2005年の4月に50話放送されたアニメから12年経ち、新作カットを含めた総集編ということで、2017年ハイエヴォリューション1、2018年にハイエヴォリューション2、2019年にハイエヴォリューション3と、年に1回ずつ公開される三部作構成の劇場版の第一部になります。
約90分の構成で、アニメの前半部分+物語の一つのキーであった主人公レントンの父、アドロックが命と引き換えに世界を救った『サマーオブラブ』を初めて描くということで尺は足りるのか?
『サマーオブラブ』はなんだったのか?ということと。
しかし映像のクオリティもアニメ放映時よりも格段に上がっていることに期待がもてる、ファンにはたまらない構成になっています。
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交響詩篇エウレカセブン(ハイエヴォ1)ってどんな映画?
映画の監督とアニメーション制作はアニメと同じく、京田知己監督でボンズの制作です。
アニメ放映時のカットと新作カットを融合しているとのことで、どこか懐かしさと新しさを感じることができます。
主人公レントンとエウレカの声優さんも変わらず三瓶由布子さんと名塚香織さんが演じられますし、基本的なキャストに変更はありませんが、ホランドの声優がアニメ時は藤原啓治さん(出演作品:クレヨンしんちゃんの野原ひろし役他)だったのが、森川智之さん(主演作品:NARUTOの波風ミナト役他)に変更になっています。
今まで、声の出演はなかったアドロック役にはワンピースのサボ役他で有名な古谷徹さんが演じられます。
また主題歌には、尾崎豊さんの息子さんの尾崎裕哉さんが担当し、今作のために曲を書き下ろししたとのことで、注目です。
「交響詩篇」ということで挿入歌にも力を入れ、アニメ放映時と同じかそれ以上に徹底的にテクノ音楽にこだわっているそうです。
交響詩篇エウレカセブン(ハイエヴォ1)の評価は?ネタバレ、感想!
公開前から予告を見ていて、アニメのクオリティがすごく、主題歌が映画のイメージとぴったりだなと思い、一日に5回は主題歌を聞いて予告も3回は見ていました。
アニメ時のことを思い出すために復習として50話全てを見返し、万全な体制で公開初日に臨み観に行きました。
内容に関しては、初めの30分が『サマーオブラブ』のことで、圧巻でした。
これだけで、通常の映画料金1800円分はあったと思います。笑
その後はアニメの総集編といった流れで時間軸が、進んだり戻ったりするのでですが、レントンとエウレカが出会ってからからの22日間が描かれています。
レントンが4歳のときに起こった『サマーオブラブ』でアドロックがいなくなりその直後から、チャールズとレイの養子になっていたので、そこがアニメ時との設定で一番相違があったところだと思います。
その時間軸が進んだり、戻ったりするので、アニメを復習して臨んでいてもよく理解が出来なかったです。
アニメを全く見ていない人には、理解が更に難しいのではないかなと思いました。
映像美に関しては問題ありませんが、見に来ている人もファンが大半なのである程度理解して見ているのではないかと思いました。
また、要所要所で、テロップが頻繁に入ってきます。これがなくなるのが早いので、読み切れません。笑
正直「ん?シン・ゴジラみたいだな。」と思いました。
交響詩篇エウレカセブン(ハイエヴォ1)のおすすめシーンは?
注目してほしいシーンは間違いなく『サマーオブラブ』のシーンです。
はじめから30分程なのですが、完全新作で、このシーンだけでも何度もリピートしたいと思うほど、圧巻でした。
アドロックが初登場で、ホランドもタルホもデューイもみんな若いしエウレカも可愛いです。
『サマーオブラブ』がなぜ起こったのか、アドロックが当初行おうとしていた計画は計画を遂行中に間違いだと気づきました。
その計画を止めようとしていたのは観ていてわかりましたが、とにかく話の展開が非常に早く、膨大な情報が盛り込まれており、聞いたことのない単語ややり取りも早くて、1回観ただけでは完全に理解は難しいのです。
そのためなんとなく話の流れはわかるぐらいで観ていましたが、そうれ以上に内容の濃い熱い展開がされていくので、緊張感のある中、食い入るように見入ってしまいます。
そしてさすがと言える、レインボーを主体のして色使いと音楽と効果音の融合、完璧だったと思います。笑
完璧に内容が理解できていないにも関わらず、ここまで集中して見れたのは、ある意味初めてかもしれません。
また、注目は尾崎豊さんの息子さんが尾崎裕哉さんが歌う主題歌の『GloryDays』です。なんとなく、レントンと似てるものを感じますよね。
まとめ
上映時間は約90分でしたが、尺は足りない印象でした。
『サマーオブラブ』が終わった後からはわけがわらないところが多くなってしまい、集中力が途切れてしまいました。
これはこちらの不手際ですけど。笑
今作の見どころは家族愛とのことなので、そこはこの尺の中、良くまとめられ表現されていたかなと思います。
エンディング後に、ハイエヴォリューション2の予告がありましたが、レントンとエウレカが再会してからの気持ちの変化とアネモネがメインで描かれるのではないかなと期待しています。
予告を観ると、アネモネがアイドルグループのセンターで歌って踊っていたので、どうなるのでしょう。笑
そして、間違いなく私の大好きなドミニクも出てくるでしょうか、アネモネにどんどんシバき倒してもらいたいですね。
来年公開予定のハイエヴォリューション2が楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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