映画マニア、管理人です。
2014年に桃井かおり主演で制作された「オー・ルーシー!」。
第67回カンヌ国際映画祭の学生部門で公開されたその作品は話題を呼び、世界各地の映画祭でも大きく評価されました。
今作は長編作品として再映画化されており、主演女優に寺島しのぶを迎えます。
主人公の恋の相手役には「パール・ハーバー」などで知られるジョシュ・ハートネットが起用され、その甘いルックスが話題を呼んでいます。
今回はネタバレからあらすじ、注目のキャストであるジョシュ・ハートネットの演技評価や見どころを紹介したいと思います。
Contents
『オー ルーシー』(映画)はどんな映画?
『オー・ルーシー!』監督、出演者登壇試写☆寺島しのぶはナマのほうが全然キレイ!極めて日本的な主題が海外市場で受け容れられたのは喜ばしい♪4月28日公開 https://t.co/Lmpq4Mc9F7 pic.twitter.com/cQ3GVsK3sj
— 大瀧幸恵 (@yukieohtaki8181) March 26, 2018
主人公は日常への不満を胸に秘めた40代の独身OL。
偶然立ち寄った英会話教室のイケメンアメリカ人講師に恋をし、日本とロサンゼルスを跨いでとてつもない暴走をはじめます。
自分の中に眠る欲望に気付き、満たされようと必死にもがく女性の姿をコメディタッチに描いています。
監督である平柳敦子さんはアメリカ在住で、今作は日米合作映画となります。
第67回カンヌ国際映画祭で受賞した短編「オー ルーシー!」はニューヨーク大大学院の卒業制作映画でした。
21分間の作品ではありましたが脚本の出来もかなりよく、主演女優を引き受けた桃井かおりさんは無償での出演だったようですよ。
監督からのアプローチが強かったとしても、大物女優が無償での出演を決めるという事はなかなか無いです。
それほどまでに演者を惹きつける内容なんですね。
今作はその短編をベースに、平柳敦子監督が新たな物語を書き加えた長編作品となっています。
『オー ルーシー』(映画)のネタバレやあらすじは?
43歳独身、東京でOLをしている節子は「退職」と「死」をただ待つだけの日常を送っていました。
朝の通勤時、駅のホームで目の前で飛び込み自殺を目撃してしまった彼女はショックを受けつつ仕事に就きます。
ある日、21歳の姪である美花から「前払いした英会話教室を代わりに受け、その受講料を返して欲しい」と頼まれました。
姪の願いには弱い節子はそれを承諾し、その英会話教室で講師にあたるジョンと出会います。
ジョンの教える英会話教室は一風変わっており、節子には”金髪のカツラ”と”ルーシー”という名前が与えられ、教室では”ルーシー”になるよう指示されました。
教室には妻を亡くした元刑事である”トム”も通っています。
そして節子は”ルーシー”になりきる事で眠っていた感情を目覚めさせ、ハグしてくれたジョンに恋をします。
しかし、ジョンは節子の姪である美花を連れてアメリカへ旅立ってしまいました。
美花から届いたハガキによると2人は付き合っていたようです。
自分に甘い叔母である節子を利用して、渡米する資金を得たのですね。
納得いかない節子は2人を追ってアメリカへ行こうと決意しますが、仲の悪い姉である綾子も美花の母親として同行すると言い出し、会社を休んで一緒にアメリカへ。
ハガキの住所を頼りに2人の家へ行くと、美花はジョンを置いて家を出て行った後でした。
ジョンは美花のほかに妻子がおり、それに気付いた美花が出て行ってしまったと…。
このタイミングをチャンスと捉えた節子はジョンに猛アプローチし、半ば無理矢理な形で肉体関係を結びます。
しかし節子の過激なアプローチの数々にジョンは退いてしまい、美花も元彼と叔母が関係を持った事にショックを受けて崖から飛び降り自殺を図ってしまいました。
意気消沈で日本に帰った節子は会社でリストラ部署への移動を言い渡され、意地になって退職します。
気付けば孤独となっていた彼女は現実に耐えられなくなり、自宅で大量の薬を飲んで意識は朦朧に。
トムがそんな節子を見つけ、必死に介抱してその場を凌ぐ事が出来ました。
駅のホームで節子とトムがハグを交わし、物語は終わります。
『オー ルーシー』(映画)のジョシュ・ハートネットの演技評価や見どころは?
