『アメリカン・アニマルズ』とは、2004年にアメリカで実際に起こった強盗事件を映画化した作品です。
監督は、『The Imposter』というドキュメンタリー映画で英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞したバート・レインが務めます。
日本では、2019年5月17日に公開されます。
実際に起きた事件の映画化ということで、どのような映画になっているのか気になるところです。
さっそく『アメリカン・アニマルズ』のあらすじをみていきましょう。
Contents
『アメリカン・アニマルズ』のネタバレやあらすじ
ウォーレンとスペンサーは、アメリカ・ケンタッキー州で退屈な大学生活を送っていた。
日々を過ごす中で二人は、この退屈な日常を打破して特別な人間になりたいと考えていた。
二人はある日、大学の図書館に保管されている1200万ドル(約12億円)相当の画集を盗み出すことを思いつく。
そして、FBIを目指す秀才のエリックと実業家として成功しているチャズも加わり、4人で強盗計画を練る。
『スナッチ』『レザボア・ドッグス』『オーシャンズ11』などの犯罪映画を参考に、4人はついに計画を実行するべく大学図書館へ足を踏み入れる。
『アメリカン・アニマルズ』のキャストは?
あらすじに続いてキャストをみていきましょう。
エヴァン・ピーターズ/ウォーレン
ウォーレンを演じるのは、ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』などで知られるエヴァン・ピーターズです。
エヴァン・ピーターズは、2004年にドラマ映画『Clipping Adam』でデビューしました。
デビュー後は、『アメリカン・クライム』、『ネバー・バックダウン』、『キック・アス』などの映画に続けて出演。
2014年には『X-MEN:フューチャー&パスト』でクイックシルバーの役を演じました。
映画の他にも、『DR.HOUSE』、『クリミナル・マインド FBI行動分析課』、『メンタリスト』などのドラマにも出演。
2011年から放送されているドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』では、メインキャストを務め、シーズンごとに違う人物を演じています。
また、このドラマで共演したエマ・ロバーツとは2012年から交際し、2014年には婚約をしましたが、2015年に婚約を解消しました。
バリー・コーガン/スペンサー
スペンサーを演じるのは、アイルランド・ダブリン出身の俳優バリー・コーガンです。
バリー・コーガンは、2011年の短編映画『Stand Up』でデビューしました。
2017年には、『ダンケルク』や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』に出演。
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』では、インディペンデント・スピリット賞の助演男優賞にノミネートされました。
近年、注目を集めている若手俳優ですが、12歳の時に母親がドラッグのオーバードーズで亡くなるなどの過去を持っています。
ジャレッド・アブラハムソン/エリック
FBIを目指す秀才エリックを演じるのは、カナダの俳優ジャレッド・アブラハムソンです。
ドラマ『トラベラーズ』などではメインキャストとして出演していますが、日本ではあまり知られていないようです。
しかし、2016年に出演した映画『Hello Destroyer』では、バンクーバー映画批評家協会賞カナダ映画部門の主演男優賞を受賞しました。
カナダでは評価されている俳優のようです。
本作で日本でも注目されるようになると良いですね。
ブレイク・ジェンナー/チャズ
チャズを演じるのは、ドラマ『Glee』のライダー・リンなどで知られるブレイク・ジェンナーです。
ブレイク・ジェンナーは、幼い時から演技や脚本に取り組んでいました。
2012年に、リアリティー番組『Gleeプロジェクト〜主役は君だ!』に出演。
この番組では、優勝すると、ドラマ『Glee』の本編に出演することができることになっていました。
ブレイク・ジェンナーは、14人の出演者の中から優勝を勝ち取り、その後『Glee』シーズン4の第5話からドラマに出演しました。
映画では、『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に』や『スウィート17モンスター』などに出演しています。
『アメリカン・アニマルズ』実話?元ネタの真相を調査!
この映画は、2004年にアメリカで実際にあった事件を描いています。
事件はケンタッキー州のトランシルヴァニア大学で起きました。
トランシルヴァニア大学の図書館には、オーデュボンの「アメリカの鳥類」という画集が保管されていました。
この画集は、1200万ドル(約12億円)以上の価値のあるもので、4人はこの画集を盗み出すことにしました。
しかし、実際の犯行の計画は、映画を参考にするなどあまりにも無造作で、結局はうまくいきませんでした。
そして、4人は逮捕され刑に服することになりました。
本作はこのような衝撃の実話を映画化しました。
監督は、ドキュメンタリー映画『The Imposter』で英国アカデミー賞を受賞したバート・レイトンです。
バート・レイトンにとっては初めての長編映画となりますが、事件を起こした本人たちを作品内に登場させるなど、その手法が注目されています。
ドキュメンタリーとドラマを合わせた本作『アメリカン・アニマルズ』。
どのような作品となっているの楽しみですね。
まとめ
『アメリカン・アニマルズ』は実際に起きた事件の映画化作品です。
監督のバート・レインは、本作が初の長編映画となることで、どのような作品に仕上がっているのか楽しみです。
また、事件を起こした本人たちを作品中に登場させるなど、その手法も注目したいですね。
キャストは有名な役者というわけではありませんが、実力は十分あり、これからの活躍が期待されます。
ストーリーだけでなく、監督やキャストにも今後注目してみると良いでしょう。
日本では2019年5月17日に公開されます。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す