東野圭吾原作の大人気小説『ラプラスの魔女』が、豪華メンバーで映画化されることが決定しました。
映画『十三人の刺客』『無限の住人』の三池崇史監督がメガホンを取り、脚本は社会現象を巻き起こしたドラマ『半沢直樹』の八津弘幸さんが担当します。
キャストは「嵐」の櫻井翔さん、広瀬すずさん、福士蒼汰さん、豊川悦司さん、玉木宏さん、志田未来さん、檀れいさん、リリー・フランキーさんなど、いずれも主役級の方が揃っています。
まさに超大作ですね。
中でも、物語のキーを握り失踪する、甘粕謙人(けんと)の役を福士蒼汰さんが演じるということでも話題です。
そこで今回は福士蒼汰さんについてご紹介します。
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映画『ラプラスの魔女』甘粕謙人役は福士蒼汰さん!経歴は?
福士蒼汰さんは、1993年5月30日生まれ、東京都出身で現在24歳です。
渋谷に行った際に声をかけられて撮影された写真が雑誌に載り、写真を見た芸能事務所・研音の担当者にスカウトされたことがきっかけで2010年に芸能界入りしました。
研音は唐沢寿明さんや反町隆史さん、竹野内豊さん、天海祐希さん、榮倉奈々さん、志田未来さんなどが所属する大手芸能事務所ですね。
中学はバスケ部、高校はダブルダッチ部に所属していたそうで、スポーツが得意なようですね。
このルックスですから、学校では相当モテたのではないでしょうか。
憧れの俳優は香川照之さん、V6の岡田准一さんで、目標は時代劇などにも出演し、香川照之さんのように幅のある役者になりたいと雑誌のインタビューで答えています。
2011年のドラマ『美咲ナンバーワン!!』で、本名の「蒼汰」という男子高校生の役で俳優デビューしました。
ブレイクのきっかけは、約3千人のオーディションから主役に抜擢された2011年の『仮面ライダーフォーゼ』です。
主人公のツッパリを天真爛漫に演じていたのをよく覚えていますよ。
『仮面ライダーシリーズ』は現在では若手俳優の登竜門的存在となっていますね。
オダギリジョーさんや佐藤健さん、菅田将暉さんも仮面ライダー出身で活躍している俳優さんです。
福士蒼汰さんも、『仮面ライダーフォーゼ』を皮切りに、その後映画やドラマに多数出演することになりました。
過去の出演作品は?
それではここで福士蒼汰さんの過去の出演作品を見てみましょう。
<テレビドラマ>
- 美咲ナンバーワン!!(2011年1月12日 – 3月16日、日本テレビ) – 村野蒼汰 役
- 生まれる。(2011年4月22日 – 6月24日、TBS) – 山中裕也 役
- シマシマ(2011年4月22日 – 6月24日、TBS – 真菰修二 役
- 仮面ライダーフォーゼ(2011年9月4日 – 2012年8月26日、テレビ朝日) – 如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ(声) 役
- あまちゃん(2013年4月1日 – 2013年9月28日、NHK) – 種市浩一 役
- スターマン・この星の恋(2013年7月9日 – 9月10日、関西テレビ) – 星男(達也) 役
- FNS27時間テレビ特別ドラマ 約1回目のプロポーズ(2013年8月4日、フジテレビ) – バイク便 役
- 海の上の診療所(2013年10月14日 – 12月23日、フジテレビ) – 三崎昇 役
- TRICK 新作スペシャル3(2014年1月12日、テレビ朝日) – 水神明 役
- 弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜(2014年4月12日 – 6月21日、日本テレビ) – 赤岩公康 役
- きょうは会社休みます。(2014年10月15日 – 12月17日、日本テレビ) – 田之倉悠斗 役
- 恋仲(2015年7月20日 – 9月14日、フジテレビ) – 三浦葵 役
- 図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ(2015年10月5日、TBS) – 手塚光 役
- お迎えデス。(2016年4月23日 – 6月18日、日本テレビ) – 堤円 役
- モンタージュ 三億円事件奇譚(2016年6月25日 – 26日、フジテレビ) – 鳴海大和 役
- 愛してたって、秘密はある。(2017年7月16日 – 9月17日、日本テレビ) – 奥森黎 役
<映画>