ハリウッドからずっと遠のいていたジョシュ・ハートネットが『オー!ルーシー』で久々に登場したけどイケオジになってる。
(あとポスターはアメリカ版のほうがいい。) pic.twitter.com/rC2cCr56Hr— 持草 薫 (@losthouse2) March 16, 2018
イケメンだけどクズな男、という王道な役柄を演じるジョシュ・ハートネットは数々のヒット作に出演されていますね。
爽やかで甘いルックスで女性ファンも多いようですよ。
ジョシュ!!
ハートネット!!!
お帰り!!!!!!! pic.twitter.com/pZTnFSykdi— Jin (@JinQQQ) November 23, 2014
ジョシュ・ハートネットはアメリカの俳優です。
1978年生まれ、身長189cmの正統派イケメン。
「パール・ハーバー(2001年)」や「ブラック・ダリア(2006年)」の出演を経て、日本での人気を集めました。
そんなジョシュ・ハートネットの、ネット上での演技評価を覗いてみました。
映画を楽しめるようになったのって、英語で観れるようになったのも大きい気がする。
主役の二人、ベン アフレックとジョシュ ハートネットも、全然顔はタイプじゃなかったのに、なんかこもった感じの熱っぽい話し方がセクシーで良かったなぁ。— Schoko (@Maple_80) January 29, 2015
しかし主役の男三人が良い。ジョシュ•ハートネットは大柄イケメンやのにいつもナイーブでいい味でてる。イ•ビョンホンの狂気、悲しみ、そして武田幸三並みの超合金筋肉もすごい。キムタクさんはそりゃお二方に比べどうしても演技も薄いけど、こんなけったいな映画に出るとかすごい。挑戦的で素敵。
— KOJI ONO (@TheKoji1200) December 4, 2010
今NHKであってる「オー、ルーシー」冒頭見ただけで面白そう!寺島しのぶとハリウッドスターのジョシュ、バーネットの異色の組み合わせ!演技力はどちらも折り紙つき!
— JAP.com (@tangiedman1) September 16, 2017
繊細さと色気が内面から滲み出ていて、それが演技にも大きく影響されるようですね。
持ち合わせた魅力に引き込まれるファンが多いようです。
久々に観たスクリーンのジョシュはやはりカッコよかった。
スタッフさんに伺った話しでは、ジョシュは監督さんからのオファーだったそう。女優陣にも人気がなかったジョンでしたが、日本語を話したり歌を歌ったり…ジョシュのダメ男がまたイイ。VTRでもいいのでジョシュをぜひ♡#オー・ルーシー pic.twitter.com/VsVYsEvYSN— バルボゆうすK♡ (@nomuyou725) March 26, 2018
『オー・ルーシー!』完成披露試写会行ってきました。
ジョシュ・ハートネット演じる日本ではイケてる英会話講師なのに自国ではまったくイケてないジョンに哀愁を感じました。 pic.twitter.com/lxQkZ3aLob— フルスイング水上 (@fullswing_mizu) March 26, 2018
ジョシュ・ハートネットの、あの整った甘いルックスでダメダメな男を演じる所は見逃せないです!
歳を重ねて更に男らしさに磨きがかかったようにも思えますね。
作中の女性達を魅了する演技に注目したいです。
まとめ
短編作品としての公開から、特別編集版をNHKドラマとしても放映していた「オー・ルーシー!」。
作風はコメディタッチですが内容は結構重い部分がありますよね。
唯一見つけた希望も崩れて、この先のルーシーには何が待っているのでしょうか…。
映画『オー・ルーシー!(oh lucy!)』は2018年4月28日公開です。
今回の長編映画化で、どのように内容が変わるのか楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す