今回紹介させて頂く作品は平山夢明さんの小説「ダイナー」を原作に映画化した「Diner ダイナー」をご紹介させていただきます。
監督を務めるのは土屋アンナさんが主演の「さくらん」や一時期芸能業界から姿を消していた沢尻エリカさんの復帰で
話題となった「ヘルタースケルター」という注目作品を生み出してきた2006年に映画監督デビューを果たした写真家の蜷川実花さんです。
映像化不可能と言われた衝撃作でもある今作がどのような作品なのかご紹介させて頂きます。
Contents
「Diner ダイナー」ってどんな映画?あらすじやネタバレ!
今作の簡単なあらすじをご紹介させて頂きます。
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ここは、殺し屋専用のダイナーだ。
皿の置き方一つで消されることもある。
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一人ぼっちで人生どん底…ほんの出来心で怪しいサイトのバイトに手を出したばかりに、一瞬で普通の生活から転落したオオバカナコは、とあるダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまった。#ダイナー pic.twitter.com/eYhfILeARs— 映画『Diner ダイナー』公式 (@DinerMovie) May 14, 2018
主人公オオバカナコは、ほんの出来心から闇サイトで見かけた怪しいバイトの話に乗ってしまったことから普通の生活から転落し壮絶な拷問を受けることになる。
カナコは危機一髪会員制のダイナーへ売られそこでウェイトレスとして働くことになるが、そこは従業員を含むプロの殺し屋だけが集まる危険な食堂だった。
一筋縄ではいかない凶悪な客達を相手にカナコは果たして生き延びることができるのか?
簡単なあらすじをご紹介させて頂きました。
ここからはネタバレを含みますので注意してください。
天才料理人と呼ばれる男”ボンベロ”は凄腕の料理人であると同時に凄腕の元殺し屋です。
このダイナーは、今は亡き”デルモニコ”というマフィアのボスの意向で作られ、
デルモニコは6人の孤児を育てておりデルモニコが亡くなった後6人のうちの1人のコフィという男が跡を継ぐことになりますが、
それぞれ幹部となった5人は未だに先代であるデルモニコは暗殺されたと思っており互いに怪しんでいる状況です。
ボンベロは先代のデルモニコと現在マフィアのボスであるコフィから一目置かれており
「このダイナーに来た殺し屋を人間らしき者として長保ちさせるための場所」としてこの店を任されています。
一方人身売買でダイナーに雇われたカナコは友人の紹介で知り合った人との間に子供ができ結婚し、
夫の実家の援助を受け暮らしていましたが出産後カナコは生まれたばかりの子供を置いて遊びに行くようになり同時に夫も家を空けるようになります。
ある日の夜中にカナコは授乳しながら眠ってしまいそのまま子供を窒息死させてしまった過去を持っています。
そんなカナコにボンベロは最初こそは失敗や逃げたりすると処分する対象として接していましたが、
いろんな殺し屋達との出会いで変わっていくカナコと少しずつですが打ち解けていきます。
しかしそこへコフィが裏切っているとの情報が次々入るようになります。
結局コフィが先代であるデルモニコを暗殺し今の地位を築き、さらに警察とも繋がっていることがわかります。
そしてこの裏切りが組織幹部であり昔からボンベロも知っている無礼図(ブレイズ)という男にバレ、
コフィはボンベロもこの件を知っており裏切っていたと嘘をつきその話を聞いた無礼図がボンベロの店にやってきます。
有能と言われるボンベロに無礼図は特別の配慮をもって殺さず追放処分とするが二度と裏社会に近づかないこと、ダイナーも閉鎖すると宣告します。
しかし殺されそうになるカナコを庇ったボンベロはその約束を破ることになりボンベロ達は組織から命を狙われることになります。
組織から攻撃を受けボロボロのボンベロは口座と暗証番号が書いてある自分の義眼をカナコに渡し
「必ず食べに行くから店でも開け」とだけ告げカナコ1人を逃がします。
それから1年後カナコはさびれた街道筋でドライバー向けのダイナーを開き
ボンベロが生きていると信じて待ち続けているという所で物語は終わります。
「Diner ダイナー」の見所とは?
かなり残酷な描写などがあるため映像化は不可能と言われていましたが、2019年に映画として公開される今作、
見所は原作でも評判のボンベロが作る料理の表現がとても素晴らしいと言われています。
文字だけでここまで美味しそうに表現できる所とグロテスクな表現のギャップが読者からとても評価されています。
実写化するときの再現度にも注目したい所です!
また原作である「ダイナー」は日本冒険小説協会大賞受賞などの受賞歴もあります。
2017年には河合孝典さんによって漫画化され現在ヤングジャンプにて連載中ですので
映画を観る前に予習として読んで置いても今作を楽しめると思います!
「Diner ダイナー」のキャストは?
今作で主演を演じるのは藤原竜也さんです。
生年月日は1982年5月15日生まれの36歳でたくさんの舞台や映画を中心に活躍されている俳優さんです。
大人気少年漫画の実写化「デスノート」「るろうに剣心」や「藁の楯」「22年目の告白 -私が殺人犯です-」
などの熱演で話題となる実力演技派の俳優さんであり、2000年に公開された「バトル・ロワイアル」では
新人俳優賞、2017年に公開された「22年目の告白 -私が殺人犯です-」では主演男優賞を受賞されています。
今作ではダイナーの店主であるボンベロ役として出演されています。
今作の監督である蜷川さんは藤原竜也さんの恩師である蜷川幸雄さんの娘であり
この役ができるのは藤原竜也さん以外いないと語っています。
また原作者である平山夢明さんもまさか自分の小説を原作に蜷川実花さんが監督を務め
藤原竜也さんが主演として出演してくださることを未だに信じられない、
蜷川幸雄先生の愛娘と愛弟子による真剣勝負の舞台に本作が選ばれたことを嬉しく思いますと語っています。
現在キャストとして発表されているのは主演の藤原竜也さんのみとなっています。
今後の情報解禁が楽しみです。
<追記>
ダイナーに集う強烈な“殺し屋”役に窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二らが扮する。監督を写真家・映画監督の蜷川実花が務める。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/16156981/
なるほど、かなり個性的な俳優陣ですね。
びっくりなのは小栗旬さんです。
今や主役級でしか出演しないと思っていましたが、どうなんでしょうね。
奥田映二さんはやっぱりラスボスだと思います。
おおばかなこ役に玉城ティナさんが決まりました。
あと気になったのはダイナーといえば序盤にあるポロン編じゃないですか?
娘のためにたらだをはるシーンが印象的でしたが、キャストには出てこないんですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
原作での残酷な描写や殺し屋達のトラウマや熱い想いをどのように映像として再現させるのか楽しみな所です。
今回ご紹介させてもらった「ダイナー」は2019年に公開されることは決まってますが詳しい日程はまだ決まっていません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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