俊」。
爽やかで優しさもありながら、男臭さも発散するCM・ドラマ・映画に活躍中。
副長役:佐々木蔵之介
長身でダンディな雰囲気!大人の魅了を放ちながら演技力も実力派の俳優さんです。
撮影されたロケ地は
まだ外洋でのロケ地などは公開されていませんが、空母内のCIC(戦闘指揮所)での緊迫したシーンが多いため東京都内のスタジオで、セット撮影が行われました。
空母のCICは海上自衛隊のCICを参考にセットが組まれ、近未来のストーリーという設定のため青一色に染まったセットの中で、最新のタッチパネル式の海図のほか、レーダーを示す巨大なモニター等
が設置された中で緊迫したシーンのやり取りが撮影されました。
1981年に公開されたレイテ沖海戦の映画「連合艦隊」では「空母瑞鶴」の艦橋や飛行甲板などの実物大セットが、神奈川県茅ヶ崎市の「柳島海岸」に設けられ撮影されたことから同じ場所での撮影が予想されます。
主題歌は
現在主題歌の情報はまだ発表されていません。
過去の「日本の海戦映画」で使われた主題歌は…
・連合艦隊 谷村新司「群青」
・ひめゆりの塔 さだまさし「しあわせについて」
・大日本帝国 五木ひろし「契り」
・永遠のゼロ サザンオールスターズ「蛍」
等ありますが、反戦をテーマとした映画だけに訴求感のある主題歌を期待!
最新予告動画
現在予告動画は、まだ公開されていませんが撮影シーンが公開されています。
ギャラリーフォト
https://eiga.com/movie/88802/gallery/3/
試写会はいつ?
まだ、今のところ試写会情報はないようです。
舞台挨拶・試写会はおおよそ映画公開日の1ヶ月前〜2ヶ月前に開催されるので、公開日の発表が待ち遠しいですね。
同作品の情報がアップされ次第、またご紹介したいと思います。
まとめ
劇場版『空母いぶき』は、映画の醍醐味とも言える先の読めない手に汗握るドラマ!
そしてスクリーンサイズで実写の迫力のアクションをタイム・サスペンスとして描くことで、もう一つの「空母いぶき」を誕生させています!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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