人気作家の東野圭吾さん原作の大ヒット作『ラプラスの魔女』。
作家デビューし30周年を迎えた東野圭吾さんが「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」との想いで書き上げられた物語がついに映画化されます。
自身の発言どおり、常識をくつがえして挑んだ、空想科学ミステリーです。
主演に櫻井翔さんを迎え、共演キャストも超豪華ということで、2018年日本映画の大作の1つとなること間違いないでしょう。
そんな豪華キャストが演じる登場人物について紹介します。
Contents
映画『ラプラスの魔女』のあらすじは?
まずは予告をご覧ください。
監督は世界が認める鬼才にしてヒットメイカーの三池崇史監督。
主演は嵐の櫻井翔。
三池監督とは9年前の『ヤッターマン』に続く共作となります
魔王と魔女の領域の予知・予測能力をもつ若き男女に福士蒼汰と広瀬すず。
事件を追う刑事に玉木宏、カギを握る映画監督に豊川悦司と主演級が勢ぞろいです。
これに佐藤江梨子、リリー・フランキー、志田未来、TAO、高嶋政伸が加わる布陣はまさにオールスター映画です。
主題歌は次世代音楽プロデューサーとして世界的に注目を浴びるアラン・ウォーカーの『FADED/フェイデッド』です。
Alan Walker / Faded Japan EP 【CD】
原作をうまく翻案し、映画ならではの見せ場たっぷりのサスペンスエンターテイメント作品に仕上がっています。
物語は、不可解な死をとげた事件が2つ連続して起こることからはじまります。
それぞれの事件は遠く離れた場所で起こったものにもかかわらず、どちらも自然現象の下に起こる硫化水素中毒死でした。
不可解なことに被害者の2人は知人同士であるということから、警察は地球科学を研究する大学教授・青江修介(櫻井翔)に事件調査を依頼します。
青江が事件現場に訪れると、羽原円華(広瀬すず)という女性が現れます。
この女性は、その場で今から起こる自然現象を言い当てるという不思議な能力を持っていました。
青江は、甘粕謙人(福士蒼汰)という男性を探す円華とともに、不可解な事件の真相へと展開していきます。
詳しいネタバレはこちらをどうぞ。
見た方の感想
<女性>
ラプラスの魔女の感想は、原作を読んでから観た方がわかりやすいと思いました。
原作をぎゅっと凝縮した感じがあり、ところどころ、分かりにくいのです。
私は特に、才生がなぜ家族を殺そうとしたのかです。
家族の出来の悪さを動機としていましたが、どんな風に出来が悪かったのかが出てこなかったからです。
映画を見てから原作を読み、やっと腑に落ちました。
ですから、あれだけの原作を二時間あまりでまとめた感がでてもおかしくはないのだと思います。
また、思ったより主役の櫻井くんが目立たなくて、良い意味で地味な教授になれていたように思います。
正直、翔くんをメインに観に行くと、ガッカリするかもしれません。
全体としては、考えさせられるシーンもあり、
特に、ラストのシーンは、自分に置き換えて考えました。一見の価値はあると思います。
<女性>
ラプラスの魔女、特殊な手術をしたことで、一般の人とは異なった能力を持ってしまった円華と謙人。
進化と言い画期的な能力と言いながら、使いこなせない恐れのある能力。
ミステリーとしては結局、上からの圧力がかかって真実を明らかにできない
というちょっとモヤモヤする終わり方です。
ギリギリまで連続殺人を犯した犯人が分からず、
“良い父親”を演じる甘粕才生の演技にすっかり騙されてしまいました。
自分の偉大な作品のために家族や周りの人を犠牲にする在り方は、
天才でも何でもないと突っ込みたくなりました。
能力を手に入れた二人がどうするのか、どうなっていくのか気になるラストです。
どんなに不審な死であっても人間が起こしたことであるなら、必ず説明がつきます。
それがどんなにあり得ないことであっても。
もう少し櫻井翔が演じる青江修介が目立って欲しかったような、ちょっと物足りない気持ちでした。
映画『ラプラスの魔女』のメイン登場人物
映画のメインキャストである3人を紹介します。
大学教授・青江修介役を演じる櫻井翔さん
不可解な事件の解決のため、警察が調査依頼をした地球科学研究者である大学教授・青江修介(あおえしゅうすけ)を演じるのは、櫻井翔さんです。
1982年1月25日生まれの群馬県生まれ、東京都育ちで、1999年から嵐のメンバーとして活躍しています。
嵐といえば、今や日本ナンバー1の5人組男性アイドルグループで、2017年だけでみても、5人全員がドラマや映画で主演を務めるという活躍をみせています。
数多くのドラマ・映画を演じ、2006年からNEWS ZEROの月曜キャスター、オリンピック特別番組のキャスター、24時間テレビなど大きな番組でのMCなど、アイドルという枠に留まらない人望を兼ね備えた人です。
