17世紀のオランダが舞台となっている恋愛映画『チューリップ・フィーバー』が2018年に日本で公開されるそうです。
今作では、貧しい画家と豪商の妻の禁断の愛について描かれています。
また、今作の予告編は「過激すぎる」という理由で、アメリカでは一部の放送局で放送禁止となったそうです。
一体どのような作品へと仕上がっているのでしょうか。
今回は『チューリップ・フィーバー』のネタバレやあらすじ、キャストについて紹介していこうと思います。
Contents
『チューリップ・フィーバー』はどんな映画?
監督は、ジャスティン・チャドウィック監督。
2008年公開の『ブーリン家の姉妹』にて長編映画監督デビューを果たし、その後も伝記映画作品を中心に活動されています。
原作は、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』で有名なデボラ・モガー著作の『チューリップ・フィーバー』です。
日本では『チューリップ熱』という邦題で刊行されています。
『チューリップ・フィーバー』のあらすじは?
舞台は17世紀のオランダ、アムステルダム。
孤児であったソフィアは、大商人であるコーネリスと強制的に結婚することになります。
そんなある日、画家のヤンはコーネリスとソフィアの肖像画を描くため派遣されます。
そこでヤンは美しいソフィアに一目ぼれをし、2人は少しずつ親密な関係になっていきます。
その後の2人の運命は・・・?
『チューリップ・フィーバー』のネタバレ
密会を重ねていく中、2人はチューリップ・バブルで儲けて、駆け落ちしようと決めます。
一方で、コーネリスは跡継ぎとなる子供を欲しがっていましたが、コーネリスとソフィアの間ではなかなか子どもができずにいました。
そんな中、屋敷で手伝いを務める女性が妊娠していることに気づきます。
ソフィアは、その女性の子どもを自分たちの子供ということにしてしまおうと企てます。
その後、ソフィアは妊娠をしたフリをして日々を過ごし、ついに出産の日。
無事子どもが生まれたという報告を受け、喜ぶコーネリスでしたが、その後に妻であるソフィアが亡くなったと知らされます。
実はこれも、駆け落ちをするためについた嘘でした。
ソフィアはヤンと待ち合わせした場所へと向かいます。
ちょうどそのとき、ヤンはチューリップ・バブルに乗っかろうと奔走していました。
しかしこのタイミングで、チューリップ・バブルが崩壊。
ヤンは、遅れて待ち合わせ場所へと向かうも、ソフィアはもう既にいなくなっていました。
そして数年後、ヤンは教会の絵を修繕していたとき、修道女となっていたソフィアと再会し、物語の幕は閉じます。
大人向けな禁断の恋愛映画の定番といった感じですね。
『チューリップ・フィーバー』のキャストは?
デイン・デハーン(ヤン 役)
1986年生まれ、アメリカ出身の俳優さんです。
妻は、映画『クロニクル』にも出演されている女優のアンナ・ウッドです。
『アメイジング・スパイダーマン2』で主人公の親友であるハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリン役を演じたことで有名です。
他にも、2017年公開の『ディーン、君がいた瞬間』にて、伝説の映画スターといわれているジェームズ・ディーン役などを演じています。
また、プラダの広告に起用されたこともあり、モデルとしても活躍されています。
今作では、ソフィアと恋に落ちる貧しい画家・ヤンを演じています。
アリシア・ヴィキャンデル(ソフィア 役)
1988年生まれ、スウェーデン出身の女優さんです。
9歳からバレエを習っており、プリンシパルダンサーを目指すも、怪我により断念。
その後は女優をメインとして活動されています。
夫は『光をくれた人』で共演した俳優、マイケル・ファスベンダーです。
2015年には数々の賞を受賞した『エクス・マキナ』にて、人工知能(AI)・エヴァを演じました。
他にも、世界で初めて性別適合手術を受けた人物をテーマとした映画『リリーのすべて』にて、主人公の妻などを演じています。
今作では、コーネリスの妻・ソフィアを演じています。
トゥームレイダー最新作にも出演中!
クリストフ・ヴァルツ(コーネリス 役)
『007』ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、新作には「出演しない」https://t.co/cGgj7hfx7q#ゴシップ #クリストフ・ヴァルツ #007 pic.twitter.com/9T1yJFjcsc
— シネマカフェcinemacafe.net (@cinema_cafe) October 31, 2017
1956年生まれ、オーストリア出身の俳優さんです。
2度もアカデミー賞助演男優賞を受賞しており、実力派と言えるでしょう。
受賞作品の1つは、2009年公開の戦争映画『イングロリアス・バスターズ』、もう1つは2012年公開の西部劇『ジャンゴ 繋がれざる者』で、どちらもクエンティン・タランティーノ監督作品です。
今作では、年配の豪商・コーネリスを演じています。
まとめ
今回は2018年公開の映画『チューリップ・フィーバー』について紹介しました。
画家と人妻の禁断の恋愛ということで、大人向けな作品となっていますが、キャストも非常に豪華で劇場公開が楽しみですね。
また、17世紀のオランダで実際に起こっていたチューリップ・バブルについても触れられていたりと、歴史の一端も垣間見れるのではないかと思います。
ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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