映画マニア、管理人です。
最近アメリカでは高校生が中心になった銃規制運動がとても話題になっておりますね。
そこで、今回は高校生を題材にした同性愛を取り上げた、イマドキの青春ラブコメディーで、つい最近、3月にアメリカで公開されました。
海外サイトでは結構高評価らしいですね。
既に人気上昇中の映画『ラブ、サイモン』に ついて色々情報を集めましたので紹介します。
Contents
映画『ラブ、サイモン』あらすじは?
まず、この映画は小説「Simon vs. the Homo Sapiens Agenda(邦題:サイモンvs人類平等化計画)」(ベッキー・アルバータリ)を元に製作されました。
普通の幸せな家庭で大切に育てられ、友人にも恵まれ一見何一つとして問題のないように見える主人公サイモン。
実は、彼は同性愛者ということを回りに言えずに悩んでいました。
そんなある日、学校に同性愛者がいるという噂を聞き、いてもたってもいられないサイモンは学校のブログをとおして、ブルーという偽名の学生が同性愛者だと知り、サイモンも偽名を使ってEmailでブルーに連絡をしました。
すぐに、ブルーと心が通じ合い、ブルーとのEmailでのやり取りがサイモンの最大の楽しみとなるのですが、友人のマーティンにブルーとのEmailが見つかってしまいサイモンが同性愛者だという事がバレてしまいました。
マーティンはサイモンの友人アビーと付き合いたいから、サイモンに仲を取り持ってくれれば、誰にも言わないという条件を出してきました。
サイモンは仕方なく従うのですが、結局、マーティンはアビーに断られてしまったのです。
そして、その腹いせに、サイモンが同性愛者だということを学校のブログを通して公表してしまったのです。
映画『ラブ、サイモン』ネタバレ
自分が同性愛者だということが学校中に広まってしまったサイモンは、両親に自分が同性愛者だという事を伝えました。
両親は最初は戸惑いはありましたが、サイモンの気持ちを尊重し、サポートしてくれるようになります。
しかし、自分が同性愛者と言うことを隠すために同じくアビーの事を好きなニックの気持ちを考えずに、マーティンに協力した事などもバレてしまったり、サイモンが嘘をついていたことに腹を立てた友人たちはサイモンから離れてしまいました。
おまけに、ブルーとの連絡も途絶えてしまい、孤独になってしまったサイモンは、覚悟を決めて、学校のブログに自分が同性愛者だと認めました。
また傷つけてしまった友人達に謝罪の書き込みをしました。
そしてブルーあてにも、学校が終わったらある場所に来て欲しいと書いたのです。
その勇気ある書き込みによって、友人たちとも仲直りし、皆がサイモンの恋を応援するようになりました。
ブルーも待ち合わせの場所に現れて、一時はブルーではないかと思っていた友人のエイブラハム(ブラム)がやはりブルーだということが分かり、二人は皆に祝福されて堂々と付き合うことになりました。
ハッピーエンドです。
映画『ラブ、サイモン』海外の評判は?
映画情報サイト「ロッテン・トマト」の映画評論家スコア、一般観客スコアともになんと、
91%と高スコアです。
同性愛という複雑な題材を取り入れながらも、ユーモアたっぷり、でも単なる、高校生のラブコメディーではなく社会派のヒューマンドラマとして高く評価されているようです。
映画『ラブ、サイモン』のキャストは?
人気上昇中の若手キャストに注目ですね。
サイモン・スピアー:ニック・ロビンソン
23歳 シアトル出身
主人公
2015年スティーヴン・スピルバーグが総指揮者として製作された映画『ジュラシック・ワールド』でその甘いマスクと子役から培った高い演技力で一躍有名になりました。
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— Love, Simon (@lovesimonmovie) March 24, 2018
ジャック・スピアー:ジョシュ・デュアメル
45歳、ノースダコタ出身
サイモンの父
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮の映画『トランスフォーマー』シリーズのウィリアム・レノックス役で有名ですね。
エミリー・スピアー:ジェニファー・ガーナー
45歳、テキサス出身
サイモンの母
2003年に映画『デアデビル』のエレクトラ役で人気を集め、2005年にはそのスピンオフ映画『エレクトラ』で主演を務めました。
2005年にベン・アフレックと結婚しましたが、2015年に離婚されたようですね。
リア・バーク:キャサリン・ラングフォード
21歳、オーストラリア出身
サイモンの友人の一人
セレーナ・ゴメスが製作総指揮を務めたNetflixドラマ『13の理由』で一躍有名になりました。
映画『ラブ、サイモン』のサウンドトラックもカッコイイ!!
音楽もこの映画の人気の理由の一つです。
複数のアーティストで構成されたサウンドトラックは主にBleachers(ブリーチャーズ)こと、2011年に「ウィー・アー・ヤング」で大ヒットしたロックバンド「fun.」のギタリスト、ジャック・アントノフが手掛けているということでも注目されています。
Bleachersとして先行シングルリリースした「アルフィーズ・ソング」の他3曲、ジャック・アントノフとしは、デンマーク出身のポップ・シンガー、ムーとのデュエット「ネバー・フォール・イン・ラブ」を収録。
とっても軽快なリズムの「アルフィーズ・ソング」
また、「フィフス・ハーモニー」のノーマニ・コーディとカリードのデュエット曲「ラブ・ライズ」も話題になってます。
他にも、故ホイットニー・ヒューストンや有名な昔のヒット曲も混じえ全13曲を収録したとてもユニークなサウンドトラックです。
まとめ
我々日本人からしてみると、なんでもオッケーなアメリカという感じがしますが、いくらアメリカでも、同性愛者と言う事をcomeing out(公表)するのはとても勇気がいることなのですね。
コメディーになってますが、やはり同性愛者の方々の気持ちを考えるとただ笑ってばかりもいられない、と考えさせられる映画ではないでしょうか。
ストーリー自体面白そうですが、人気上昇中のキャストやイマドキの若者の曲と昔のヒット曲を混ぜた音楽アレンジもこの映画を盛り上げているようです。
日本での公開はまだ未定のようですが、アメリカではかなり高い評価を得ている映画ですので、日本でも近いうちに公開の情報がでまわるでしょう。
取りあえずは、原作を読んだり、サウンドトラックを聴いたりされるのもいいかもしれませんね。
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