不思議な羽原円華役を演じる広瀬すずさん
未来の自然現象を凄まじい計算能力で予知することができる少女・羽原円華(うはらまどか)役を演じるのは広瀬すずさんです。
広瀬すずさんは1998年6月19日静岡県生まれの女優さんです。
まだ19歳ですが、2015年度は映画「海街diary」で数多くの映画賞を受賞し、2016年度には日本アカデミー賞優秀主演女優賞やエランドール賞新人賞など受賞しています。
出演映画では多くの主演を務めてる、いま最も注目されている女優の1人です。
羽原円華は失踪中の青年を探しており、青江とともに彼の捜索をします。
それにしてもこのポスターの衣装、クールというかかっこいいし。
どんどん広瀬すずちゃんはオトナっぽくなってきますね。
消息不明の甘粕謙人を演じる福士蒼汰さん
円華が探している失踪中の青年・甘粕謙人(あまかすけんと)役を演じるのは福士蒼汰さんです。
父親に殺されそうになった経歴を持っています。
福士蒼汰さんは1993年5月30日生まれの東京都出身の俳優です。
広瀬さんと同じく、日本アカデミー賞新人俳優賞やエランドール賞新人賞など受賞している、若手実力派俳優です。
3人の人間関係を示す相関図はこちらです。
映画『ラプラスの魔女』を彩る豪華キャスト
\追加キャスト発表!/
更にこの度、#豊川悦司 #玉木宏 #志田未来 #佐藤江梨子 #TAO #高嶋政伸 #檀れい #リリー・フランキー という、まさしく全員が主役級のキャストの出演情報が解禁となりました!
2018年に最大の衝撃をもたらすミステリー超大作が遂に動き始めます! pic.twitter.com/jD4sSDEPj5— 『ラプラスの魔女』映画公式アカウント (@laplace_movie) 2017年11月1日
映画『ラプラスの魔女』は先に紹介した3人以外にも、豪華キャストが彩ります。
豊川悦司さん、玉木宏さん、リリー・フランキーさん、志田未来さん、佐藤江梨子さん、TAOさん、高嶋政伸さん、檀れいさんという、全員が主役級の人たちばかりです!
甘粕才生役を演じる豊川悦司さん
甘粕才生は謎の青年・甘粕謙人(福士蒼汰さん)の父親で、この役を演じるのが豊川悦司さんです。
豊川悦司さんは1962年生まれの俳優で、脚本や監督でも活動しています。
「トヨエツ」という愛称で親しまれ、映画「今度は愛妻家」など話題作で主演を務めるベテラン俳優です。
羽原全太朗役を演じるリリー・フランキーさん
羽原円華(広瀬すずさん)の父親で、脳神経外科医の羽原全太朗を演じるのがリリー・フランキーさんです。
1963年生まれ、福岡県出身の俳優です。
俳優業ではブルーリボン賞、長編小説では本屋大賞、音楽活動では日本レコード大賞など、多方面で大変活躍されています。
中岡祐二役を演じる玉木宏さん
不可解な死の事件捜査をする刑事・中岡祐二役を玉木宏さんが演じます。
1980年生まれ愛知県出身で、1998年に俳優としてデビューしました。
2001年公開の映画「ウォーターボーイズ」で注目を浴び、「ただ、君を愛してる」「のだめカンタービレ」など多く映画に出演。
2018年1月には映画「悪と仮面のルール」で玉木さんが主演を務めます。
まとめ
『ラプラスの魔女』のトリックは原作通りのものですが、これが映像化さたことでかっちりとはまります。
ラプラスの魔王と魔女の超能力を描くには小説よりもむしろ映像のほうがあっていたのではないかなと思わせる程です。
豪華キャストと入り組んだストーリーも『十三人の刺客』などで見せた手際で三池監督が巧く捌いていき、更にクライマックスには映画なら出の大仕掛けも用意してあります。
堤幸彦監督によって『人魚の眠る家』が篠原涼子&西島秀俊のW主演で映画化される予定ですね。
来年も以降も17年に公開された『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の日中合作リメイク版、木村拓哉&長澤まさみ主演の『マスカレード・ホテル』、玉岡裕太、吉岡里帆、染谷将太というフレッシュかつ実力派の若手俳優競演の『パラレルワールド・ラブストーリー』が制作中です。
映画化作品に絞ってもすでに20本を超える作品が国内外で製作されています。
もはやここまでくると“東野圭吾もの”というジャンルをつくってもいいのではないかとすら思えてきますね。
全員が主役級の超豪華キャストが勢揃いで、早くも待ち遠しいですね!
管理人も大体は知っていますが、それでもこのキャストを目の前にするとどんな映画になるのかわくわくしてならない。
特に広瀬すずちゃんの演技力はおりがみつき。
櫻井翔さんとの絡みも気になるところです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す