1996年より「週刊ヤングマガジン」にて連載が開始された「カイジ」シリーズ。
福本伸行さんによる大人気漫画シリーズですよね!
2019年5月の時点で発行部数はなんと、シリーズ累計2100万部を超えているそうです!
その後、実写化された映画「カイジ」シリーズも藤原竜也さんがカイジ役を演じて大ヒットを記録しましたね。
映画シリーズ3作目となる最終章「カイジ ファイナルゲーム」も今年公開されることで、再び注目を浴びています。
今回は「カイジ」に登場する「ブレイブメンロード(勇者たちの道)」の設定の違いや、ゲームの途中で命を落とした「石田のおっさん」の娘役の女優さんについてご紹介していきたいと思います!
Contents
ブレイブメンロードとは?!設定は映画と原作でなにが違うの?
「カイジ」は原作と映画で色々設定が異なる箇所がありますが、そのひとつが「ブレイブメンロード」です。
ここでは「ブレイブメンロード」について迫っていきます!
そもそも「ブレイブメンロード」とは?
「カイジ」に出てくるギャンブルの一つです。
スターサイドホテル内で「パーティの余興」として行われました。
まずは「人間競馬」
ホテルに設置された鉄骨4本を先に渡りきった者の勝ちというシンプルなゲームですが、エグいです…。
地上から鉄骨までの高さは8〜10m。
薄いマットは敷かれていますが、恐らく何の役にも立たないでしょう…。
落ちれば死ぬか、運が良くても大けがは免れられないと思います。
そんな状況で競争相手が落下するか、落とすかしない限り順位を上げることができません。
そしてもしこれに運良く渡りきれたとしても、上位2名に入らないと大金との引換チケットは手に入りません。
しかもやっと手に入れた引換チケットを換金するためにはさらに「電流鉄骨渡り」もクリアしないといけません。
この「鉄骨渡り」に使用する鉄骨には、電流が流れていて手をつくと感電してしまいます。
どこにも捕まることができず、さらに地上から74m上で行われるゲームのため失敗(落下)すれば「即死亡」というめちゃくちゃ恐ろしいゲームです!
映画と原作との違い
さて、この「ブレイブメンロード」は映画と原作において設定の違いがあります。
実は映画では、脚本などの都合によって「電流鉄骨渡り」だけとなっています。
そのかわり、獲得できる賞金の金額が固定で1000万ポッキリ(原作では1位に2000万、2位に1000万)です…。
映画も原作も同じように命を張っているのに…こちらのほうが厳しいですよね。
しかも映画ではさらにゲーム中に雨・風に晒されていて余計過酷な環境となっています…。
ずっと観たかった映画「カイジ」みてる。超おもしろい…!ブレイブメンロード…えげつなさすぎ…!!!
— 調香師/星詠み研究家 Chiyo (@ablxs_official) October 17, 2013
映画カイジのブレイブメンロードまじやばかったよね
— そとはP (@sotoha724) April 13, 2011
また、ネタバレになってしまうため詳しくは書けませんが原作ではゴール付近の「環境」と、ある「仕掛け」にさえ気づけば比較的ゴールが容易になります。
映画では「環境」は原作と同様なのですが、「仕掛け」が無く…ただただ難易度が高くなっているだけです。
映画・原作ともに「絶望的」な状況ですが、映画版では特に生き残れる気がしませんね…。
石田の娘って?キャストは誰?
お人好しで気の弱い眼鏡のおじさん・石田光司。
殺伐としたゲーム展開の中でほっこりする人物でしたよね。
唯一「普通の人間」らしいというか…。
最後には「鉄骨渡り」の途中で落ちて亡くなってしまい、かわりにゲームに参戦するのがその「石田の娘」である石田裕美です。
※ちなみに原作と映画では石田光司の借金理由や、子供の性別(原作では息子、映画では娘)が異なります。
裕美を演じているのは女優の吉高由里子さんです!
名前 | 吉高由里子 |
出身 | 東京都 |
生年月日 | 1988年7月22日 |
経歴 | アミューズ |
吉高さんは高校1年の時に、原宿で買い物をしていたところをスカウトされたそうです。
なんと、当時は女優へのあこがれは全くなかったとか…。
人生ってどう転がるかわからないものですね。
2006年に映画「紀子の食卓」でデビューを果たし、いきなり第28回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞に選ばれます。
順調に女優の階段を登り始めましたが、映画「蛇にピアス」の主演が決定して数日後に交通事故に遭い、あごの骨を折る重傷を負います。
この時のことを吉高さんはのちに「転機」と語り、自分がいかに周囲の人たちに助けられていたのかを知るきっかけになったそうで、それまでの自分の態度を改めるきっかけとなったとのこと。
そうして挑んだ「蛇にピアス」では第32回日本アカデミー賞で新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞なども獲得して、吉高さんは一気にブレイクしました。
2010年にはCNNの「世界的に名前は知られていないけど演技力のある日本の俳優7人」に選ばれています。
NHKの連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインに抜擢され、その年の紅白歌合戦の司会にも抜擢されました。
現在はドラマ「知らなくていいコト」で主演されています。
女優として大活躍されていますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
命を懸けた「ブレイブメンロード」
実際には試したくはないですけど、体験はしてみたい…という要望が数多くあったのでしょうか?
PSソフトやスマホアプリのVRゲームで体験できるようですね。
あの鉄骨渡りが体験できる。PlayStation VR用ソフト「カイジVR 〜絶望の鉄骨渡り〜」の発売日が8月28日に決定 https://t.co/1KXUtdDeib pic.twitter.com/bn6a64uLyF
— 4Gamer (@4GamerNews) July 11, 2017
「カイジ」“鉄骨渡り”を気軽に体験!? “カイジVR”がスマホ向けアプリにhttps://t.co/ST2Rtp77TR
— インサイドさん (@INSIDEjp) October 17, 2018
また、映画の「電流鉄骨渡り」シーンでは作者の福本伸行さんもさりげなくゲストとして出演しているそうですよ!
手に汗握るゲーム展開をみる傍ら、福本さんを探してみるのも面白いかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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