- 劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル(2011年8月6日) – 特別出演・如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ(声) 役
- 仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX(2011年12月10日) – 如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ(声) 役(渡部秀とW主演)
- 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(2012年4月21日) – 如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ(声) 役
- 仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!(2012年8月4日) – 如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ(声) 役
- 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム(2012年12月8日) – 如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ(声) 役(白石隼也とW主演)
- 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z(2013年4月27日) – 仮面ライダーフォーゼ(声) 役
- 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(2017年12月9日) – 如月弦太朗 /仮面ライダーフォーゼ(声) 役
- ぼくが処刑される未来(2012年11月23日、東映) – 浅尾幸雄 役(吉沢亮とW主演)
- 図書館戦争(2013年4月27日)
- 図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年10月10日公開)
- 江ノ島プリズム(2013年8月10日) – 城ヶ崎修太 役
- 好きっていいなよ。(2014年7月12日、松竹) – 黒沢大和 役(川口春奈とW主演)
- イン・ザ・ヒーロー(2014年9月6日、東映) – 一ノ瀬リョウ役
- 神さまの言うとおり(2014年11月15日、東宝) – 高畑瞬 役
- ストロボ・エッジ(2015年3月14日、東宝) – 一ノ瀬蓮 役(有村架純とW主演)
- ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年12月17日、東宝) – 南山高寿 役
- 無限の住人(2017年4月29日、ワーナー) – 天津影久 役
- ちょっと今から仕事やめてくる(2017年5月27日、東宝) – ヤマモト 役
- 曇天に笑う(2018年2月公開予定、松竹) – 曇天火 役
- BLEACH(2018年公開予定、ワーナー) – 黒崎一護 役
- 旅猫リポート(2018年公開予定) – 宮脇悟 役
空前のヒット作となったNHKの朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で、ヒロイン・アキの憧れの先輩・種市を演じ、幅広い年齢のファンができました。
個人的には、映画『図書館戦争シリーズ』でのクールな青年の役がぴったりはまっていたなと思います。
映画では主演も多いですね。
『好きっていいなよ。』『ストロボ・エッジ』などの恋愛映画や、2018年には『雲天に笑う』『BLEACH』という漫画の実写映画化の公開も控えています。
目覚しい活躍ですね。
それでは、ここでSNSでの福士蒼汰さんの演技評価を見てみましょう。
自分は無限の住人を映画版→原作と読んだタイプだけど、映画版は原作に割と忠実なシナリオなんだよな。そしてキムタクや福士蒼汰といった役者の演技力も高かった。だからこそ「原作に忠実じゃなくていいから映画の尺に合わせて改変してくれよ!!」とも思った。観た人なら分かってくれるはず。
— 嘴(プロレタリアート) (@re_kth) November 27, 2017
福士蒼汰くん、演技は堂々としていたのに、カーテンコールでマゴマゴ…
いっけいさんにフォローされていた。可愛い(笑)
