アクション俳優リーアム・ニーソンが、組織とFBIに追われる殺し屋役に挑戦!
しかも殺し屋は、記憶と認知能力の低下がある病を抱えているのです。
アクションスリラー【メモリー】は、任務を果たせなかった殺し屋が犯罪組織やFBIに追われることになったクライムドラマです。
リーアムニーソンはやはり追われる、追いつめられる役が似合いますね。
これだけで早く見たいと思っちゃいます。
Contents
「ザ・ヒットマン」のリメイク
本作は2003年のオランダ映画『ザ・ヒットマン』のリメイク作品で、相当程度にアルツハイマーの進行した老齢の殺し屋が主人公のサスペンスです。
引退を控えた殺し屋の最後の標的は、12歳の少女でした・・・しかしその任務を果たすことができなかった彼は、警察だけでなく非情な売春組織からも追われることになるのです。
アルツハイマーに冒された暗殺者の奮闘を描いた『ザ・ヒットマン』は、全世界の映画祭で大賞と批評家賞を受賞したアクション・エンタテインメント作品です。
本作でアクション俳優リーアム・ニーソンが、組織に追われる老齢のヒットマンを演じます。
ざっくりあらすじ
男は老齢となったが、超ベテランの殺し屋。
依頼された仕事は、これまで完璧にこなしてきた。
でも、彼には少しずつ迫りくる病魔があった・・・それはアルツハイマーで、認知能力の低下。
さらに、ある悪夢や錯覚に苦しめられるようになり、引退を決意する。
そんな彼に、犯罪組織から最後の仕事が舞い込みます。
売春事件で不利となる証人を消すという、殺しの指示。
殺し屋は一撃必殺の鮮やかな手口で、指示された標的を次々と消し始めます。
しかし、次の標的が12歳の少女だと知り、何もせずに少女の前から去ってしまう・・・
任務を果たせなかった殺し屋は、警察だけでなく非情な売春組織からも追われることになり身を隠します。
追っ手から逃れ、組織への反逆を決意するが、次第次第に彼の記憶(メモリー)を蝕む病も迫ってくる。
果たして病を抱えた殺し屋は、追ってから逃れ反撃できるのか・・・。
アクション俳優に開眼!リーアム・ニーソン
北アイルランド出身・イギリス人俳優のリーアム・ニーソンは『シンドラーのリスト』(1093)や史劇『マイケル・コリンズ』などの演技派俳優として知られていましたが、『スターウォーズ/ファントムメナス』(1999年)でジェダイ・マスター クワイ=ガンを演じ、お堅い演技派俳優のイメージを覆しました。
その後、リュック・ベッソン監督がプロデューサーを務めたアクション映画『96時間』をきっかけに、アクション俳優として開眼しました。
その後は『96時間』シリーズをはじめ、『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』『トレイン・ミッション』などコンスタントにアクション映画に出演しアクション俳優としての地位を固めました。
2017年公開の戦争アクション『オペレーション・クロマイト』では、連合国軍最高司令官のダグラス・マッカーサーを演じています。
名匠マーティン・キャンベル監督
本作『メモリー』の監督は、アクション映画の演出に定評がある、ニュージーランド出身のマーティン・キャンベルが務めます。
キャンベル監督は『007/ゴールデンアイ』『マスク・オブ・ゾロ』を始め、『バーティカル・リミット』などのアドベンチャーやアクション大作の映画を得意とし、数々の大ヒット作品を監督したアクション映画の名匠です。
2019年公開「ザ・フォーリナー/復讐者」では、笑顔を封印したジャッキー・チェンの復讐アクションを描き、ジャッキー・チェンの新たな魅力を引き出しています。
リーアム・ニーソンのアクション評判は?
『シンドラーのリスト』の演技で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるほど本格演技派のイメージが強かったリーアム・ニーソンは、誘拐された娘を取り返す強いお父さんを演じた『96時間』(2009年)を機に、アクションスターとしての1ジャンルを作るほどになりました。
『96時間』で、元CIA工作員役を演じた時の年齢は55歳で遅咲きのアクション俳優デビューを飾ったことで話題となりました。
そのアクションは、ブチギレしたのに冷静で的確な判断と身のこなしが特徴です。
それもそのはず、元CIA工作員とか元刑事でその道のプロのスキルを身につけた役柄が多いのです。
身体を張った過激なアクションに挑戦するには極めて高齢だと思われますが、絶望的な状況下でも諦めずに行動したり、反撃していく雄姿はニーソンならではのスタイルです。
俳優になるまでは、元アマチュアボクサーという経歴があるニーソンは、アクション俳優としての要素が秘められていたかもしれませんね!
各作品でも、年齢をものともせずストイックに行動する彼の活躍は高評価を得ています。
まとめ
男は老齢だが、超ベテランのヒットマン・・・”だが もう引退しよう” と決意する。
だが、引退しようと思っている矢先に請け負った殺しが悲劇の幕開けとなり、警察だけでなく非情な売春組織からも追われることになる。
映画「メモリー(原題)」は、2020年8月にクランクイン予定。
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