「僕は悪になるために創られた」芥川賞作家中村文則氏による同名小説がついに実写化決定。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙の2013年ベストミステリーの10作品にも選ばれた純度の高い本格ミステリーが原作とあってはファンならずとも公開が待ち遠しいですね。
それを玉木宏さんというまたクールな役が似合う豪華キャスト陣で構成されています。
小説ファンはもちろん、知らない方にもぜひご紹介したい映画となると思います。
簡単なあらすじやネタバレ要素を含めご紹介していきますね。
Contents
『悪と仮面のルール』あらすじ
悪になるために創られた男、彼は顔を変え、過去を捨て、殺人を繰り返す。
悲しい真実を隠して—この世に災いをもたらす絶対的な存在。
“邪”となるために育てられた久喜文宏は、父親にそれを告げられた11歳のある日、初恋の女性香織を父から守るために父を殺害し失踪する。
10数年の時がたち悪夢に苦しまされながらも文宏は名前と顔を変え、別人として生き、久喜家の莫大な財産を引き継いだ香織を守るための殺人を繰り返していた。
そんな中、文宏の過去を知る異母兄や日本転覆を狙うテロリスト集団があらわれたことから文宏は自分の運命と向き合うことを決意する。
ちょっと突拍子もないお話ですがこれが中村節です。
基本的に暗くて怖くて不穏ですが恋愛小説的な側面もあり味わい深い作品だと思います。
先日 中村哲平監督の新作映画の
試写会に呼んで頂きました
悪と仮面のルールは
今1番 胸に響いてくる小説家
中村文則さんの原作でもあり
胸を弾ませて足を運びました原作を読んでいる僕でさえも
ハラハラさせられる映像の世界に
たちまち引きこまれていきました
みんなにも観て欲しいな pic.twitter.com/6HtGjfhJtO— YAFUMI_LAIDBACKOCEAN (@x_YAFUMI_x) November 20, 2017
やはり結末が気になりますよね。
新木優子が可愛すぎることも気になります。
関係ないか。
中村文則さんの原作は?
原作者は芥川賞作家の中村文則さん。
最近新作小説『R帝国』を上梓されました。
2018年春ワーナー系列で公開予定の『去年の冬、きみと別れ』も中村先生の作品です。最近注目度が上がっている作家さんですね。
結構時間がかかった📖教団X pic.twitter.com/wlwJOjVYBs
— kae. (@62e9b) 2017年11月8日
人気テレビ番組「アメトーク」でも紹介された『教団X』も中村先生の作品です。
『悪と仮面のルール』キャスト
とても怖そうでかつサスペンス性の高いこの小説を実写化するに当たってはやはりキャストは重要ですね。
そこで主なキャストをご紹介します。
久喜文宏役/玉木宏
悪として存在するしかなかった男、久喜文宏役は玉木宏さんが演じられます。
爽やかな印象で影を背負った悪役のイメージはあんまりないのですが、落ち着いた風貌は久喜役にうってつけかもしれませんね。
玉木宏主演「悪と仮面のルール」を原作者・中村文則が語る「深い感動に包まれました」 #悪と仮面のルール https://t.co/P4J5CtxVHg pic.twitter.com/HqkTVsbFIh
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2017年11月14日
久喜香織役/新木優子
今、絶賛売り出し中の女優。新木優子がキャスティング。
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season』や現在テレビ朝日系列で放映中の『重要参考人探偵』など今ひっぱりだこ。
新木優子さんが映画のキーパーソンを演じられます。悪に晒されながらも懸命に生きる香織役をどのように演じるか楽しみですね。
#MAQUIA #kawakitayusuke #新木優子 pic.twitter.com/TeQBrhc4Cu
— 新木優子 (@yuuuuukko__) 2016年4月26日
義兄の久喜幹彦役/中村達也
今日は中村達也さんが手掛けるブランド、GAVIALの展示会に行ってきました。欲しいと思っていたツナギを予約!
そして私が行く直前にCHABOさんも来てたそう😳 the dayが懐かしく恋しいです。 pic.twitter.com/2CivIE5xVo
— 前田サラ (@Sarah_Sax729) 2017年11月9日
BLANKEY JET CITYのドラマーさんですね。
映画にもときおり出演されています。
いちばん好きなキャラはやっぱり宗次郎だけど、映画は漫画版でちょい役の新井赤空を中村達也がやってるのが微妙に熱い‥。 pic.twitter.com/PG8znES7px
— kozue (@kojuen) 2016年5月11日
『るろうに剣心』の実写版では新井赤空役を演じられております。
久喜家の当主/村井國夫
『#インディ・ジョーンズ #クリスタル・スカルの王国』
ハリソン・フォード…村井國夫
カレン・アレン…戸田恵子
ケイト・ブランシェット…天海祐希
シャイア・ラブーフ…小松史法
ジョン・ハート…小林勝也
ジム・ブロードベント…森功至
アラン・デイル…小山武宏#俺が実費で製作したい吹替 pic.twitter.com/Gg8HJhjmS3— ダメガネ@ダメダメダメイジャー (@Lingmu_Jianren) 2017年11月18日
ハリソン・フォードの吹き替えでも知られていますね。
刑事/柄本明
第一形態から第四形態#シンゴジラ #柄本明 pic.twitter.com/DgTIl7Yssl
— マルゲリータ25号 (@masaharu1190) 2017年11月12日
疲れた風情がいい感じですが、精力的な活動です。
『悪と仮面のルール』ネタバレ
※原作からのネタバレ 重要な事実を含みますので気になる方は下記を読まないようお願いします。
原作では久喜一族がそこここで悪事を企んでおり、それぞれがいろいろな思惑から香織を狙う、それを主人公が破っていくという展開でした。
主人公は久喜一族との戦いを経て自分の中の悪と折り合いをつけ、香織との別れを選択します。
愛するがゆえに離れるべきという選択でした。
全てをやり直すために国外に向かう主人公が出国の寸前に救いとなる女性(香織ではない人物)と再会し、新たな人生を目指すという内容でした。
でその最後に出合う女性がキャストにはいないのですよ。
となればラストは別の内容になりそうです。
物語のテーマが悪に手を染めることの恐ろしさを描いた作品なのでそこを変えないとなると・・・。
この辺で止めておくのが大人ですね。
もしかしたら原作ママでいくかもしれませんし。
念のため予告動画も見てみますが、やはり香織を遠くで見つつ、守り抜くという形は変わっていない様子。
謎の女性も見当たらず、突き詰めた悪の描写が期待できます。
それにして玉木宏さんの声がやっぱり悪い人だなぁとイメージさせてくれるぴったりの低い声です。
『悪と仮面のルール』公式サイトと公開日は?
最近は『葛城事件』や『クリーピー』といた高評価のサスペンス映画も多いですから期待できますね。
予告を見ても『悪と仮面のルール』なかなか本格的な映画の予感です。
劇場公開は来年18年の1月13日からスタート。
下記サイトの劇場案内をご確認の上皆様どうぞお楽しみに!
http://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=akutokamen
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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