声もよく出ていて舞台向き。これからも色んな作品に出てほしいな。#髑髏城の七人season月 #福士蒼汰— しょこっち (@haru_haru_chu85) November 23, 2017
あ、きのう、先週のvs嵐みました。宮野のジャンピングシューズが最高にかわいかったのと、福士蒼汰くんの演技はすごいんだなぁと思いました。
— 嘉月 (@pf_ck7) November 21, 2017
やっぱり、福士蒼汰演技上手いわ・・・・・・
— ぱれす@祝!夏目友人帳劇場版 (@paresu27) November 16, 2017
演技力に関しては評価が高いですね。
『仮面ライダーフォーゼ』からのファンも多く、多くの人に支持されていることがうかがえます。
辛口意見としては、演技が硬い、どの役も似てしまっている、といったところ。
それでもまだまだ若いですし、出演作品も多いですから、今後演技力が磨かれていくことは間違いないでしょうね。
『ラプラスの魔女』あらすじ
ここで、福士蒼汰さんが出演する映画『ラプラスの魔女』について、あらすじをご紹介しますね。
事件は、2つの連続した不審死から始まります。
2件は事件現場が遠いのにも関わらず、死因はどちらも同じ自然現象下での硫化水素中毒死。
そして驚くべきことに、死亡した2人は知人同士でした。
この不可解な2件の事件の捜査のため、警察は地球科学を研究する大学教授・青江修介に協力を依頼します。
現場を訪れた青江は、事件が起こった両方の現場で1人の少女を目撃。
その少女の名前は羽原円華(うはら まどか)。
円華は、並外れた計算能力から物理的に自然現象を予知する能力を持っていました。
そして円華は、失踪した青年・甘粕謙人(あまかす けんと)を探していると青江に告げます。
事件の重要なカギを握っている謙人を探すために、青江と円華は協力することに。
そして事件は衝撃の様相を表していくのです。
詳しいネタバレの記事もありますので、結末が気になる方はそちらもご覧下さい。
映画『ラプラスの魔女』で福士蒼汰さんが演じる甘粕謙人(けんと)の人物紹介!失踪の原因は?
甘粕謙人(あまかす けんと)は、映画監督・甘粕才生(さいせい)の息子です。
謙人の姉が硫化水素で図った自殺に母と共に巻き込まれ、一命を取り留めましたが、植物状態に。
脳神経外科医・羽和全太朗によって先進的な脳外科手術を受け、意識を取り戻しました。
謙人はその外科手術により、驚異的な演算能力を手にし、あらゆる物理現象を予測できるようになったのです。
しかし、ある日謙人は忽然と姿を消します。
父の甘粕才生が、姉の自殺にまつわる家族の悲劇について映画を撮ることを知ったからです。
ここからはネタバレになってしまいますが、実はその姉の自殺は才生自身が仕組んだことでした。
なんと才生は、自分の家族を自殺に見せかけて殺したのです。
しかも、その理由が「自分の思い描くような完璧でない家族に嫌気がさしたから」。
謙人は、そんなとんでもない理由で実の父親に殺されそうになったのです。
植物状態にあった謙人は意識だけははっきりしており、父が事件を仕組んだことを自ら口走ったのを聞いていたのでした。
謙人は映画化の阻止と、父親に復讐することを誓います。
<福士蒼汰さんコメント>
登場人物の裏の顔がとても興味深くて本の進みが止まらず、真相を知った後もそれぞれの心が気になって、その後を想像してみたくなりました。
東野圭吾さんのミステリーは面白いものばかりなので、その世界に浸れることを楽しみにしています。
演じる甘粕謙人の経歴は複雑ですが彼の気持ちは1つで、その気持ちに従っている。
謙人の家族から見える家族関係、それに考えさせられることになると思います。
引用元
映画の特報では、「ラプラスの悪魔になるには覚悟が必要なんだ」という謙人の台詞があります。
その淡々とした言い方が、とても悲しくて、切なくなります。
悲劇的な運命を背負った甘粕謙人という青年を、福士蒼汰さんがどのように演じるのかぜひ見てみたいですね。
まとめ
今回は映画『ラプラスの魔女』で事件のキーを握る重要人物・甘粕謙人を演じる福士蒼汰さんについてご紹介しました。
甘粕謙人について知っていくと、とても悲しい結末を想像してしまいますね。
福士蒼汰さんの演技も見どころです。
映画『ラプラスの魔女』は、2018年のGWに公開予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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